漆黒のガンダム   作:忍び

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どうも半年ぶりっす。いろいろあり、なかなか投稿するのが遅くなりました。第二作品になるので応援してください


第一話

火星

アーブラウ領ウリュセ独立自治区の郊外にある荒れ果てた丘にCGS と書かれた建物にある機密部屋に褐色の肌と銀髪の少年が寝ていた。

そこへ紫色の髪と黒髪の少年が入ってきた。

 

「お、いたいた。おーい、オルガ」

 

オルガと呼ばれた少年は紫色の髪の少年の呼び声で目が覚める。

 

 

「何だヤマト、ミカ」

 

「社長が読んでる」

 

「マルバの親父が?」

 

オルガが欠伸をすると出入口に白い腹巻きをした黒人のおっさんに怒られ、部屋を出ようとする。

三日月は出る際ケーブルに繋がれた白と黒のモビルスーツを見てからオルガとヤマトの後を追う。

 

オルガと別れた三日月とヤマトは自分達と同じ部隊のユージンとシノ、明宏達がいる場所に集まり、CGS と書かれた上着と黒のタンプトップスを脱いで上半身裸になり、それぞれのモビルワーカーに乗り込み背中にデバイスを装着しアラヤシキを起動させ、模擬戦を行った。

 

辺り一面草木が一本もない大地で三日月が乗ったモビルワーカーは、明宏が乗った青、シノが乗ったピンク、ユージンが乗った黄、ヤマトが乗った黒のモビルワーカー四機と戦っていた。

黄のモビルワーカーが白のモビルワーカーを攻撃しようとするが白のモビルワーカーから攻撃を受けてしまい動かなくなり、ピンクのモビルワーカーも白のモビルワーカーを攻撃するが攻撃を受け動かなくなった。

その直後、白のモビルワーカーが後ろへ移動すると先ほどいた場所に青のモビルワーカーのペイント弾が当たる。

青のモビルワーカーの完全な不意を突いた攻撃をあっさりとかわされてしまい追撃をするが攻撃を受けてしまう。

残った黒のモビルワーカーは真っ正面から白のモビルワーカーに突っ込む。

白のモビルワーカーは攻撃をするが黒のモビルワーカーはかわし、逆に黒いのモビルワーカーが攻撃するが白のモビルワーカーもかわす。

二機の操縦技術は互角で攻撃が当たらない。

そして二機が同時の攻撃を受けてしまう結果に終えた。

 

 

「俺たちがお嬢様の護衛?」

模擬戦を終えた三日月、ヤマト、ユージン、シノの四人がリーダーのオルガと整備班のビスケットと一緒に昼飯を食っている最中に社長のマルバからの仕事を聞いたユージンはオルガに訪ねる。

 

「お嬢様って良い匂いとかしているんだろうな~。な、三日月?」

 

「お嬢様て言っても同じ人間だし。そんなに変わんないだろ」

 

お嬢様という言葉に反応したシノのスケベ発言に興味が無い三日月はモグモグと昼飯を食べた。

 

「はぁ~!?」

 

「三日月に言っても無駄だって」

 

「そうですよ。女に飢えていない三日月さんにうんな事聞いても分かんないですよ」

 

興奮したシノをヤマトと調度水を配りに来た年下のダンテが宥めようとする。

 

「しかし、あれだな。社長もよ口だけの社員様より結局は俺たちの力を認めてるって事なんじゃねえの?で、これを切っ掛けによ社員の奴らを出し抜いて俺らが一軍になって・・・」

 

「いくらマルバの親父が網羅したって、使い捨ての駒しかねえ俺らを認めるわけねえだろ」

 

ユージンは自分の話を悲観的に否定するオルガに切れる。

 

「・・・おい俺らの三番組の隊長のお前がいつまでもそんなんだからいつまでももこんな扱いじゃねえのか!?」

 

「やめなよユージン」

 

「うるせえ!てめえは黙ってろビスケット!だいたいお前は・・・・!」

 

「はーい、ストップ」

 

ヤマトはヒイトアップするユージンにスプーンを見せつける。

 

「なんだよヤマト!?」

 

「昼間からそんなに騒いだら迷惑だし、それに三日月が不機嫌になってるぞ」

 

「は?っ痛たたた!」

 

突然、無表情ながら不機嫌な三日月に耳をつねられるユージンは涙目になり悲鳴をあげる。

 

「・・・ユージン、喧嘩か?俺は嫌だぞ」

 

「痛い、痛い!」

 

「別に喧嘩じゃあねえよ。な?」

 

「!ああ」

 

喧嘩じゃあないと言われた三日月は耳から手を離し、モグモグと昼飯を食べる。

それからいつものようになる。

 

 

数日後、護衛のクウデリアとメイドのフミタンがCGS にやって来た。

その日の夜、三日月と一緒に社内を走っていると信号弾が上がった。

ヤマトは三日月と一緒に急いでモビルワーカーがある倉庫へ戻る。

数十秒後に大量のランチャーがCGS を襲う。

ヤマトは三日月と明宏と一緒にシノの隊と迎撃をする。

 

「クソ金持ちかよバカスコ打ちやがって、誰か知らねえがこのまま俺達を塩漬けてか」

 

 

「さあな」

 

「・・・来る」

 

すると、爆風により出来た土煙から赤いモビルワーカー隊が現れた。

 

「あれは!!」

 

仲間の一人が敵のモビルワーカーを見て驚く。

他の仲間達もそのモビルワーカーを見て驚いた。

 

「ギャラルホルン!?」

 

「何で彼奴らが!?」

 

仲間達は一瞬驚いたが直ぐ様ギャラルホルンのモビルワーカー隊と交戦する。

しかし、火力の差があり苦戦を強いたげられている。

 

「おら!」

 

ヤマトはギャラルホルンのモビルワーカーを一機倒すと距離を取る。

 

 

「悪い、遅れた」

 

「遅いぞオルガ!」

 

「すまねえ。ミカと明宏、ヤマトはシノの隊と下がって補給を急げ」

 

シノの野次に謝り、全体の指揮を務めるオルガ。

それからオルガの素早い指揮が飛び交うが状況は著しくない。

すると、補給が終えたシノの隊と一緒に出撃したダンテのモビルワーカーが一人で前へ出た。

 

「おい!」

 

「向こうの方が硬いんだ!近づかなきゃ!」

 

シノは注意をしようとするがダンテの頭には入らず前へ進むが地面に着弾した衝撃で体勢が崩れてしまう。

 

「動け!足止めたらしぬぞ!」

 

シノの言葉通りにギャラルホルンのモビルワーカーがダンテをロックオンした。

殺られるとダンテは思った。

しかし、ギャラルホルンのモビルワーカーの装甲板に穴が空く。

 

「・・・・ごめん。遅れた」

 

「三日月さん!!」

 

ダンテにシノの所に戻るように言うと鼠の様に素早く動きギャラルホルンのモビルワーカーを翻弄し倒していく。

 

「お前ばっかりいい格好させるかよ」

 

「一人で突っ込むな三日月!」

 

そこへ明宏とヤマトも混ざり、三人で互いの背中を預けるように戦う。

 

「よし、ミカと明宏、ヤマトが食らいついた。混戦であの三人に勝てる奴はそうはいねえ。今のうちになるべく負傷者を下げるぞ」

 

「でもよ、こんなのは時間稼ぎだ。じり貧なのは変わんね。それより一番隊の奴らはどうした。何時になったらくるんだ」

 

ユージンは自分達を陽動に使った一番隊の奇襲があまりにも遅すぎて焦燥感が積もる。

その言葉にオルガは自分の中にある悪い方の予感に苦虫を潰したかのようになる。

 

「オルガ!」

 

すると、ビスケットからの通信が入る。

 

「ビスケット!!」

 

「オルガ、悪い方の予感が当たったよ。本隊は今、社長と共に裏口から全速力で戦闘域を離脱中」

 

「おいおい、どうするんだよオルガ。このままと俺たち全滅だぞ・・・」

 

自分達を置き去りにした事を知ったユージンは絶望をした。

 

「大丈夫だ」

 

「なにがだよ!」

 

「それだと筋が通らねえ。そうだろビスケット?」

 

「うんそうだね」

 

ビスケットは手に持っていたスイッチを押すと本隊のモビルマーカーにこっそりと着けてていた装置が稼働し信号弾が上がる。

 

「あれは・・・」

 

「どうやら、俺たちのために囮になってくださるそうだ」

 

信号弾に気づいたギャラルホルンのモビルマーカー隊は本隊を逃さないように隊を分けた。

それにより数が減り、負担がかなり減った。

「さて、反撃といこうか」

体勢を立て直した別動隊が前に出ようしたその時、砲撃が当たる。

「重砲!?どっから・・・」

オルガは砲撃が来たと思われる方向を見るとギャラルホルンのMS三機 が現れる。

 

「まったく、この程度の施設制圧に一体何を手間取っている!モビルワーカー隊は全員減給だ」

 

司令官であろうMS のスピーカーからパイロットの声が戦場に響き渡る。

 

「おいおい嘘だろ」

 

「MS が相手じゃあ」

 

「逃げなきゃ」

 

「逃げるだってどこへ」

 

「そうだ。どこにも逃げ場なんてねえぞ。はなっからな。・・・・なぁ、ミカ!」

 

「うん。で?次どうすればいいオルガ?」

 

 

 

 

 

「おらおら!!」

 

雄叫びと共にギャラルホルンのMS へ攻撃するヤマト。

しかし、分厚い甲装を貫けるはずがなく豆鉄砲を打ったれたかのように平然としている。

それでも諦めずに攻撃を続ける。

ヤマトだけではなくこの場にいる全員が攻撃を続けるが

まるで虫を踏み潰すかのように一人、一人とMS に倒されていく。

すると、明宏を狙った重砲が外れ基地へ当たる。

 

「やめろ、基地には俺の仲間が!」

 

基地を攻撃されまいと弾幕を張るダンジだが、空き缶のように蹴り飛ばされる。

 

「ダンジ!!クソッ、ダンジが!」

 

「落ち着けシノ!今は三日月が来るまで少しでも時間を稼ぐんだ!」

 

「ヤマトの言う通りだ。みんな、耐えてくれ!!あと少しであと少しで・・・!」

 

すると、ギャラルホルンのMSがオルガとユージンが乗ってモビルワーカーを見る。

 

『貴様がこの場を指揮をしているのか』

 

頭を潰すべくオルガを狙い打つ。

 

「死ぬ死ぬ死ぬ!!」

 

モビルワーカーを操縦しているユージンは攻撃に当たらないように泣きながらトップスピードで駆け回る。

 

「・・・・・死なねえ」

 

「?オルガ?」

 

「死んでたまるか!!このままじゃあ!」

 

すると、ユージンとオルガを乗せたモビルワーカーが止まりギャラルホルンのMS と対峙する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だろ、ミカ!!」

 

突如オルガの目の前の地面が吹き飛び、メイスを持った白いMSが地面から現れる。

白いMS は地面を踏みしめてメイスを振り落としコックピットごと叩き潰した。

 

 




ヤマト・エルリック(18)
・三日月と同じでアラヤシキ手術を三回うけた少年兵。その実力は三日月と互角である。ギャラルホルンが襲撃後、動力室にあるガンダムフレーム・ガンダムマルファスを乗ることになる。
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