はい、今日はすっごく暇でした(直球)
「よしっ、ネックレスもバッチリだ!行ってきまーす!」
俺は昨日貰ったネックレスをつけて外へ出た。
ツバサちゃん...デュフッ
...キモいなこれは。
「おはよっ!駿くん!」
「かわいいなあ、ツバサちゃん...」(おはよう!)
「えっ!?...かわいいなんて...そんな...」
かわいすぎて本音と建前が逆になった。
かわいいのが悪いんだよ。俺は悪くない。
「...じゃあ学校、いこっか...」
ツバサちゃんは顔を赤くしたままだ...
着きました。
机は、っと...
およ!?無事だ!!!
「おはよう、駿!...今日は机無事じゃねーか!」
さすが友人、考えることが同じだ。
「今日は幸運だったね。」
この声は絶対にリーダー格だ。
100ジンバブエドル賭けてもいい。
「また君か。」
よし、当たった。
「机、教科書を滅茶苦茶にしたのは警告だよ?
そろそろ本当に目障りなんだけど?」
何故だろう、向こうがとても苛立ちを感じているように見える。
「知らないよ。君が僕を視界に入れなければいいだけの話じゃないか。」
「...ッ!!!...ぅああああああああああああ!!!!!!」
「!?」
急に叫びだしたかと思えば、僕に襲いかかってきた。
「うわっ!?」
間一髪のところで避けることが出来た...
...?何か違和感を感じる...
下を見る。
...ネックレスが...千切れていた。
初めてツバサちゃんにもらった、初恋の人にもらった大切なもの。
僕がツバサちゃんと一緒にいられるということを示している、と表現しているそのもの。
その後からの記憶は、ない。
「ん...?」
気がつくと保健室に寝かされていた。
ガラガラと扉が開く音がする。
「おっ、起きたか?」
「...先生...?」
先生がベッドの隣の椅子に座る。
「お前、何をしたか覚えてるか?」
...えっ...?
何か...したのか...?
「覚えていないか...落ち着いて聞け。
お前はいじめのリーダー格の子を殴ったんだよ。」
...殴った!?俺が!?
ふいに右手を握り、拳を確認する。
...確かな痛みがある。
「...今日はもう家に帰ってゆっくり休め。
明日しっかり話をしよう。」
そうしてぼうっとしたまま家に帰った。
翌日
教室へ行くと、皆が心配してくれた。
昨日は大丈夫だった?とか手は痛くない?とか。
皆が心配してくれるだけで俺は泣きそうになった。
こんなにも優しい人たちに囲まれていたんだと感じて。
その中にはツバサちゃんや智樹もいた。
昼休みになった。
「なあ、相沢。先生についてきてくれるか?」
「はい...」
そして俺は、校長室へ連れて行かれたんだ。
「相沢くん、ここに座って。」
言われるがままに座る。
隣には母、前にはいじめのリーダー格、その横にリーダー格の母がいた。
「君なの?私の娘を殴ったのは!顔に傷が付いちゃったじゃない!!どうするの!!!」
「まあまあ、落ち着いてください。」
「...すいませんでした...」
俺はただ、そう呟き続けるしかなかった。
隣の母は泣きながら謝り続けていた。
そして話し合いが終わり、家に帰らされた。
帰り道
「ごめんね、お母さん...こんなことに...」
「...大丈夫よ。」
母はいつもの様にしっかり前を向き、そう言った。
「...そうだ、お父さんが出張から一旦帰ってくるって!」
俺の様子を見ていられなかったのか、突然そう言った。
父は大阪へ出張していた。
あまり会うこともなかったことから、会えるとなるとツバサちゃんが笑ってくれることの次に嬉しい。
ここ重要な。
「ほんと!?楽しみ!」
これだけでテンションが上がった。
この先に待ち受ける絶望を知らずに。
「あ....あ、あぁ....」
また不穏な空気です。
怖いなぁ、とずまりすとこー
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インフェルノハデスさん、黄昏の空さん
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PJIMO OOさん
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