ビーラビットも異世界から来るそうですよ? 作:shin-Ex-
・・・・・私の性別的に内容がほとんど思いつかなくて短いですが
それでは本編どうぞ
水樹を設置し、これから生活する屋敷を案内された後・・・・・
「ちょっとした温泉気分ね。こういうお風呂好きよ」
「私も。凄く落ち着く」
「あぁ・・・・凄く癒されます」
「ふんっ、悪くはないな」
飛鳥、耀、黒ウサギ、アリスの4人は屋敷にある大浴場を満喫していた。浴槽一面には水樹から引いた水が適温に沸かされている。
「本当に十六夜さんには感謝です。十六夜さんのおかげで今日は足を伸ばして入浴できます」
こうして大浴場を満喫できるのも十六夜が水樹を手に入れてくれたおかげだ。黒ウサギは十六夜に対する感謝の言葉を口にする。
「さて、それではせっかく女の子が4人いるということで・・・・・・女子トークと参りましょう!」
「女子トーク?」
「YES!私以前からそういうものに憧れていまして。コミュニティの子供達ではまだまだ幼いですし」
「女同士での話がか?それならば白夜叉がいるではないか」
「・・・・・・・白夜叉様が相手では女子トークにはならないのですよ」
「あぁ・・・・」
「ええ・・・・そうね」
「?」
確かに黒ウサギの言うとおり、あの白夜叉相手では純粋な女子トークなど夢のまた夢・・・・・ほぼ確実に卑猥な方向(それも黒ウサギにとって一方的な)になることは目に見えている。
それを察した耀と飛鳥は納得したように頷いたが、尋ねたアリスはというと首を傾げている。やはりというかなんというかそういったことには疎いのであろう。
「まあ、気を取り直して・・・・・・飛鳥さんとアリスさんは綺麗な黒髪をしておりますね。羨ましいです」
「私もそう思う・・・・・二人共綺麗」
「そう?ありがとう」
「別に特に意識したことはないのだがな・・・・・・長くて鬱陶しいこともあるからバッサリ切ろうと思うこともあるのだが」
アリスは自身の髪をつまみながら少々鬱陶しそうに言う。まあ、戦闘時はこの長髪はさぞ邪魔になることであろうからそう思っても仕方がないであろう。
「ダメです!もったいないですよ!」
「切ったりなんかしたらダメ」
「そうよアリスさん。そんなことしたらオズくんが悲しむわよ」
「む・・・・オズが悲しむだと?」
オズの名前を聞いたとたん、アリスは反応を示した。
「そうです。オズさんもきっとアリスさんの長い髪を気に入ってらっしゃると思いますよ?」
「そうか・・・・ならば仕方がないな。オズの為に切らないでおこう」
「オズの為に・・・・か。アリスはオズのことが好きなんだね」
「当然だ。オズは私の大切な下僕だからな」
「「「下僕って・・・・・」」」
アリスの物言いに思わず苦笑いを浮かべてしまう3人。だがまあしかし、3人ともアリスだから仕方がないと心の中で納得する。まだ出会って一日だというのに・・・・・すでにアリスの人柄というものを理解してしまっているようだ。
「でもいつまでも下僕でいいのかしら?」
「なに?どういうことだ?」
「だからその・・・・・つ、付き合いたいとかって思った事はないの?」
飛鳥は顔を赤らめながら尋ねる。どうやら女子トークの定番、『恋愛話』に突入したようである。
「突き合う?拳を突き合わせるということか?」
「・・・・・・アリス、そう言う意味じゃないよ」
「では・・・・・鎌か鎖をか?」
「いえ・・・・・そもそも突き合うのニュアンスが違うのですよ」
どうにも話が噛み合わないようで、アリスはよくわからないといった様子だ。
「・・・・・ねえ、アリス。改めて聞くけどアリスはオズのこと好きなんだよね?」
「ああ。さっきも言ったが大切な下僕だからな」
「・・・・・下僕だから好きなの?」
「・・・・・は?」
「だから・・・・・アリスはオズのこと下僕だから好きなの?」
「・・・・・・」
耀の問いかけに、アリスは沈黙してしまった。
アリスがオズに好意を抱いているというのは間違いのないことだ。そしてそれは下僕だからというわけではないのはアリスとてわかっている。
ではなぜオズが・・・・・オズのどこが好きなのかとアリスは考えてみた。
(確かにオズは私の下僕だがだから好きというわけではない・・・・・私がオズを好きなのはオズがオズだからだ。だから私はオズと・・・・・・ん?私はオズとどうなりたいのだ?)
「ア、アリスさん?大丈夫?」
「大丈夫?何がだ?」
「その・・・・・頭から湯気が出ていたのですよ?」
どうやらアリスは頭を使いすぎていたようだ。まあ、湯に浸かっているからだと言われればそれまでなのだが・・・・
「そんなに考え込むことだったの?」
「正直自分でもよくわからん。以前シャロンにも似たようなこと聞かれたのだが・・・・」
「シャロン?元の世界に居た時のお友達ですか?」
「いや。シャロンはお姉様だ」
(((お姉さんいるんだ)))
3人はシャロンがアリスのお姉さんだと思ってしまったようだ・・・・・実際は血縁でのお姉さんとはだいぶ違うのであるが。
しかし、アリスには双子の姉妹もいるので認識自体は間違ってはいないという。
「シャロンはよく私とオズのことについて色々と突っかかっていたな・・・・・そういえばあいつも突き合うだのどうの言っていたような気もするが。結局突き合うとはどういうことなのだ?」
「それはその・・・・・こ、恋人関係にある男女の関係をそういうのですよ」
「こい・・・・びと?」
どうやらその言葉はアリスにとってあまりピンと来ないようで、またしても首を傾げてしまった。
「・・・・・恋人とは一体どういう存在なのだ」
「それはまあ・・・・・結婚したい相手かしら?」
「飛鳥、それは飛躍しすぎな気が・・・・・」
「で、ですがいざ説明するとなると・・・・・難しいですね」
「なんだ?説明できないのか?」
「「「・・・・・はい。ごめんなさい」」」
自分達から話を振っておいてろくに説明できなかったのが申し訳ないのか、3人は深々と頭を下げた。
もっとも、恋人についてその3人以上に知識がないアリスもアリスなのだが。
(恋人か・・・・・・全くわからんな。だが・・・・・妙な感覚だ。悪くはないというかなんというか・・・・・)
だが、アリスは『恋人』という言葉に不快感を抱いているわけではない。むしろ、オズと『恋人』という関係にあったらと思うと、妙な心地よささえ感じるぐらいだ。
アリスはオズに愛情を抱いている。だが、それは今まで恋情に結びついてはいなかった。いや、結びついていたとしても気がつくようなことはなかった。しかし、3人から話を聞いて・・・・・・アリスは『恋人』というものを考え始める。
明確な答えはまで出ないが・・・・・・あるいはその答えもいつか見出す時が来るかもしれない。
「『恋人』・・・・・か」
アリスは湯船に移る自分の姿な眺めながら、ポツリと呟いた。
あとがきお茶会のコーナー!
今回はアリスさんと黒ウサギさんの二人と進めてまいります。
「うむ、よろしくな」
「よろしくお願いします」
それでは今回のお茶、ウバでございます。
「ありがとうございます。バラのいい香りです」
「肉はないのか?」
・・・・・・堪忍してつかぁさい。
それはそうと今回は女子トークだったわけですが。
「実際のところアリスさんとオズさんの関係ってどうなんですか?」
「主人と下僕だ」
「いや、そういうのを無しにしてお願いします・・・・・」
う~ん・・・・・原作を振り返ってみると恋人未満であったことは間違いないですね。というか恋愛要素的なのは薄いかも。
「え?そうなんです?」
ぶっちゃけエコーちゃんの方がオズくんのヒロインしてた気もしますので。
「エコー・・・・・あの女か」
「あ、なんか若干不機嫌に・・・・・・」
まあ嫉妬ですかね?少なくともこの小説内では・・・・・まあアレだし。
「ところでそのエコーというのは誰ですか?」
好きなキャラクターランキング8位の女の子です。
「いや・・・・・それじゃあ何もわからないのですが?」
「というか貴様・・・・・喧嘩売っているのか?」←9位だった子
い、いえ・・・・・そんなつもりは滅相もありませんです。
「それで結局エコーさんとは誰なのですか?」
それはまあそのうちわかるので。
「え?それって登場確定ってことです?」
「・・・・・なんだと?」
さあ?どうでしょうね~。
「誤魔化すな!」
まあまあ。さて、今回はここまでにしましょう。
「む・・・・・納得いかん」
「結局分からずじまいですね・・・・・」
まあ本当にいずれわかりますので・・・・ね?
それでは・・・・・
「「「次回もまたお楽しみに(楽しみにな)」」」