HIROKI ~神の一人語り~   作:hiroki様は神

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二 話 目

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最後に彼女と会ったのはいつだっただろう

最後に彼女と話したのはいつだっただろう

最後に彼女からLINEが来たのはいつだっただろう

 

いつしか俺と彼女の心の距離は少しづつ、少しずつ離れていった

このSSH生の俺になら彼女との遠距離恋愛も乗り越えていける、そう思っていた

俺の何がいけなかったんだろう

顔?性格?学力?それともほかの何か?

いや、そんなはずはない、彼女は俺に言っていた

「hiroki君って完璧だよね、私とは大違い!」

あれは俺の聞き間違いだったのか?このSSH生の俺が聞き間違いをしたというのか?

違う、確かに彼女は言っていた、俺のことを「完璧」だと

 

 

 

 

 

 

今日、彼女と別れた、どちらが「別れよう」と言い出したわけでもない

自然に、ごく自然に発せられた「別れよっか」の一言

その一言は冷え切った俺たちの関係を断ち切るには十分すぎた

最後に十字路で俺と彼女が分かれるとき彼女は言った

「hiroki君って完璧だよね、私とは大違い」

あぁ、そういうことか、そうだったのか

なぜ今まで気づかなかったんだろう

俺は「完璧」だったんじゃない「完璧すぎた」

彼女は普通の、ごく普通の女子高生だった、

そんな彼女は「完璧」な俺に対して劣等感をかんじていたのだろう

…SSH生なんて所詮肩書、俺は人間としての「他人を思いやる心」に欠けていたのか

 

そういや俺は中学生の時は周りに人がいなかった

俺が完璧故のことだと思っていたが今思えば違う

「俺が完璧だったから」じゃない「他人をおもいやる心」がなかったんだ

 

…なんだ、全然完璧じゃないじゃないか

SSH生は常に人より上?

SSH生は他人に命令されてはならない?

SSH生は周りから敬われる存在?

ちがう、全然そうじゃない

俺はうぬぼれていたんだ「SSH生としての自分」に

 

その日、俺は久々にkurarinserverにログインした

久々にkurarinと話したときkurarinは俺にこういった「そういや彼女は?」

俺は言った「あぁ、別れたよ」と

kurarinも俺の心が沈んでいるのを察したんだろう、

一分ほど返信がなく、アバターも動いていなかった

しかし、彼は少しして言った「ざまぁぁwwwwww」と

あぁ…俺はここでも「周りを思いやる心」にかけていたのか

おそらくkurarinも「こいつ人のこと考えないな」とか「彼女の話してきてうざい」

などと思っていたんだろう

 

 

俺には 居場所 が無くなっていた

 

 

俺には「思いやる心」がなかった

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