なんとか仕事に慣れつつ、週一更新できるようになってきたのかなって感じです。
ナタル編はどれくらいになるかなぁとちょっと考えてみましたが、長くて20話くらいになるかなと思います。
次は誰のを書こうかなと考えている次第です。
「ふぅ……」
目が覚めてから、ずっと検査続きでさすがに疲れたな。自分で何もすることができないのが余計にストレスだ。
今日はもうひと段落したけど、明日からも検査らしい。何をするにしても看護師の人にお世話してもらわなきゃいけないのが、とても心苦しい。
しかし……それ以上に気がかりなのは、今後の僕の事だ。
両親は亡くなり、僕はこの体だ。1人で生きていくのは無理だし、施設に入ることになるのだろうか。その前に、日本に帰れるかもわからないんだけど……
と、その時。僕の病室の扉をノックする音がした。
「どうぞ」
僕の言葉の後に扉が開くと、そこには僕のよく知る人がいた。
「やぁ、少年。大変だったみたいだね」
「ヒカルノさん!?」
僕の両親の同僚で、倉持技研第二研究所の所長である篝火ヒカルノだった。よかった、いつものISスーツに白衣という変態ちっくな姿ではなかった。今日は普通にスーツだ。
「少年、今失礼なこと考えただろう」
「そ、そんなことは……」
「はは、まぁ些細なことか。それで、どうだね。体調の方は……というのも酷な質問か」
ヒカルノさんは僕の体を見て、目を伏せてしまった。つい先日会った時は、あったものがないんだから仕方ないか……。
いつもちょっとうるさいくらいのヒカルノさんが黙りこくってしまうと、なんとも調子が狂うな……。
「えっと……ヒカルノさんはどうしてここに?たしか、モンドグロッソの準備とかで忙しいって……」
「あぁ……まぁ、色々と部下に任せてきたのだよ。君が大変な時に、呑気にISいじってる場合じゃなかったからね。ご両親のことも……」
「気にかけてもらってありがとうございます……」
「君の様子を見に来るというのが第一目的だったからね。私自身、まだショックが隠せないよ」
ヒカルノさんがそんなことを言うのは珍しい……けど、この場合は仕方ないかな。僕自身も、今は強がってるだけだ。
「君が強い子でよかった。おかげで、もう1つの目的もすぐ終わりそうだ」
「もう1つ?」
「ああ。政府の方から君の今後をどうするか聞いてこいと言われていてね。君の両親はとても優秀な研究者だったからね。政府としても無下にはできないのさ」
「僕の今後……ですか……」
「ああ。政府はできる限りの支援はすると言っている。誰かに引き取ってもらうこともできるが……」
ヒカルノさんが口を噤む。僕の祖父母は既に亡くなっており、父さんと母さんには兄弟がいない。遠縁の親戚もいるにはいるだろうけど、障害を持った人を引き取るなんてしたくないだろう。
「1つの案として、私が引き取ることも考えている。あと、織斑千冬も君を引き取ると手を挙げていたな」
「千冬さんも?」
モンドグロッソの初代ブリュンヒルデ、織斑千冬さん。ISの研究をしていた両親と個人的に付き合いがあり、面識がある。千冬さんの弟である一夏とも友達だ。
「全ては君が決めることだ。まぁ、すぐに決断するのは難しいだろうからな。ゆっくり決めるといい。しばらくこっちにいる。時間を見つけて見舞いに来るから、どうするか決まったら教えてくれ」
「わかりました」
「では、そろそろ失礼しよう。病人に長話は体に障る」
ヒカルノさんはそう言うと病室を出て行った。
政府から支援を得るか、引き取ってもらうか……。
「周りに、迷惑はかけたくないな……」
んー、短いなぁ……
ナタル難しいよう……