あるサイトには艦これTRPGのセッション前にしておいたら楽しいよ?と書いてあるものがある。

後輩が買ってきたルルブを使ってセッションをしようとしたらGMが採用したそのルールで俺たちはこんな目に!?

他の人が書いている艦娘たちがクトゥルフしているのを読んで発作的に書いた。後悔はしてます。



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まず最初に初めまして。もしくはおはこんにちばんわ。

普段はリアルでもダメになりたくないなぁ・・・・などを書いている先詠む人と言います。

あらすじにも書いてますが、これは発作的に書いた作品です。なので続くかどうかはわかんないです。

多分、続いたとしても部室に置いてあるTRPGの本を見ながら書いてると思うんで時間がかかると思います。

さて、前置きはここまで。それではどうぞ。


セッション前にやることは?

「なぁ……。」

 

 俺は海岸沿いで隣に立っているつるぺったーんな胸をした緑色の髪の少女に告げた。

 

「これ、どうすんの?俺達帰れるの?」

 

 その問いに対して緑色の少女は

 

「さぁ~?」

 

 と、苦笑いをしながら答えた。知人から温厚と言われる俺もさすがにその態度に頭に来たからアッパー調に殴った、奴の脛を。

 

「痛い痛い!!!……それにしても、先輩縮んじゃいましたね。やっぱり()()()だからですかね?」

 

「るせー。」

 

 そうつぶやくと俺はさっきから見ないようにしていた自分の体を再び確認した。

 

 白いセーラー服を着込んでいて顔の横の方から垂れてくる銀色の髪。そして帽子をかぶっていて…………それが今足下に落ちた。

 

 背中には煙突が三本ある鉄の塊を背負っている。鉄の塊だからそれは重たいはずなのになぜかその塊は全然重たくない。

 

 俺は自分の体のあらゆるところををぺたぺた触って確認したのちに

 

「やっぱり()()()()()よなぁ‥………。」

 

 そう嘆きながら体育座りをした。

 

「でも、先輩。流石に部室で倒れてたりしてたら誰か気づきますって。」

 

 そう緑髪が言いながら近づいてくるけど、

 

「だからって、今俺たちはこの体を現実として認識してんだぞ?と言うことは向こうに俺たちの体があったとして、意識不明になってんのは確実だろうが。それにお前もおまえだろ。こんないきなり()()になって何でそんなに落ち着いてんの?俺は未だに混乱収まってないぞ?」

 

 俺は半目でにらみながらそう言った。

 

 すると、

 

「いい!()たんからさげすまれるような目で見られるってすごくいい!!!」

 

 そう叫びながら俺に抱き着いて頬ずりしてきた。

 

「うわぁ!!止めろ!俺にホモの気はない!!」

 

「でも、今は女の子の体ですから~。健全でしょ?」

 

「どこがだよ!!いいから離せぇーー!!!」

 

 海岸沿いで緑色のつるぺったんに抱き着かれて頬ずりされている俺、深山響。

 

 元々大学2年生のきわめて平凡なTRPGプレイヤーだったはずなのに今現在、なぜか艦娘の響になって夕張になった後輩の播磨凪にどこかよくわからない海岸沿いで現在進行形で襲われています…………

 

 

 

 

 

 

 ………きっかけは、後輩がどっかのフリマで買ってきた艦これのTRPGのルールブックを部室に持ってきたことだった。

 

「先輩!!これしましょ!!」

 

 部室のWordを開いたパソコンとにらめっこしていた俺にそう言いながら近寄ってきたのは播磨凪。俺の通う大学の一つ下の同じ部活の後輩だ。因みに男。夕立っぽい話し方をしてるけど男。これテストに出ないけど重要なこと。

 

「ぁん?艦これのTRPGのルルブ?俺嫌だぜGM(ゲームマスター)すんの。今この瞬間だって他の卓のGMしてるからそれのストーリー考えなきゃなんないのに。」

 

「あぁ、GMのことは心配しなくてもいいですよ。それに関してはもうフランク先輩に頼んでます。」

 

「手回しはえぇな!!それにしてもフランク先輩かよ…。」

 

「何か問題でもありましたか?」

 

 播磨はフランク先輩がGMをすると聞いて頭を抱えた俺の顔を覗き込むような形で尋ねてきた。

 

「あぁ、だってあの人がGMしたらどうなると思う?」

 

 俺が以前参加したアリアンロッドのセッションで起きた事件を思い出しながらそうたずねると

 

「初めてなのでわかんないです!!」

 

 良い笑顔でそんな返事が返ってきた。まあ、あれを知らないならフランク先輩を頼るわな。あの人TRPGプレイヤー歴この部室に居るメンツで一番長いし。最年長だし。あ、それとフランクと言うのは部内でのあだ名で本名は俺も知らない。ただこれだけは言える。この人の性格はかなりのドSだ。

 

 俺が初めて参加したセッションはこの人がGMだったけど、それだというのに俺は地獄を見た。

 

「いいか、よく聞けよ。あの人が本気でGMをすると、プレイヤーたちは確実に全滅もしくは半壊する。」

 

「はい?どういう意味ですか?」

 

 播磨には俺の言葉がいまいちピンとこなかったようで首をかしげながらそうたずねて来た。

 

「そのまんまの意味だよ。かつて俺が参加したあの人がGMをしたアリアンロッドのセッションで俺以外のPC(プレイヤーキャラクター)は全員死亡した。そんでその時の縛りの関係で俺以外の全キャラロストな。」

 

「……冗談ですよね?」

 

 自分がしでかしたことに対してのことの大きさがなんとなくわかってきたようで不安そうな顔をして聞いて来たが、その言葉に対する俺の言葉は一つしかない。

 

「……残念だけど、それが真実だ。」

 

「ひぇーーーーーー!!!!!」

 

 俺が伏し目がちにそう告げたとたんに播磨は飯マズの次女の悲鳴を上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 結局、GMをフランク先輩から変えることは叶わず、先輩の予定と俺ら参加者全員の予定があった日曜日に部室に集まってセッションをすることになった。

 

「はぁ…………。」

 

 今日のセッションに参加するために部室に集まってきたのは俺と後輩、そしてフランク先輩と後輩と同級生の3人。計6人だった。そして先輩に一応難易度を聞いてみたら

 

『もちろん………ヘルだよ?』

 

 と、いい笑顔での返事が返ってきたのである。ノーマルでもハードでもない。よりによってその上のヘルだった。俺が以前参加して俺以外のPC(プレイヤーキャラクター)が全滅した際と同じ難易度だ。

 俺にできるのはもうため息をつくことだけだった。

 

「先輩ため息ついてたら幸せが逃げるらしいですよ?」

 

 俺がため息をついて黄昏ているのを見て後輩が声をかけてきたが、それに対して俺は怨嗟を込めて

 

「るせー。お前のせいで今日のセッションの際にダイス神に祈りまくらなきゃいけない俺の気持ちを考えろよ…。」

 

 こういった。その時に睨み付けるように言うのも忘れない。

 

「ヒッ!」

 

 俺が睨みつけた途端に後輩が後ずさりしたが、別にどうってことないだろう。

 

「さて、そこでじゃれてる二人も準備できてるみたいだしそろそろセッションを始めようか。」

 

 俺が睨み続けていると、フランク先輩が苦笑をしながらそう言った。

 

「さて。それじゃあ、みんなシートは作った?」

 

 その先輩の問いに俺たちは

 

「「「「はい。」」」」「うす。」

 

 肯定の返事を返した。

 

「それじゃあ、始めたいんだけどその前に一回ダイス振ってくんない?2D6(六面ダイス2つ)で。」

 

 フランク先輩が始めようとしたとたんにいきなり変なことを言いだした。前に一回だけ、艦これTRPGのルルブを立ち読みしたことがあるけれど、そんな指示はなかったはず。そう思った俺は

 

「先輩、それってしなきゃなんないことですか?というか、そんな指示なかったはずなんですけど。」

 

 と尋ねたら、先輩は

 

「なんかね。ネットを調べてたら最初にこれで一人一人の難易度甲、乙、丙を決めさせるってやり方があってね。それをしてみようかと思って。」

 

 って言った後に「一応これは自由参加だからね?」と付け加えた。

 

「フム…」

 

 要するに基本ヘルモードのこのセッションをここで甲を出せさえすればもしかしたらうまく切り抜けれるかもしれない。そう思った俺は

 

「俺は振ります。」

 

 マイダイスを人差し指と中指と薬指の間に挟んで宣言した。すると後輩も

 

「自分も振るっす!!」

 

 そう言って自分のダイスを持った。

 

「じゃあ振って!」

 

 俺たちが宣言した後、他の3人は振らないと宣言したため俺たち二人だけがダイスを振った。

 

「どうだった?」

 

「「………………。」」

 

 出た目は

 

 俺→6×2(クリティカル)

 後輩→1×2(ピンゾロ)

 

 だった。

 

「よっしゃー!!!」

 

 クリティカルが出たことで甲だと確信した俺はガッツポーズをとり、そしてピンゾロが出たことで丙だと確信した後輩はその場でうなだれた。

 

 しかし…

 

「うんうん、それじゃあ二人とも現実ね?」

 

「「ハァ!?」」

 

 先輩はいきなり訳の分からないことを言いだした。訳が分からないから抗議する俺たちに先輩は

 

「だって、ほら。ここに書いてあるもん。」

 

 そう言いながら何かのサイトをプリントアウトしたものを見せて来たそれには

 

 現実→ぞろ目

 

 とはっきり書いてあった。

 

「「……………。」」

 

「でしょ?じゃあ始めるよ。今回のセッションは~」

 

 呆然とする俺らをよそに先輩はセッションの説明を始めた。仕方なしにそれを俺は気持ちを切り替えて聞き始めたが、その直後に一瞬視界が暗転し、

 

「ッ!?ここどこだ!?」

 

 どこかわからない海岸沿いに立っていた。空の色は黒く、そして海の色も昔アメリカで起きたタンカー事故の際の海のように黒い。

 

「こんなところに来た覚えないし、しかもさっきまで部室にいたはずなのにどうしてだ?」

 

 そう言いながら自分のあごの所に手をやろうとして俺は視界の端でひょこひょこ動いている銀色の何かに気付いた。

 

「んぅぅ。邪魔だなこれっていてぇ!!!」

 

 すごい邪魔に思えたそれを強く引っ張ると、まるで髪を抜こうとされているみたいな痛みが生じて俺は手を離してしまった。

 

「いってーーー。ってそうだ、海に近いんだから海面でしっかり確認しながらとればいいんじゃん!」

 

 そう言うと、俺は海岸沿いに駆け寄って海面を覗き込んだ。するとそこに映っていたのは

 

 ()()()()()()()()()()()()()()だった…ってあれ?

 

 俺が顔を右に動かすと、その子も顔を右に動かす。ピースサインをしてみると、その子もピースサインを返してきた、しかもノータイムで。

 

「…………マジで?」

 

 そう言いながらこれは夢だと信じて自分のほほを抓って見た。だけどすごい痛いしそれに海面の向こうにいる幼女も同じ行動をして涙目になっている。

 

 誰だろうか、この幼女を泣かせたのは。

 

 ・・・・・・俺でした。というか、泣いてるのは俺自身でした。だってさっきから視界が涙でゆらゆらとしてるし。

 

 

 

 

 現実は何とも奇妙なもので、俺はどうやらTRPGをするはずが艦娘のしかも自分がPCとして選んだ響になってしまったらしい。

 

「マジかよーーーーーーーー!!!!!!!!!」

 

 そう叫ぶ俺の声にこたえるものは遠くから「せんぱ~い」と叫びながら走ってきた夕張だけだった…………。




深山響(みやまひびき)

所属
舞鶴シャーク機関

………ダイス振って決めたけどなんだこれって先読む人もなった………(´・ω・`)

艦種 駆逐艦
レベル1
命中 2
回避 2
装備 2
火力 0
装甲 6
行動力 17

初期個性
《外国ぐらし》○
《クール》○
《食べ物》×

ギャップ
背景分野と魅力分野の間

アビリティ


他の要素は先詠む人がルルブを買うか、もしくは大学始まってから部室に置いてあるルルブ読みながら書きます…orz。

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