俺ガイル短編SS集in炊飯器   作:EX=ZERO

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長いので分けました

ところで作者はどういうわけか葉山のCVが櫻井孝宏で変換されてしまうのです
似てる気はしますがなぜなんでしょうかね?


八幡「もしも俺の兄妹が小町じゃなかった場合」その1

take①雪乃 

 

八幡「ふあぁ…眠っ」

 

雪乃「あらおはよう兄さん、遅かったわね

   今日はゴミ出しの日だったのだけどこんなところにもまだ…」

 

八幡「朝っぱらから人をゴミ扱いするのやめてね」

 

八幡(相変わらず俺の愛する天使様は毒舌なことで)

 

雪乃「はい、朝ごはん」コトッ

 

八幡「おう、いつもすまないね」

 

雪乃「そう思っているなら次からは兄さんが作って頂戴」

 

八幡(それは言わない約束でしょーとかは…うちの天使様には無理か)

 

カマクラ「ニャー」

 

雪乃「あら?ふふふっ、ニャー」ニコニコ

 

八幡(その天使の笑顔、少しでも俺に向けてはくれませんかね…?

   しかしアレだな…ホントこいつ猫好きだよな、そうしてるとマジねこねこしい)

 

雪乃「…なにかしら、人のことじっとみて気持ちわるいわよ兄さん」

 

八幡「へいへい」モグモグ

 

八幡(俺も猫になれば雪乃は俺を養ってくれるだろうか?

   いや無理そうだな、保健所に連れてかれる未来しか見えん)

 

 

 

take② 結衣

 

八幡「ZZZ...」

 

結衣「お兄ちゃん起きて!寝坊してるよ!」ドンドンッ

 

八幡「うう…あと30分…」

 

結衣「こらーっ!二度寝しようとすんなっ!」ガンガンッ!

 

八幡「ドアを蹴るんじゃない、ご近所迷惑だし壊れるだろうが」ガチャッ

 

結衣「っ…お、おはよう…お兄ちゃんっ……」▼ゆいゆいはお兄ちゃん大好き

 

八幡「お、おう…おはよう」

 

八幡「って待て、寝坊って事は……!」

 

結衣「お兄ちゃん、今日の朝食はあたしが頑張って作ったよ!」フフン!

 

八幡「お、おう…」

 

八幡(うわぁまじかよ…)

 

 

▼食卓に並ぶ真っ黒い何か

 

 

結衣「えへへ…ち、ちょっと失敗したかもだけど」

 

八幡(どこが?なんでこんなとこに暗黒物質があるんですかね)

 

八幡「その、味見…とかは?」

 

結衣「してないよ?だって、その…最初はお兄ちゃんに食べて欲し…くてっ…」▼上目遣い

 

八幡「ぐはっ!?」

 

結衣「お兄ちゃん!?」

 

八幡(うっかり告白して振られるところだったじゃねえか…

   落ち着け、落ち着けOKクールになれよ八幡…結衣は俺の可愛い妹だ、天使なんだよ

   俺たちは千葉の兄弟だが一線を越えるのはダメだ…!)

 

八幡「何でもない、よ、よしそれじゃいただきます」

 

結衣「うん!召し上がれ!」ニコニコ

 

―ガリッ..!

 

八幡「ぐはっ……」バタッ

 

結衣「ふえっ!?お兄ちゃん!お兄ちゃーんっ!?」

 

 

 

 

 

take③ 義輝

 

八幡「眠っ……義輝の奴、新作できたとか言って徹夜してまで読ませといて

   結局そのへんのラノベパクっただけじゃねえかよ…」

 

義輝「我が半身よっ!目覚めの時であるっ!」ドンドンッ!

 

八幡「朝っぱらからうっとおしいぞ義輝、お前のせいでこっちは寝不足なんだぞ」ガチャッ

 

義輝「モハハハハ!それは我の作品を気に入ってくれたということで良いのかな?」

 

八幡「あー、はいはい。世界一面白いよ」

 

義輝「あ、兄者…そんな適当に言われても」

 

八幡「じゃあ真面目に言うが今度はなにパクったんだ?この展開とか妹爆発のパクリだよな?

   毎回言うがお前の作る設定途中で色々破綻するんだよ

   なんで妹しかいない世界でお兄ちゃんの概念があんだよ、ご都合主義以前の問題だ

   それにあそこで妹が爆発する意味も、した後に服が脱げる意味もない。」

 

義輝「ぐふぅ…!?そ、それはそのっ!

   最近のラノベにはそういう要素が必要で」

 

八幡「お前いつも俺の部屋からラノベ持ってって読んでんだろ?あんましねえぞそういう要素

   つーか作家になりたいならラノベだけじゃなくて純文学とかそういうのもちゃんと読め

   パクるのは設定じゃなくて文章の流れとか表現をだな…」ブツブツ

 

 

八幡「つーわけで、また書いた時に指摘してやるから遠慮せず持ってこい」

 

義輝「兄者…そこまでして我の作品を……!」

 

八幡「可愛い弟の夢、応援しない兄がどこにいんだよ」

 

八幡(というか今更挫折されても困る、そしたらこいつになんの取り柄が残るって言うんだ…)

 

義輝「むおおおおおん兄者ああああああ!」ダキッ

 

八幡「おい馬鹿よせっ!暑苦しいだろうが、てかお前重いんだよっ…!うぐぅ…」

 

 

 

 

 

take④ 沙希

 

沙希「兄ちゃんさ、専業主夫になるつもりなの?」

 

八幡「おう、止めてくれるな妹よ」ムグムグ

 

沙希「その台詞あたしが作ったご飯食べてる状況でよく言えるね」

 

八幡「うっ…あ、いやそれはだな…俺よりお前の作る飯の方が何倍もうまいからそのえー…」

 

沙希「……はぁ、兄ちゃんもう少し現実見なよ」ジトッ

 

八幡「こんな腐った社会で働きたくないんだよ」

 

沙希「でも前は朝帰りするまでいろんなバイト掛け持ちしてたじゃん」

 

八幡「ハチマンヤレバデキルコ、超頑張った」

 

沙希「でもあれはもうヤメて、さすがにそれは…心配だから」

 

八幡「エンジェルラダー」ボソッ

 

沙希「!?」

 

八幡「前にお前そこでバイトしようとしたよな?さすがに兄としては看過できん

   アレでわかっただろ?家族に朝帰りされる気持ちがよ」

 

沙希「兄ちゃん…」

 

沙希(でも兄ちゃんバイトで朝帰りした時親二人何も言わなかったよね)

 

八幡(そういや俺がバイトした時…親が俺を怒るどころか

   もう住み込みで働いてきちゃえば?とか言ってたよな…地味に傷つくわ)

 

八幡「うん、俺はもう一生分働いた、これからはヒモとして生きていくと決めたんだ」

 

沙希「いやせめてあたしより家事ができるようになってから言って欲しいよその台詞は」

 

八幡「それは…うむ、適材適所って奴だ」

 

沙希「主夫になる兄ちゃんが家事しないでどうすんのさ」

 

八幡「うぐぅ…」グフッ

 

沙希「まったく…」

 

 

 

 

 

take⑤ 彩加

 

八幡「おはよう、彩加」キリッ

 

彩加「おはよう、お兄ちゃん」ニコニコ

 

八幡(ああ、今日もうちの天使は可愛いなぁ…)デレデレ

 

彩加(お兄ちゃんやっぱりカッコイイなぁ、僕と違って男らしくて)

 

彩加「お兄ちゃんどうしたの?」

 

八幡「ん?いや彩加に見蕩れてただけ」デレデレ

 

彩加「え、お兄ちゃん何言って…」

 

八幡「はっ!?す、すまん寝ぼけてた…」

 

彩加「もうお兄ちゃんったら!また僕をからかって!」プンプン

 

八幡(うわぁ何この気持ち、なんでそんなに可愛いの?

   なんで弟に生まれちゃったの?妹じゃダメなの?

   千葉の兄弟じゃなくて兄妹になろうよ)

 

彩加「お兄ちゃんどうしたの…?今日のお兄ちゃんちょっと変だよ…??」▼上目遣い

 

八幡「ぐはっ!?」バタッ

 

彩加「え?お兄ちゃん…!?」

 

八幡(か、かわいい………)

 

 

 

take⑥ 静

 

八幡「で、また振られたと」

 

静「ああ、ちょっとナヨナヨしてたんでバシっと言ったらそのまま怯えるように…」

 

八幡「だから言ったんだあいつはお前の見た目だけしか見てない毒虫だと

   やっぱりあの虫野郎〆めておけば…」

 

静「それは問題ない、乙女心を傷つけたあいつには既に私が鉄拳制裁を加えておいた」

 

八幡(既に殺っちゃったのかよ)

 

静「しかし兄よ、すまなかった…話し合いで兄の反対を押し切って交際した結果があれとは…」

 

八幡「話し合い…ね」ヒリヒリ

 

八幡(殴られたの一週間前なんですがまだ痛いんですよ?静ちゃん

   拳で語るというのは話し合いのうちに入りませんよ?)

 

静「なにか言ったかね?」ピクッ

 

八幡「いっ!?なっ、なんでもないでひゅ…」

 

八幡(ふえぇ…うちの天使が悪魔になりかけてるよぉ)

 

八幡「しかしこれで何回目だ?

   そう振られてるのを見てるとな、兄として少し辛いものがあるんだが…」

 

静「うっ…」

 

八幡「ゴミのような羽虫共が悪いのはわかる

   でもお前もお前で直ぐに手が出るのもどうかと思うぞ?

   そのうち誰からも…なんて」

 

静「で、でも私はまだ中学生だ、これからだこれから!

  高校や大学…さらには大人になればもっと素敵な出会いがあるはずなんだ!

  だから兄よ、止めてくれるな!」

 

八幡「…そ、そうか」

 

八幡(でもなんだろう…この子ずっとこの調子で振られ続けて

   生き遅れそうで心配なんだけど、俺?無理無理永遠ぼっちですよ)

 

静「兄よ…今物凄く失礼なこと考えてるだろう?」ギロッ

 

八幡「いや、俺は別になにも「フンッ!!」ごはぁ…!?」バタッ..

 

静「はあ…彼氏欲しい」シュン..

 

八幡(その暴力ヒロインみたいなのやめればいいんじゃないですかね…ぐふっ)

 

 

 

 

take⑦ 隼人

 

八幡「俺は生まれた時に色々なものを母親の中に置き忘れたんだ」

 

八幡「そして置き忘れたものが巡り巡ってお前という完璧王子を作り出したわけだ」

 

八幡「つまりお前が文武両道イケメンリア充なのは俺が残してきたものであり

   俺の本来あるべき姿というわけだ、そのへんどう思う?可愛い弟よ」

 

隼人「兄さん…いきなりどうしたんだい?」

 

八幡「いや、クラスの女子に告白したら弟のお前が好きだとか言われてよ……」

 

隼人「……。」

 

八幡「さらには別の女子から呼び出されたと思えばお前を紹介してくれ紹介してくれと…」ズーン

 

隼人「あの…さ、兄さん今度の休日に友達と集まるんだけど一緒に行かないかい?

   もしかしたら兄さんを気に入る人が居るかもしれないしさ」

 

八幡「ばっかお前、休日はアレがアレで忙しいんだよ

   それにお前の輪の中に俺という異物が混入してみろ、お前も、友達も絶対後悔すっから」

 

隼人「ええっとそれは…というか兄さんアレってまたプリキュアかい…?」

 

八幡「またとはなんだまたとは、今時プリキュアは幼稚園児でも見てるっつーの」

 

隼人「それ幼稚園児でもっていうか幼稚園児向けであって俺たち中高生や大人が見るものじゃ…」

 

八幡「だがな、その大きなお友達のおかげで

   こうして今もプリキュアが続いているって事実を忘れてはならないぞ」

 

隼人「そう…なのか、あんまり知りたくなかったよそんな事」ギリッ..!

 

八幡「おう、知れ知れ

   人はそうやって汚い部分をみて大人になっていくんだ」

 

隼人「兄さんは大人をいったいなんだと思っているんだ……」

 

八幡「とりあえず飯食え飯、朝練間に合わなくなるぞ」コトッ

 

隼人「ん?あっ!しまったもうこんな時間…!

   ごめん兄さん俺行かなきゃ!」ダッ

 

八幡「おい行儀悪いだろ…ったく、気をつけろよー」

 

八幡(しかし我が弟ながらなにしても絵になるなぁ…

   やっぱあいつのリア充成分、少し俺にも分けて欲しいぜったく)

 

隼人(相変わらず兄さんは一人でも気楽で楽しそうで羨ましい…

   俺も兄さんみたいに気楽な人間になりたかった…)

 

 

 

 

 

つづく

 




補足ですがこの話のサキサキは比企谷家の妹なので大志や京華はいません。
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