FAIRY TAIL~世界を見通す瞳~   作:星の王子(笑)。

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その眼に宿るは

「やるようだなしかし・・・常闇回旋曲(ダークロンド)

 

禍々しい魔力が放出されていく

しかし岩陰に隠れているウェンディを見つけるとブレインは魔法を止めた

 

「……ウェンディ……」

 

「え?え?」

 

「どうしたブレイン?」

 

「知り合いか?」

 

「間違いない…天空の巫女」

 

「天空の…」

 

「巫女?」

 

「これはいいものを拾った。来い!」

 

「きゃあ!」

 

ブレインは雲のようなものでウェンディを捕まえる

 

「ウェンディ!」

 

「何しやがる…」

 

「金に…上下の隔て無しデスネ!」

 

「なっ!?地面が!」

 

「シャルルー!」

 

「ウェンディー!」

 

ウェンディはしっかり手をつかんだ。

が、掴んだ手の主は……

 

「あ」

 

「あれ?」

 

「!!!」

 

ウェンディが掴んだ手はなぜかハッピーのものだった

 

「きゃああああ!」

 

「ナツー!

 

「ウェンディー!」

 

「ハッピーィ!」

 

「うぬらにもう用はない、消えよ!」

 

禍々しい闇の魔力がナツ達に迫る、が…

 

岩鉄壁(がんてつへき)!」

 

「土遁・万里土流壁」

地面から突如現れた大きな岩の壁によって阻まれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ルーシィ…すまん…」

 

エルザさんは苦しみながらルーシィさんの名前を呼び

 

「ベルトを借りる」

 

「え?きゃああああ!!」

 

ルーシィさんのベルトを引き抜いた

 

「「「おおおおおお!!」」」

 

「見るなぁ!!」

 

するとエルザはルーシィから借りたベルトで変色している腕を縛り、換装して取り出したハンカチを口で強く噛みしめる。そして換装した剣を一本落とし、請う。

 

「何してんのよエルザ!!」

 

「すまん…このままでは戦えん。切り落としてくれ」

 

エルザさんは毒にやられる腕を出して言った。

 

「バカなこと言ってんじゃねぇよ!」

 

「そうだよエルザ!」

 

「だが、このままじゃ私は戦えない」

 

「…分かった、俺がやろう」

 

リオンはあっさりと剣を抜き、エルザの前に立つ。

 

「リオンテメェ!」

 

「今この女に死んでもらうわけにはいかん。これは仕方のないことだ、グレイ」

 

エルザを庇おうと前に立つグレイだが、それをどかそうとリオンは迫る。

 

「…おい、シャルルだったな……奴は、ウェンディとやらなら治療ができるんじゃないのか?」

 

それまで俺は黙っていたが、咄嗟に思ったことを聞く。確かグランディーネは天空魔法という治療魔法を使えていたことからもしやと思ったが、

 

「え、ええ…あの子は解毒だけじゃなくて治療や痛み止めの魔法も使えるわ」

 

「治癒って‥‥失われた魔法(ロストマジック)じゃなくて?」

 

「まさか、天空の巫女っていうのに関係あるの?」

 

「‥‥何だ、それ?」

 

「ブレインって奴が言ってたのよ。ウェンディの方を見て、確かに」

 

「あの娘は天空の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)、天竜のウェンディ」

 

「ドラゴンスレイヤー!?」

 

「‥ウソだろ‥‥!?」

 

思わず全員の表情が歪んでしまうのが一目瞭然だ。あの小さな女の子が、竜を滅する力を持つという魔道士、それも子供で滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)という世界でも片手で数えるぐらいしかいないかもしれないほどの希少価値の高い人間だった。

 

「ウェンディの力を必要としてる‥となると、相手も誰かを治そうとしてる?」

 

「それはわからないわ。でも、今私たちに必要なのも、やっぱりウェンディよ。目的はわからないけど、ウェンディの力を使われる前に見つけ出した方がいいわね」

 

「…なら簡単だ、あいつ等全員殺して連れてくるだけだ」

 

 

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