ラブライブ! 過去と今   作:頭文字F

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さくやは おたのしみでしたね

的な。


第14話 ハプニング

 

 

 

彼女の顔がみるみるうちに赤くなる。

...実際、俺もとても恥ずかしい。

その証拠に俺の顔が熱くなっているのがわかる。

 

「...///」

 

「...あれ?」

 

大声を出して驚くと思っていたのだが。

ただ俯くツバサちゃん。

 

「...」

 

「...」

 

お互い無言。

...1分ほど過ぎた頃だろうか。

ツバサちゃんが口を開く。

 

「...ねぇ...あの女の子は...誰だったの...?」

 

そう不安げに聞いてくるツバサちゃん。

 

「友達だよ。それ以上の関係じゃない。」

 

「...ほんと?」

 

頷く。

 

「...ほんとにほんと?」

 

また頷く。

 

「...ほんとのほんとにほんと?」

 

...うん?

...これ面倒くさいやつだ...。

 

そう内心思いつつ、ずっと頷く。

 

 

 

 

 

 

 

「...そっか...♪」

 

あれから何回頷いただろう。

軽く50回は超えているはず。

...ツバサちゃんもよく回数を間違えなかったな...

 

「なら...」

 

そう言ってツバサちゃんは顔をズイッと近づける。

 

「ちょっ、近い近い!?」

 

「...もっとしてもいいよね?」

 

一気に笑顔になるツバサちゃん。

 

「はい?...むぐっ!?」

 

ツバサちゃんの顔がもっと近づき、唇が触れる。

...まるで音速域でしたね。俺じゃなきゃ見逃してたね。

 

...それにしても長くないか?

30秒は経ってるぞ!?

 

「...ぷはっ」

 

「はぁ...はぁ...」

 

やっと離してくれた...。

正直苦しかった...。でもツバサちゃんのキスで死ねるんなら...

...いいのか?

俺にもわからない。

 

が。

 

「えへへ...」

 

安心したのか、とても嬉しそうな顔のツバサちゃんを見ていると。

そう思えるほど幸せだった。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「...ねぇ?」

 

俺とツバサちゃんは今ベッドに寝転んでいる。

...やましいことはしてないぞ?

 

「ん?」

 

「する「しない。」...ヘタレ。」

 

「何とでも言いなさい。俺はしないの。」

 

「こんなに好きなのに?」

 

「また別じゃない?」

 

「...ほんとにヘタレ。」

 

「はいはい。」

 

「...駿くんの芋スナイパー。」

 

「ちょっとまってほんとに意味がわからない。

っつかどこで覚えたんだそんな言葉!」

 

「加藤くんが教えてくれたのよ。

"FPSは遊びじゃないんだよ" って。」

 

...何教えてんの?あいつ。

 

「...ツバサちゃんさ、FPSってなんの略か知ってる?」

 

「え?フリーっぽい駿くんじゃないの?」

 

「かすってもないよ。フリーっぽいじゃなくて絶賛フリーだよ。」

 

フリーっぽい駿くんは遊びじゃないんだよ!

...どういうことなの...

 

「フリー...。!!」

 

ツバサちゃんの頭上にエクスクラメーションマーク。

なんだなんだ。敵兵か。

 

「私が彼女になるわ!」

 

「あんたアイドルになるんだろ。」

 

「私なんか注目しないし大丈夫よ!」

 

「始める前からどんだけネガティヴなんだよ。」

 

流石にマズいはずだ。

ただでさえ世間では、アイドルが恋愛するとブーイングが来たりする。

...大丈夫なのかそんなの。

 

「大丈夫よ、きっと!」

 

「ナチュラルに思考読まないで。怖い。」

 

先生はテレパシー。

ツバサちゃんは思考を読む。

 

超人だらけじゃないか。

 

「...だって、一生傍にいてくれる、って言ったじゃない?」

 

「うっ...」

 

そこを突かれると痛い。

言った。言ったが...良いのか?そんなことして...。

 

「いいのよ!」

 

「だからやめてって。」

 

口に出てるのか疑うレベルで思考が読まれていく。

アイドルじゃなくてエスパーとかでデビューしたほうが良いんじゃないか?

カバンに入ってるツバサちゃんとか。

 

...うん、かわいい。

 

じゃない、エスパー違いだ。

 

「エスパーツバサ?」

 

「もうカバンに入ろう。そうしよう。」

 

「嫌よ!?」

 

どれだけ読んでくるんだこの子。

 

(早く決めてよ!)

 

今度はテレパシー。もうやだ、怖い。

 

「...でも、アイドルを辞めなきゃならないってことになったら...。」

 

「...そこまで不安なら理事長に聞いてみれば良いじゃない?」

 

「...そういうもんか?

まあ...聞くけどさ...。」

 

「さぁ、もう寝るわよ!明日は休みだけどね!」

 

「はぁ...。ナチュラルに泊まるんだな...。」

 

「当たり前じゃない!電気消すわよ!」

 

そう言ってツバサちゃんは立ち上がり、電気のボタンへと向かう。

 

「あ、気をつけてくれよ。消すとすっごく暗い「暗いわ!?」えぇ...(困惑)」

 

...そういえば俺、カバンを床に放り投げたままだったような...?

あ!放り投げたままだ!!

 

「ツバサちゃん待って!「きゃあ!?」ごばぁっ!?」

 

時すでにお寿司。

じゃない、遅し。

なんでこんな間違いをしたかというと。

 

「いたー...。ツバサちゃん大丈夫「ひゃあ!?」

あっ...(察し)」

 

こうなっているからである。

右手には柔らかい感触。

しかも上に乗っかられている。

これには混乱するだろう。

 

...寝れるかな、これ。

 

 

 




ちょっと危ないラインを攻めました。
空中に描くラインといいますか。(小柏並感)

たまにはシリアスじゃなくてイチャイチャも見たいんです。
僕が←

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