ナルトに憑依したオレは木の葉隠れ里から逃げた。 作:ブローバチ
雲一つもない晴れやかな天気に道沿いに大きなリュックを背負い歩いてる一人の少年がいた。
「いやぁ~影分身で自分の葬式に出るなんて思わなかったってばよ」
へらへらと笑い、影分身で見た自分の葬式を思い出し笑いをする。
「しっかしあの糞爺め、今更真実を言いやがって遅いんだよ。迫害する前に里の糞共に真実を言えってんだ!」
三代目を罵倒するこの少年の名はうずまきナルト。
木の葉で死んだ筈のナルトが元気に歩いている。
「おい、ナルトこれからどうするんだ?」
すると頭の上に一匹の子狐が喋った。子狐の尻尾には九本の尻尾が生えている。
「ん~…、そうだなぁ~三年間は修行しながら各地の里の観光かな? そんでもって三年後は大蛇丸の木の葉崩しするからその時に大蛇丸と接触する予定。後の事はまだ未定さ」
「ふん、なら良いが目的地は決めてるのか?」
「行き先は砂隠れの里だ。砂隠れ里には守k「却下だ。バカ者!」いっだぁ?!」
九喇嘛はナルトの頭を噛みつく。
「イダダダダダダダッ!! 痛いってばよぉーーー!!!!」
「何故あの一本狸の所に行くのじゃお前は!! ワシの今の姿を見たらあの糞狸に何を言われるか――――」
「油揚げ! 次の町に着いたら油揚げ五枚買ってあげるってばよ!!」
ナルトの必死の叫びに九喇嘛は体をビクッて震えた。
「………十枚だ。それがダメなら言うこと聞かないぞ」
「分かったよ次の町に着いたら油揚げ十枚な」
「ならキリキリと歩けナルト」
九喇嘛は九本の尻尾を嬉しそうに尻尾を振るがナルトはため息を吐いて歩き出す。
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「はぁ~やっと着いたってばよ!!」
歩き続けてやっとついた場所は短冊街。
「おいナルト。早く油揚げを売ってる店に行け! ワシは早く油揚げを食べたい!」
興奮してるのかナルトの頭を小さい前足でポンポンと叩く。
「わーてるよ。今から買いに行くってば! (何だか九喇嘛が幼年期に戻ってるぞ?)」
「早くしろナルトォーー!!」
「イッテェーーーーーーッ!!」
モタモタしているナルトの頭を思いっきり噛みつく九喇嘛。急いで油揚げを売っている店を探しやっとお目当ての油揚げを購入した。購入するまで九喇嘛に噛みつかられた回数は五回だった。
丁度夕方になってきたので宿を取ることになり、一室を借りることが出来た。
「おい九喇嘛! 人の頭を噛みつくなってあれほど言ったろ! ハゲたらどうするんだってばよ!!」
ナルトが怒るが九喇嘛は油揚げを美味しそうに食べてるがナルトの話を無視をする。
「油揚げウマーー♪」
「キャラ崩壊してんなぁおい。つーかそんな事言ってる場合じゃなかったってばよ。いい加減に人の話を聞け九喇嘛!」
「……邪魔をするなナルト。ワシは油揚げを食べてる途中じゃぞ」
九喇嘛は鬱陶しいそうにナルトに睨み付ける。
「ナルトって呼ぶのもう止めろってば。もう、うずまきナルトは死亡扱いになっているんだ。今後は別の名前で名乗ることに決めたから」
「ほぉう、お前にしてはちゃんと考えてるのだな?」
「いい加減にオレをおちょくるなよ九喇嘛? 今後一切油揚げを買ってやんねぇぞ」
ナルトの言葉で九喇嘛は涙目で睨む。
「ナルトォォォ。貴様ァァァ!!!」
「黙って聞けよ九喇嘛。先が進まねぇからよ。今後オレの名前はうずまきナルト改め、ななうずシオンに決めたからよ。名前言うときシオンって呼べよ」
九喇嘛に言うとフンって鼻で返事した。
ナルト改めシオンと九喇嘛は温泉に入り、夕食を食べて暖かい布団に眠りについた。