オラリオに狩人が行くのは間違っているのだろうか?《一時更新停止》 作:ResistanceRaven
ふむ。今日は遠征帰りの打ち上げがあるらしい。
私にとってはどうでもよいことではあるがな。
それは置いといて、今ロキファミリアの一行の付き添いを今しているのだが...
「おい...見ろあれ...ロキファミリアが遠征から帰ってきたみたいだぜ...」
「おいおい...【剣姫】も居るぞ...」
こんな感じが続いているんだよ...
それで、その中で今までいなかった私が居る訳で...
「あいつ誰だ?今まで居なかったよな...」
「新しく入った奴だろう...だが何故一級冒険者の中に?」
「アイズ・ヴァレンシュタインにあんなに近く...!!!」
「なるほど...あいつ。やり手だな...」
...という感じで、興味やら嫉妬やら値踏みやら...視線がキツイ...
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「ごめんくださ~い。」
目的地に着いたらしく、ティオナ(双子の妹らしい)が元気よく扉を開けて入っていく。
ここに居るのは私とティオナとアイズ。他の人は別行動中だ。
私がここに来た理由はノコギリ鉈とルドウィークの聖剣の整備と葬送の刃の状態を見るためだ。
別にゲールマンを疑ってる訳ではない。だが、彼がどんな武器をどんな状態で使っていたのかが気になるのだ。
「げぇ!!?【
「ねぇ...私が来るたびに悲鳴上げるのやめてくれない?」
彼女が入った瞬間悲鳴が上がった。
何故に?
「親方!!!親方!!!
「クソ!!!何の用だ!!!」
「武器を作って貰いに来たんだけど」
「ウルガは!!?丹精込めて不眠不休で作った武器は!!?」
「溶けた」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
...えっと、ティオナは武器破壊の常習犯って訳で、また壊した訳か...鍛冶屋さんよ...南無...
「こっち...」
アイズに呼ばれ、奥の部屋に行く。
そこには、話に聞いていた男神。ゴブニュが居た。
「何の用だ...」
「武器を見て頂きたい。」
「ふむ?」
ゴブニュは、作業を止めこちらを見る。
「お主...誰だ?」
「狩人と言う。名前は無い。」
「それで、狩人よ。武器を見てほしいと言ったが、何故だ?」
「知り合いに武器を貰ってな...知り合いに鍛冶師が居ないからロキに聞いたらゴブニュに見てもらうといいと言われたのでな。」
「ふむ...あやつか...いいだろう。その武器を渡せ。」
少し考えた様子だが、ゴブニュは右手を差し出し、渡すように言ってきた。
私は葬送の刃をゴブニュへと渡す。
「...これは...すごいな...文様が芸術の様だ...切れ味も良い...それに...この刃の金属...私とて見たことがない...良く使用されているようだが、整備も行き届いており、新品同様の切れ味を保っておる...」
ひとしきり見たゴブニュは葬送の刃を私に返した。
「それは問題ない。よくその様な武器を手放したものだ。」
「彼は引退したそうです。だから私に託すと。」
「そうか...余程懐の広い輩だったのだな...」
「はい。武器を見て頂きありがとうございました。」
そう言い残し部屋を出る。
「...その武器の名前は?」
ゴブニュファミリアのホームを出た際にアイズに聞かれた。
「この武器の名前は《葬送の刃》。安らかに死ねる様にと言う意味らしいな。」
「そう...」
それからは、会話もなかった。
その為、私は宴に思いを馳せ、歩いた。
ふう。書き終わりました。
葬送の刃に関しては自分の想像なので、「違うんじゃね?」とかは言わないで欲しいです...
では。