問題児たちが異世界から来るそうですよ?~哀しき忌み子の物語~   作:切り裂き魔

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切るところが見つからなくていつもより長くなってしまった。いつもといってもまだ2話しか投稿してませんけどね。





本編どうぞ!


ギフトゲームと現状説明するって

あのあと、かくかくしかじかまるまるうまうまなことがあってギフトゲームの説明をしてもらった。要するに、

ギフトゲームは何でもあり、とのことですね、はい。

そして現在、私は絶賛迷子やってます。十六夜が速すぎるからね、仕方ないね!加速や停止使ってもいいんだけど結構疲れちゃうからできるだけ使いたくないんだよなぁ。ギフトゲームやるなら使うけど、これはゲームじゃないから使う意味がない。

つーかマジでどうしよ?叫ぶ?叫んじゃう?叫んで助けを求める?よし、そうしよう。

 

「絶賛迷子やってるので誰か助けてー!!」

 

……遠くで「ヤハハハハ!!」って聞こえたのは気のせいだろうか?まぁ、いいや。

 

「……迷子なの?」

 

「うわっ!?」

 

いつからいたのかな。全然気づかなかった。

 

「迷子だよ?」

 

「……何処行こうとしてたの?」

 

「世界の果て」

 

「……道、教えてあげようか?」

 

「よろしく」

 

「……ゲームに勝ったらね」

 

「マジで?」

 

「……マジで」

 

「わかった。やろうじゃないか」

 

「……じゃあ、ゲーム開始」

 

 

『ギフトゲーム名〈無への挑戦〉

 

・プレイヤー

時音

 

・ゲームマスター

カオス

 

・勝利条件

ゲームマスターの打倒

ゲームマスターの操る空間の支配

ゲームマスターに認められる

 

・敗北条件

無し

 

宣誓 上記のルールに則り“時音”“カオス”の両名はギフトゲームを行います。』

 

 

「……何で私の敗北条件が無いの?」

 

「……何となく?」

 

「疑問系だ!?」

 

「……じゃあ、そろそろゲーム始める」

 

「わかった」

 

「……ゲームスタート」

 

スタートと言うのと同時にカオスの方へ飛び出す。だが、

 

「ちょ、何で進めないの!?」

 

「……私のギフトの関係。このギフトを使ったとき私の近くに来た人をほんの数名だけ」

 

ギフト……。契約書類に書いてることを思い出せばカオスのギフトは空間の支配。私も似たようなことは出来るけど扱いなどは全てあっちのほうが上。私がどうこう出来る問題じゃない。……あれ?詰んだ?

 

「……因みに敗北条件がないから君が勝つまでこのゲームは終わらないよ」

 

「予想以上に鬼畜なゲームだ!?」

 

「……頑張って」

 

そりゃ頑張るけどさ、打倒なんて無理じゃん?支配の上書きも出来ないじゃん?唯一出来そうなのがゲームマスターに認められるだけどこれは私にはその判断基準が分からないから何したらゲームクリアになるのかが全く分からないから困るぜ。はぁ、初めてのギフトゲームは相当鬼畜なのに挑んじゃったな。

 

「……お手上げ?」

 

「いいや、全くそんな事ないですよー」

 

片っ端から試していくか。『加速』

加速を使いスピードを上げて突っ込むがやはりというか意味はなかった。次は『停止』

私以外の全ての空間から色が消え、時間が止まる。

そしてカオスの方へ歩いていく。……どうやら停止した状態だと近付けるらしい。首を閉めた状態で時間を動かす。

 

「……!?」

 

「これではまだダメかな?」

 

「……いや、ゲームクリア」

 

や、やったぁぁぁぁぁ……。勝てたよ、勝てたよ黒ウサギー!

 

「そういえばこれって報酬はあるの?道案内?」

 

「……報酬は私が君の眷族になること」

 

「眷族?」

 

「……うん。君のギフトになるとでも考えてくれればいいよ」

 

「あいさ」

 

では、世界の果てに向かおうか。

 

「こんのお馬鹿様ァァァァァア!!何処行ってたんですか!?何でこんなとこで迷子してるんですか!?何で(以下略

 

おお、いつのまにか黒ウサギと十六夜がいた。カオスはちゃっかりネックレスになって隠れてる。

 

「まぁまぁ黒ウサギ。少し落ち着けよ。こいつだって事情があるんだから」

 

「そうだね。十六夜においてかれたとか」

 

「何やってるんですか十六夜さん!?これで時音さんが十六夜さんが挑んだような神様や幻獣にゲームを挑まれてたら時音さんは死んでたかもしれないんですよ!?」

 

「何言ってんだ?黒ウサギ。こいつギフトゲームしたみたいだぞ?」

 

「あら、バレた?」

 

「ああ、さっきまでネックレスしてなかったじゃねぇか、お前」

 

「良く見てるね、これについては後で話すよ」

 

「わかった。さて、黒ウサギ。さっきの話の続きだ。詳しく話せ」

 

さっきの話?何を話してたのかな。

 

「………わかりました。精々オモシロオカシク我々のコミュニティの惨状を語らせて頂こうじゃないですか。

まず私たちのコミュニティには名乗るべき“名”がありません。よって呼ばれるときは名前の無いその他大勢“ノーネーム”という蔑称で称されます」

 

名無し……か。ちょっと前の私と同じだな。

 

「へぇ…………その他大勢扱いかよ。それで?」

 

「次に私達にはコミュニティの誇りである旗印もありません。この旗印というのはコミュニティのテリトリーを示す大事な役目も担っています」

 

「ふぅん?それで?」

 

「“名”と“旗印”に続いてとどめに、中核を成す仲間は一人も残っていません。もっとぶっちゃけてしまえば、ゲームに参加できるだけのギフトを持っているのは122人中、黒ウサギとジン坊っちゃんだけで、後は10才以下の子供ばかりなのですよ!」

 

「もう崖っぷちだな!!」

 

「ほんとですねー♪」

 

いい笑顔で言うよ、黒ウサギなんてorzしてるし。

 

「でも、どうしてそうなったの?そうなった理由はあるでしょ?」

 

「はい。彼らの親は全て奪われたのです。箱庭を襲う最大の天災

ーーー魔王によって」

 

「マ、マオウ!?魔王!なんだよそれ、超カッコいいじゃねぇか!箱庭には魔王なんて素敵ネームで呼ばれる奴がいるのか!?」

 

「十六夜、落ち着いて」

 

「魔王と呼ばれる方がいるのは確かですが、十六夜さんが思い描いてる魔王とは差異があるかと……」

 

「そうなのか?けど魔王なんて名乗るんだから強大で凶悪で、全力で叩き潰しても誰からも咎めることのない、素敵に不敵にゲスい奴なんだろ?」

 

「ま、まぁ倒したら多方面から感謝される可能性があります。倒せば条件次第で隷属させることも可能ですし」

 

「へぇ?」

 

「魔王は“主催者権限[ホストマスター]”という箱庭における特権階級を持つ修羅神仏で彼らに挑まれたら最後、絶対に断ることができません。私達は“主催者権限[ホストマスター]”を持つ魔王のゲームに強制参加させられコミュニティは……コミュニティとして活動していく為に必要な全てを奪われてしまいました」

 

「けど名前も旗印も無いというのは不便な話だな。何より縄張りを主張出来ないのは手痛いだろ。新しく作ったら駄目なのか?」

 

「そ、それは」

 

「出来ないの?」

 

「いえ、可能です。ですが改名はコミュニティの完全解散を意味します。しかしそれでは駄目なのです!私達は何よりも……仲間達が帰ってくる場所を守りたいのですから……!!」

 

「「…………」」

 

「茨の道ではあります。けど私達は仲間が帰る場所を守りつつ、コミュニティを再建し……いつの日か、コミュニティの名と旗印を取り戻して掲げたいのです。そのためには十六夜さんや時音さん達のような強大な力を持つプレイヤーに頼るほかありません!どうかその強大な力、我々のコミュニティに貸していただけないでしょうか……!!」

 

「ふぅん。魔王から誇りと仲間をねぇ……」

 

十六夜は気の無い声で言う。

 

「いいな、それ」

 

「は?」

 

「HA?じゃねぇよ。協力するって言ったんだ。もっと喜べ黒ウサギ」

 

「あれ?今そんな流れでした?」

 

「ああ、そんな流れだったぜ。それともあれか?俺は必要ないか?そんな失礼なこと言うなら本気で他のコミュニティ行くぞ」

 

「い、いえ、必要です!」

 

「そうか。で、お前はどうするんだ?」

 

「あの湖のとこの態度だったら断ってた。だけど、今の態度なら全力で協力するよ。でも、最初から「今ピンチなので助けてください」って言えば満点だった。私は嘘つく人は嫌いだよ」

 

そう。あいつらみたいな嘘まみれの人は嫌いだ。嘘ついて、利用して、使わなくなったら捨てる。あんなやつらみたいな。

 

「す、すいません。黒ウサギも必死だったもので」

 

「決まりだな。だが黒ウサギ、あいつらの説明は俺達からは何も言わねぇぞ。お前の口から全部言え。それで伸るか反るかはあいつら次第だ」

 

「はい!」




途中時音が空気だったような………気のせいか。カオスはアレデスヨ。チートデスヨ。はい。

明日修学旅行という大変面倒くs……ゲフンゲフン。面倒くさい行事かあるのでしばらく投稿遅れます。イヤマアコンカイモオケレテタケレドモネ。

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