オラリオに狩人が行くのは間違っているのだろうか?《一時更新停止》 作:ResistanceRaven
ロキの部屋の中、ベッドに上半身裸で寝転ぶ私に跨るロキ。
他者から見れば、とてもシュールな光景だろう。
私は勿論反対したさ。だが、これが一番楽らしい...
「んじゃ、行くで」
「分かった。」
ロキは自分の指に針を刺し、私の背中に血を垂らす。
背中にじんわり熱い感覚が広がり、蠢く。
「なぁ!!?」
ロキが驚いた様子で叫ぶ。
何かあったのだろうか、固まっていた。
「どうした。ロキ。」
「どうしたも何も...これを見い。」
ステータスを写した羊皮紙を渡される。それにはこう書いてあった。
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名前:unknown
性別:男
レベル:300
血の意志:555
体力:50
持久力:50
腕力:50
技術:50
血質:50
神秘:50
《魔法》
[狩人の倉庫]
自分が持ちきれない物を倉庫へ転送する。
自由な時に出し入れ可能。
戦闘中は不可
[インベントリ]
武器等、その場で出し入れ出来る。
戦闘中も可能。
《スキル》
[血の歓び]
血を浴びると傷が治癒する。
[穢れ]
瀕死になった際、徐々に傷が癒えていく。
[血の意志]
敵対者を殺害する事で血の意志を得る。
[人形]
血の意志を力と変える。
[狩人]
意志が意識を保ち、如何なる状況下においても精神が不安定になる事は無い。その為、酒では酔わない。
だが、血では酔い、強力な精神攻撃には時間稼ぎにしかならない。
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「...ふむ。レベルに関しては恐らく血の意志の影響だろうから気にするな。それで、それ以外で聞きたい事は?」
「ほぼ全てやな。ステータスに関しても他の奴等とは違うんや。体力、持久力、腕力、技術に関しては分かる。だが、血質と神秘って何や?」
「ふむ。血質と神秘か...血質はカインハーストの武器。血を使う武器の威力に関係する。血質が高ければ高い程、その武器の威力が上がる。神秘はカインハーストと敵対関係にある聖歌隊等、教会関係の武器。つまり神聖な武器の威力に関係する。まあ、神聖かどうかは知らんが、これが一番分かりやすい。こんな感じだな。次は?」
「魔法は良いとして、スキルやな。全部見た事無いし、中々エグい内容や。」
「ふむ。血の歓びと穢れ。これは昔私が刻んでいたカレル文字...ああ、力を秘めた文字だと思ってくれ。それだ。血の意志は良く分からん。だが、これは人形と血の意志があってやっと意味を成すのだろうな。人形は昔御世話になった...まあ、なんだ。自動人形の様な者だ。狩人に関しては、そう言う物なのだろう。言い換えれば、如何なる時も精神が壊れない。元々狂ってるって訳だろう。まあ、強力な精神攻撃。経験から言うに、見ただけで発狂する程の精神攻撃に対しては時間稼ぎにしかならんのだろう。」
「そうか...分かったわ。んじゃ、ようこそロキファミリアに。歓迎するで。盛大にな。」
「ああ。」
これからが楽しみだ。ああ。楽しみで仕方無い。どんな化け物を狩れるのか...くくく...