漆黒のガンダム   作:忍び

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どうも、お久しぶりです。
他の作品に夢中になったので遅れてしまいました。



第四話

ギャラルホルンとの戦いを終えた大和はパイロットスーツを脱いでイサリビの食堂で三日月と一緒にアトラのご飯を食べていた。

「すごい食欲だね。二人共」

「仕事の後は腹が減るんだよ」

「そうそう、体をよく使うからな」

「・・・そうなんだ」

「ん?どうしたアトラ?」

「ああゆうのってこれからもあるのかな?」

悲痛そうにアトラは三日月を心配する。

いくら三日月達が少年兵で戦う事に慣れているといっても何時か死ぬのではないのかを不安を募らせる。

先の戦いもそうだ。まだ、慣れていないMS戦で多数の敵を一人で相手にして戦った。

これから先も同じ様な事が起きると思うと心配でたまらない。

「多分ね。クーデリアを狙っている奴らがいるみたいだから」

「三日月達は怖くないの?」

「別に」

「どうして?死んじゃうかもしてないのに」

「大丈夫だよ。これがあるから」

左腕にあるミサンガを見せるとアトラの頬が赤くなる。

「おうおう、見せつけてくれるね」

大和は二人のやり取りを見てニヤニヤと意地悪そうな笑みをうかべていた。

「ち、違うよ!そんなんじゃないから!」

先よりも顔が赤くなりながら手をブンブンと振るうアトラであるが三日月はただ無表情に黙々と食事を食べるのであった。

 

食事を食べ終えた大和はイサリビの操縦室へ行くと団長のオルガと参謀のビスケットと幹部のシノ、ユージン、依頼主のクーデリアと鉄華団の今後の事について話し合っていた。

 

「オルクスがだめなら他の案内役が必要だな」

 

「やはり案内役がどうしても必要なのですか?」

 

「そりゃあ当然ですね。無事に地球までたどり着きたかったらな」

 

「俺達みたいにギャラルホルンの目から逃れたい奴はうじゃうじゃいるから下手に動けばそいつらにも目をつけられるからな」

 

クーデリアの言葉にユージンと大和は肯定する

 

「ここまでギャラルホルンと拗れた以上只の案内役じゃあだめだ。火星に残った奴等をひっくるめて頼める強力な後ろ盾」

 

「後ろ盾か」

 

「て、言っても・・・」

 

「テイワズだな。それしかねぇ」 

 

後ろ盾になれる組織を模索しようとしていた中、オルガが即座に後ろ盾になれそうな組織をあげた。

同時に空気が凍りつく。

 

「嘘だろ」

 

「テイワズ、木星圏を拠点にした複業企業の事ですね。実態はマフィアと聞いていますが」

 

「お目当てはその実態の方さ」

 

「確かにテイワズなら地球に影響力があるし、ギャラルホルンも迂闊に手を出せないだろうげど・・・」

 

「けど、どうやってテイワズに話をつけるんだ?」

 

「そうだぜ。あのテイワズが俺らみたいなガキの後ろ盾にすんなりなってくれるか?」

 

「でも、他に方法が無いし時間が過ぎていくだけだせ」

 

「大和の言う通りだ。どの道俺らは火星には戻れねぇ。だったら、前に進むしかねんだ」

 

鉄華団の今後の方針としてテイワズが拠点とする木星圏へ向かうことにした。

会議が終了すると各員は解散した。

大和はMS格納庫へ行く。

そこではみんなからおやっさんと呼ばれている雪之丞の指示の下でタカキやヤマギら整備班がバルバトスとマルファスを整備し、販売目的だったグレイズの一機を改良していた。

やる事が無いので整備班の手伝いをしていると弁当を持った三日月とアトラ、クーデリアがやって来たので作業を中断して休憩に入った。

大和は弁当を貰う子供が空くまで三日月とおやっさんと一緒に少し離れた所で弁当を子供たち配る二人を見ていた。

 

「俺もこっち手伝おうか?」

 

「あぁ、力仕事になるからな。今、細けぇ調整しているからよ。オメェ字読めねえだろ?」

 

「そうか、分かった」

 

弁当を配り終わったクーデリアは偶然三日月が字を読めない事を知って驚く。

 

「三日月あなた字が読めないの?」

 

「うん?」

 

自分が字を読めない事に驚くクーデリアの反応に首を傾げる三日月

 

「うんって、だって、あんな複雑そうな機械を動かしているのに?」

 

「字読んで動かす訳じゃないからね。モビルワーカーと大体同じだし後は・・・勘?」

 

「勘!?」

 

「そんなに驚く事かな?」

 

「ここにいる殆どは字が読めないからな」

 

「まぁ、生きていくだけ精一杯な奴が多いからな。マシな施設いた奴らは教わったようだがな」

 

「そうですか・・・」

 

クーデリアは字が読めない子供がいるのを目の当たりにして愕然していた

 

「大和、お弁当」

 

弁当を片手に大和たちがいる所にアトラが最後の一つを大和に渡してきた。

 

「アトラ、サンキュー」

 

「アトラは字読めるんだっけ?」

 

「うん。おばさんに習ったから」

 

「三日月、もし良かったら読み書きの勉強しませんか?」

 

「え?」

 

クーデリアから読み書きが出来れば本が読めたり手紙や文が書けることが出来て自分の世界が広がると教えて貰った三日月は色んな本が読めるという事でクーデリアの提案に乗った。

それを聞いたタカキを含めた何人が自分達も!と参加してくる。

 

 

弁当を食べ終えた大和はトイレに行き、来た道を戻ろうとすると突如警報がなり響き急いで操縦室に入ると正面のスクリーンに行方不明となった元CGS社長マルバ・アーケイが映っていた。

 

 

 

 




もうそろそろで鉄血のオルフェンズが完結ですね。
果たして、三日月達はどういう結末を迎えるのかが気になります。
次回は私が最も書きたかった戦闘シーンなので早く書きたいと思います。
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