僕の高校時代というとちょうどおっぱいの魅力に気づき始めた頃に当たる。きっかけは何だったのか。何かのテレビ番組だったかもしれないし、エロ本だったのかもしれない。あるいはクラスの成長している女子達を見ていたからかもしれない。今となっては思い出せないし、思い出そうともしないが高校時代の僕が医学部の大学を受験しようと思ったのは間違いなく女のおっぱいを見たいという男の欲望からだろう。
しょうもない物を目標に高校時代を過ごしてきた僕とは違い、僕の彼女は将来、教師になるために勉学に励んでいるという。そんな彼女は学生たちの憎きテスト期間に入ると必ずと言っていいほど、僕の家に勉強を教えてくれとやって来る。彼女は学習塾に通っているため、僕なんかに教えを乞う必要はないはずなのだが彼女の談によると塾の先生に教えてもらうより、分かりやすいらしい。それに塾の方もテスト前に塾に来ないのを怒りそうだが、彼女の成績は上位グループに入っているようなので何のお咎めもないそうだ。
というわけで、彼女は僕の自室の丸テーブルに勉強道具を広げて、黙々と問題を解いている。隣で僕はエロ本ではなく(エロ本は彼女に見つかってしまい、全て処分された)、推理小説を読んでいる。温泉旅館を舞台に繰り広げられる殺人事件を、偶々、女体を覗きに来ていたおっさんが解決に導くというもので、知人に勧められて読んでいるがなかなか面白い。僕は小説は推理小説や冒険小説、恋愛小説など様々なジャンルを読むが、特に好きなものは官能小説だ。やはりおっぱいの描写があるというのは嬉しい。
時々、彼女は小説を読んでいる僕の肩をトントンと叩き、分からない問題を尋ねてくる。高校生の勉強は社会人になってほとんどしていなかったが、学生時代の記憶というのは染み付いてしまっているようで、分からないということはなくスラスラと教えられる。彼女の方も僕の説明で理解できたようで、時折相槌を打ちながら、問題を解いていく。
彼女の白魚のような指がシャープペンシルを動かし、真っ白なノートに文字が書き込まれていく。静かな部屋に聞こえる本のページをめくる音と、筆音、そして時々聞こえる彼女の息遣い。自分の部屋だというのに普段は絶対にしない女性特有の甘い匂い。隣で女の子座りをした僕の彼女を横目で見れば、彼女の長い黒髪は後ろでまとめられたポニーテールで、そこから覗くうなじとうっすらとかいた汗。
なんかエロくね。僕は自分でも分からない胸の奥底から湧き上がるこの感情に戸惑っていた。僕は女性のおっぱいにしか興味がないおっぱい大好き人間だ。そこにおっぱいがあればとりあえず目で追ってしまうそんな男だ。彼女に告白した理由も彼女のおっぱいに恋をしたからであり、一目惚れだ。そこには彼女の性格だとか人柄だとかは含まれていない。ただ、今日の彼女はおっぱい以外の部分でさえも僕を惹きつける。
僕はその気持ちを彼女に気取られないように内心を隠しながら、推理小説を読み進めるが、内容が全く頭に入ってこない。彼女の息遣いが異様に耳に入ってきて、僕の脳内をかき回す。平常心を保て、僕。こういう時は冷静になるんだ。おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい。数学の3.14はπ。よし、冷静だ。
確かめるように彼女に視線を向ければ、彼女と目があった。少し垂れ目な瞳には、僕の惚けた表情が写っている。少し驚いたような顔をした彼女の頬に赤みが差していき、慌てたように目をそらされ、ノートと問題集に目を向けた。彼女の息遣いが少し大きくなったような気がするが、気のせいだろうか。あれ、僕の彼女ってこんなに可愛かったっけ?
おおよそ、自分の彼女に対して今更何言ってんだよ、と思うかもしれないが今日の彼女は何かおかしい。いや、おかしいのは僕なのか。ここ最近、彼女と会えていなかったから久しぶりに会った故に、僕の心は舞い上がってしまったのかもしれない。会えないことへの鬱憤、フラストレーションが解消されたことで、僕は彼女のおっぱい以外にも目が行くようになったということか。確かに僕の彼女は平均よりも可愛らしいと思う。目鼻立ちもそこそこ整っているし、スレンダーでカモシカのような美脚を持っている。成績優秀、運動神経抜群、料理や家事も人並みには出来て、度胸もある。こうして、改めて彼女を見てみれば、とんでもないステータスの持ち主だ。どうして高校生の彼女からしてみたらおっさんの僕なんかの告白をOKしたのか疑問に思ってしまう。高校生と言ったら自分のクラスメイトや先輩、後輩の中に、イケメンがいてもおかしくないし、そんなイケメン達に恋をしてしまう年頃だろうに。
そんなことを考えていたら、再び肩を叩かれた。再びわからない部分ができたので説明をして欲しいらしい。僕は問題に目を通し、解き方を解説していく。ふと、僕はあることに気がついてしまった。彼女より身長の高い僕は彼女を上から見下ろすような形になるのだが、彼女の鎖骨、そして胸元に黒いリボンをあしらった薄いピンクの膝上くらいまでの長さのワンピースからわずかに覗く、僅かな膨らみがチラチラと見えることにだ。いわゆる胸チラだ。室内が暑いのか、それとも彼女の体温が上がっているのかわからないが鎖骨を伝った玉のような汗が二つの小さな膨らみ、おっぱいの間を伝って消えていく。
それを必死に意識の外へ追い出しながら問題の解説に専念しようとするが、一度気づいてしまったその甘美なモノに自然と目が行ってしまうのは、悲しいが男の性だろう。結局男は皆、おっぱいなのだ。おっぱいが好きで好きで堪らないのだ。考えていることは問題の解説に二割、残りの八割はおっぱいなのだ。どうやったらあの少し汗ばんだ二つのおっぱいを手中に収めるか、ただそれだけのために策略を練る僕がいた。
解説が終わり再び問題を解いている彼女に気づかれないように僕は彼女の背後に周り、そのおっぱいを僕の両の手がワンピース越しに掴んだ。柔らかな感触が手のひらから伝わってくる。ぷよぷよ、小さいながらも手のひらを押し返してくる弾力はまさしくおっぱいだった。ピクっと彼女の肩が跳ね上がり、首をロボットのように動かして背後を向き、ぎこちない表情をした彼女の顔が僕を見た。僕はそれにニコッと爽やかスマイルで返し、おっぱいを揉んでいく。
服越しの柔らかな感触を味わいつつ、もう片方の手を服の中に入れようとしたその時、僕の腹部に激痛が走った。彼女が僕のみぞおちにエルボーをしてきたのだ。力を失い、おっぱいから手を離した僕は激痛で蹲っていた。彼女は着崩れた服を直しながら、真っ赤な顔をしてブツブツと文句を言っている。
「そんなんせんでも触りたいなら言ってくれれば...」
何を言っているのか全く聞き取れないが僕は激痛の中、こう思った。やっぱりおっぱいは柔らかい。彼女の新鮮なおっぱいの感触に妄想を膨らませながら、僕は痛みが引くのを待つ。...ぐへへ。あ、今のは断じていやらしい妄想してたわけじゃないです。
僕は今日もおっぱいを揉み、おっぱいを愛していることを実感する。僕は大きなおっぱいも小さなおっぱいも成長途中のおっぱいも好きだ。おっぱい好きと告白された彼女もそれを受け止めたようで、勉強の後、おっぱいを揉ませてくれた。彼女いわく、大きなおっぱいを手に入れるには好きな人におっぱいを揉んでもらうのが一番、とどこが情報源かも分からない信用に値できるか怪しげな情報を鵜呑みにしていた。まぁ、それで彼女のおっぱいを愛でることができるので、僕としては不満はない。
ただ、彼女のおっぱいは一向に膨らまない。僕としては彼女のおっぱいならどんなものでも好きだけどね。
そう簡単に、膨らんでたまるか