何とか修学旅行行くまで耐えました。
普通校じゃなくて良かった...じゃねーとマジヤバかった...
それにしても結構手付かずなんで作品の評価見るのが恐ろしい...
でも頑張ります
それではどうぞ
飼育委員会本部
そこで上無津呂と後輩は試験内容を考えていた。
「試験ったってね~何すんの?まさか闘犬(ドッグファイト)やれとか言わないよね?無理だからねあたし」
「変わりましたねアンタ...猫追い犬(キャットドッグ)は駄目なんですか?」
「あ~駄目駄目。あの人?動物とかになつかれるっぽいから絶対受かる」
「むしろそういう人が入るならいいんじゃ...」
「ほ、本気で言ってるの...?」
駄目だこの人、トラウマになりかけてるわ。
なんて思っていると後輩はピーンと閃いた。
「そうだ、その手があった」
「えっ?」
翌日
「失礼します」
ドスの効いた声が本部中に響く。
「ッ!!?...」
「ビビるの凄い我慢してる...」
空手の胴着をギュッと握り締めた拳を小さく震わしながら眼を閉じて堪える上無津呂を見てちょっと可愛い...なんて考えを直ぐに振り払い本題に入る。
「ではテストを開始したいと思いますが...その前にいいですか?」
「何でしょうか?」
「動物好きなら、動物の魅力を伝えられますよね?」
屁怒呂は何言ってるのかと思いながらも答える。
「ええ。特にウサギの魅力ならたくさん知っていますよ」
「ではそれが試験内容です」
屁怒呂と上無津呂はえっ?と疑問を浮かべる。
「試験内容は、『動物の魅力を伝えてパートナーを見つけること』です」
「パートナー、ですか...?」
「はい」
説明するとこうだ。まず屁怒呂は3日間で色んな人に自らのパートナーになってくれる人を探す。
その場合、方法は自由だが動物の魅力を伝えなければならない。
3日間で屁怒呂が動物の魅力を解らせて、一人でも飼育委員会の仕事を手伝い、パートナーとなってくれる人がいれば合格。
逆に3日間で見つからない場合は不合格とする。
「ちなみに不正が無いよう、自分か上無津呂さんが見ている時のみに勧誘してください。勧誘は朝と昼休み、放課後にのみです」
「わ、わかりました」
珍しく緊張しながらも屁怒呂は了解する。
「では、審査は翌日からですので今日はもう結構です。明日からの為に準備などをしてきてください」
「わかりました、失礼します」
一礼して本部を後にした後、後輩は机に突っ伏した。
「だ、大丈夫?」
未だ震えながらも上無津呂は後輩を心配する。
「なんか、一気に疲れました...」
ダルそうに答えると上無津呂は頭の後ろで腕組みをする。
「しかし考えたね~、飼育委員会に勧誘じゃなくパートナーとは...」
「勧誘だけならあの凄み使えば簡単ですよ。でもパートナーなら別です。なんせ一年間付き添うんですから一時の気分で決める人はいないでしょう」
そう言うと後輩は席を立ち、試験会場から出ようとする。
「あれ、もういっちゃうの?」
「明日は委員長忙しいでしょう?だから自分が1日相手しなきゃならないんです。今の内に今日を味わいたいんです...」
「大変だね~...」
肘を着いて苦笑いを浮かべてからあることに気付く。
「あれ?明後日君...」
「ええ部活の遠征です。なのでお一人で頑張って下さい」
「そんなっ!?こんなか弱い乙女を一人に」
バタン
「聞いてェェェェェェェェェ!!!?最後まで聞いてェェェェェ!!?女の子の話はちゃんとっあ、置いてかないで、まだ脚言うこときかないんだってせめて今だけ付き添ってェェェェェェェ!!!?」
そして翌日
朝の登校時間に2人はいた。
「ではよろしくお願いします」
「ああ、よろしく」
やっぱりまだ慣れないな...と感じながら試験を開始する。
「飼育委員会です。お願いします」
屁怒呂は登校してきた学生にチラシを配っていく。
まあベタだよな、と思いながら屁怒呂から配っているチラシを貰い内容を見てみるとあることに気付く。
「...あれ?えらく簡潔だな」
書いてあったのは委員会の仕事内容、それと詳しい説明をする場所と時間が書いてあった。
「放課後を勧誘じゃなく説明会に使うか...」
だが、と疑問に感じていると朝のチャイムが鳴る。
「もう時間か、それじゃあ朝はここまでです」
「あ、はい。わかりました」
さてっなんとか1日頑張らないと...。
2人は教室へと行き、朝の勧誘を終わらせた。
そして、放課後の一室
「で、どうだった?」
上無津呂はまたもや机に突っ伏している後輩に聞く。
「とりあえず、明日は家でゆっくりしたい気分です...」
「サボっちゃ駄目だよ~...と言いたいけどね~」
苦笑いしながら労る上無津呂に今回の成果報告する。
「で、まあ結果を言えば駄目でしたね。朝のチラシは怯えられながらも渡せましたが放課後の説明会見る限り希望は薄いです」
説明会では違う人が来ると思っていた生徒は渡した本人が説明するとは思わず、屁怒呂が説明会を始めたときの生徒の顔は数分ほど微動だにしないほど固まっていた。
説明会が終わり教室を出たあとなんてまるで某ガキ大将のリサイタルを生き延びた時のような顔だった。
「まあ、説明の方はしっかりできていました。方法としては及第点です」
「及第点ってことは納得いかないところがあるの?」
後輩の言葉に引っ掛かり聞いてみる。
「納得いかないというより変だなとは思いますね」
なんせ、と一呼吸おいて告げる。
「彼、チラシには"パートナーになる"ことは一切書いてないですし」
久々だなこれ
何処までやったっけ~...
あれこの話作ってある...あ、投稿忘れて...
ごめんマジごめん悪かったから色々投げないでセサミクッキーあげるから。
今後ともよろしくお願いします