やはり俺の脳選択肢が選ぶ学園ラブコメは全力で間違っている   作:kazegaiqpu

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2話目です〜
誤字訂正など教えてもらえると幸いですm(__)m


生ゴミの匂いは青春の香り

「まあ、立ち話もなんだし座ったら?」

「どーも」

長机の端っこと端っこに置いてある椅子に彼女と俺は腰掛ける。

そして心に抱いている一つの質問を投げかける。

「というかここ何部なんだ?」

無理やり連れてこられた俺は何もまだ分かっていない。

「何部だと思うかしら?」

手に持った文庫本を机に置いてこちらを見てきた。

その仕草にドキッとしたのは置いといて、俺は周りをみる。

何もない教室、そこにあるのは長机と二つの椅子そして俺と彼女の二人である。

「文芸部だな」

「その心は?」

「この部屋には何もない。加えてみた感じ部員は一人と考えられる。部費がなくても活動できるということだ。そして文庫本を読んでいる。これは文芸部だと思ったからだ」

さすがの彼女もこの推理には納得したらしい。ふむと小さく息をつく。

「はずれ」

そのあと雪ノ下はフッとすっごい馬鹿にした感じで笑った。

ほほう、結構ムカついちゃったぞ☆

「じゃあ何部なんだよ?」

少し苛立ちの入った質問で問いかける、だが彼女は全く気にする素振りもなくクイズを続行する。

「では最大のヒント。私がこうしていることが活動内容よ」

沈黙が走る。駄目だ全くわからない。

「降参だ。何部なんだ?」

「比企谷君。女子と話すのは何年ぶり?」

唐突になんの脈絡もなく、彼女は質問を投げかける。

本当に失礼なやつだ。

あれは確か2年前の6月

 

「ちょっと、マジ暑くない?」

「むしろ蒸し暑いよね」

「え....あ、ああ、うん、そうだね」

 

みたいな。まあその子俺の右斜め後ろの子に話しかけてたんだけどね。

いやちょっとそれより雪ノ下さん何で年単位で聞いてるの。普通日単位でしょ。まあ、図星なんだけどね。

俺がバットトリップしていると、雪ノ下は高らかに宣言した

「持つ者が持たざる者に慈悲の心をもってこれを与える。人はそれをボランティアと呼ぶの。途上国にはODAを、ホームレスには炊き出しを、モテない男子には女子との会話を。困っている人に救いの手を差し伸べる。それがこの部の活動よ」

いつの間にか雪ノ下は立ち上がり、自然、視線は俺を見下ろす形になっていた。

「ようこそ奉仕部へ、比企が、いえ、比企ガエル君。歓迎するわ」

とても歓迎されているようには聞こえないことを面と向かっていわれて、おれはちょっと涙目になる。

てか比企ガエルもうやめて、本当に泣いちゃうよ?

思いっきりへこまされたところへ追い打ちがはいる。

「頼まれた以上、優れた私は哀れなあなたを救う義務がある。だから責任は果たすわ。感謝しなさい」

まるで彼女は神で俺はただその神に創られ、神がいなければいきてはいけない。そんなことを考えさせられる言葉だった。

「このアマ.....」

だが、ここは言ってやらねばならない。俺が哀れむべき対象などではないことを。

「俺はな自分でいうのもなんだが、そこそこ高スペックだぞ。国語学年3位!顔だっていいほうだ。友達と彼女がいないこと以外は俺は非常に優秀だ!」

そう俺は優秀だ。最後の友達と彼女がいないのも絶対選択肢のせいであり、決して小学生から中学生まで友達がいなかったとか、絶対選択肢がなかっても俺はぼっちになるとかそんなんはないんだからね。

一人言い訳をしていると雪ノ下はこめかみに手を当ててまるで生ゴミをみるようなそんな目でこちらを見ていた。

 

【選べ ①「もっと!もっとそんな目で見てください。グヘヘ。 ②生ゴミ臭くなる。③生ゴミになる。】

 

まてまて①とか死ぬから。雪ノ下さんにこんなこと言ったら俺死んじゃいますから。てか◯◯になるシリーズはなんなんだよ。論外だから。これは...消去法で②しかない。

 

そのあと雪ノ下さんが俺を見る目が生ゴミをみる目よりひどくなったこと。部室にいられないほど臭い匂いが充満したことは言うまでもない。

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