ようこそ、喫茶ヴァルコイネンへ!   作:蒼白紅

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色々漁ってみて言いたいことが一つ。


ガルパンはいいぞ



一杯目

 家を出てから早二年。家を出るときに従妹に泣かれたり従妹の友人に戦車でハチの巣にされかけたけど今では兼ねてよりの夢であった喫茶店を開くことができ、一応は順調に経営を営んでいる。

 賑わっているとはいいがたいけど、それでも常連さんがいたりするので赤字になることも無い。それに人が密集しているのって僕苦手だし。一回ゲロっちまった記憶があるから苦手になったんだよなぁ。

 さて、こっちに向かってくる気配が……三人。足音から考察して女子高校生、ああ、彼女たちか。じゃあ甘いケーキとコーヒーを用意しよう。

 

「こーんにーちはー!」

「こんにちは」

「…………眠い」

 

 カランコロンと喫茶店でよく見るベルが鳴って入ってきたのは三人のちょっとした顔見知りである女子高生だ。黒髪で小柄な子と明るめの茶髪でスタイルは良い子と黒髪でスタイルがいい子の三人、いつもはもう二人いるんだけど今日は違うみたいだ。

 さて、挨拶をしてくれたんだし(一人は眠いといっただけだけど)こっちもちゃんとした挨拶をしなくちゃだな。

 

「いらっしゃいませ。席は好きなところに座ってくれ、今コーヒーの抽出が終わるから」

「うわっ、相変わらず早いなぁ」

 

 まぁ、自称常連客を大事にするお店ですから。っと、危ない危ない、抽出のやりすぎは雑味を引き出すもとだから、みんな気をつけるんだぞっ! ……みんなって誰だ。

 あとは苺ショートとガトーショコラに……焼きプリンを一緒につけて終了。コーヒーはソーサーの上に乗せて砂糖とミルクは基本セルフだからスプーンだけつけといて、あとは運ぶだけ。

 

「こちら、キリマンジャロが3つとイチゴショート、ガトーショコラ、焼きプリンになります。ほかにご注文がございましたら申し付けください」

「気持ち悪いくらいにちょうど食べたかったものを出すな。気持ち悪いくらいに」

「冷泉さん。そのような事を言ってはいけませんよ」

 

 ………………まぁ、あれだ。女子高生に罵倒されるってどんな状況だ。それで快楽感じるようなドMじゃないぞ、俺はどちらかというとゲフンゲフン。

 黒髪で小柄な見た目の方の冷泉麻子さんは極度の低血圧らしく遅刻してはその放課後またやってしまったと愚痴? を言いに来ている。

 同じく黒髪の五十鈴華さんは家の関係で花を生けるのが好きらしく、たまーに花を持ってきてくれるので喫茶店が華やかになっていい。あと大食い。

 明るめの茶髪の武部沙織さんはいわゆる女子力高い系女子らしく、五日に一回くらいのペースでご飯作りに来てくれます。自分で作るからいいとは言ってるんだけどモテるための修行だとかなんとか言ってやめてはくれないので最近ではこれもまぁいいかなって。

 あともう二人は今はまだいないからおいておこう。ただ、常連客が女の子が多いということがどこからか漏れたのか従妹からのメールが一日に三回来るようになった。ご丁寧にも起床時間昼休憩時間就寝時間に届けてくる。嫉妬かな(すっとぼけ)

 

 おや、また来るみたいだ。では改めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ようこそ、喫茶ヴァルコイネンへ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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