プロローグ
P.M.2:30
メカクシ団本部
伸『暇だ・・・』
彼、如月伸太郎はその事実を嘆いていた
以前なら部屋に引きこもりネトゲやアニメ鑑賞で時間を潰していたのだが
今はそういうわけにはいかない。
元々彼が引きこもっていたのは死んでしまった楯山文及のことを忘れないため であった。
しかし今は彼女が戻ってきてその必要が無くなったのだ。
だが、2年以上引きこもっていた彼がいきなり今までの生活をかえるのは
難しく、現状はニートである。しかし、社会復帰するためにも外出は極力
するようにし、パソコンも控えている。
では何故今彼は一人でそのこと嘆いているのかは今から数時間前に遡る。
A.M.11:20
楯山文及自宅
伸『久しぶりにお前の部屋に入るな』
文『そうだね。二年ぶりくらいかな?』
彼らは今楯山文及の自宅に来ていた。彼氏が彼女の家に行くのは何も不思議な事
ではないであろう。
しかし今彼女の自宅には伸太郎と文及、そして九ノ瀬遥と榎本貴音がいる。
この二人は伸太郎達の後輩である。
では何故このメンバーで集まっているのかというと、文及が急にいいだしたのだ。
メカクシ団の皆で旅行に行こう。と。
そしてどうせなら先にある程度私たちで計画を建てておこうということらしい。
伸『(そういうところは昔から変わってないな)で、具体的にどうするんだ?』
文『それを今から私たちで決めるんだよ?』
伸『そうだったな(めんどくさいな・・・)』
文『今めんどくさいって思った?』
伸『ま、まさか!?(エスパーかよ!?セトじゃあるまいし)』
貴『なぁにイチャイチャしてるんですか?』
伸『イチャイチャなんかしてねぇよ!?』
遥『それで、どこに旅行いくかとかは決まっているの?』
文『うん。〇〇県の〇〇町だよ。』
貴『そこってなにかありましたっけ?』
伸『いや、何もなかったと思うが・・・』
伸太郎のいうとおりそこは何か有名な物があるわけでもないただの田舎だった。
伸『何もないところにいくのに計画とか必要なのか?』
文『ほ、ほら何事にも準備は必要だよ?』
伸『でもこれ旅館を決めるくらいしかやることないじゃ・・・』
文『ええっと・・・ほら!どこ回るかとかさ?』
貴『それならもっと有名なものがあるところとか都会とかの方が
いいんじゃないですか?』
文『(ノ_・、)』
伸『え!?あ、ほら確かにそういうのも必要かも知れないし計画を決める
べきかもな!
貴『そ、そうですね!』
文『だよね!』
貴『そういえばどうしてさっきから遥は何も喋らないの?
遥『zzz』
貴『寝てるし・・・』
こうして彼らは計画?を進めていった。これはほのぼのとした夏の少年少女の物語
読んでいただきありがとうございます!どうでしたか?少しでも面白いと感じていただけたなら幸いです。ありがとうございました!