唯の『虫』が、ヤバイ『蟲』になるまで   作:風林★火山

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第一話「目覚め」

祐介side

 

 

 

 

 

「・・・うーん、此処は?」

 

そう言いながら、俺は頭を動かし、周りを見渡す。この身体の感覚は・・・・・うん、完全にランゴスタ(彼奴)だ。

 

「此処は、ランゴスタ達(奴等)の巣みたいだな・・・だとすると」

 

 

 

 

 

『無事、転生が出来ました様ですね♡』

 

うお!吃驚した!誰かと思ったら女神様じゃないですか!ちょっと〜、驚かさないで下さいよ〜!

 

『うふふ、ごめんなさい♡でも、これはあの時のお返しです♡』

 

あの時?・・・ああ、俺が扉の先へ行く前に、女神様の戸惑う姿と照れてる姿を見て可愛い可愛いと思っていた時か・・・・・なんか、すみません。

 

『えっちょっと!別に謝らなくてもいいですよ!・・・アッそれよりです。そちら側の状況はどうですか?』

 

うーん、この状況だと・・・クイーンランゴスタ(女王様)と大勢のランゴスタ(兵士)達はぐっすり眠ってます。つまり、まだ夜だと思います、はい。

 

『成る程・・・では、虫さん達が起きる前に、色々と説明したいと思います』

 

はーい、出来る限り起きる前にお願いしまーす。

 

『まず、Level upをする方法は、[相手のDNAを摂取する]これは、生物だけではなく、キノコや草などの、特殊効果を持った植物を摂取するのもありです』

 

おお、それはいいですな・・・・・そういえば、この世界の生物はLevelとか付いてますか?もし、付いてたら、戦闘の時に困りますが・・・

 

『ご安心ください♡この世界の生物にはLeverとか付いていません。でも、付いてなくても、強い生物はいますから、其処だけは気をつけてください』

 

ふむ、例えば『金獅子(ラージャン)』とか、『斬竜(ディノバルド)』とか、古龍種の皆さんとか、F(フロンティア)の連中とかですか?

 

『はい♡あっでも、Fの連中方は出てきませんよ?』

 

・・・ああ、成る程理解納得〜!女神様分かっていらっしゃるな。だって、Fの連中は本家との次元が桁違いだし、もし居たら絶対終わる。というか、一瞬で終わってしまう!

 

『・・・では、次です。この世界には、貴方以外の転生者がいます(・・・・・・・・・・・・)

 

・・・この世界にいるのは俺だけではないと言うんですか?

 

「はい・・・しかも、チートを乱用する転生者や、極悪非道でゲスい転生者もいます。まあ、そうでもない転生者もいますがね」

 

うわぁー・・・出来れば、そんな奴等と鉢合わせはしたくはないですね・・・もしかしたら会うかもしれないけど。あ、その転生者達は、モンスターとかハンターとか転生しているんですか?

 

『はい、そうです。でも、大抵はハンターの方に転生する人が多いですね』

 

成る程・・・・・では、次お願いします。

 

『はい・・・これが最後です。もし、仮に速く死んだとしても、今の貴方の身体は全身赤タイツの忍者よりも不死身になっています」

 

 

 

・・・・・・・・・・えっと?つまり、何かに当たってバラバラになっても死なない、潰されてぺしゃんこになったりしても死なない、喰われてグチャグチャになっても死なない、燃やされても死なない、凍結保存をさらても死なない、そして、何かしらの魔法で消し飛ばされても死なない等・・・ですか?

 

『・・・まあ、そんな感じです』

 

・・・・・・ちょっとこの能力(コレ)は、三つ目の特典よりもチートじゃね?

 

『いいんですよ!こうして貰わないと第二の人生を送る中で突然終わりを告げるし、そうなった転生者もいますよ!』

 

まあまあ、そんなに興奮しなくても・・・・・女神様がそれでいいのなら、俺もそれでいいんですけどね。

 

『とにかく、その能力があれば、簡単にやられません!・・・だから、安心して下さい♡・・・・・これで、私からの説明は終わりますが、なにか質問がありますか?」

 

いいえ、今の所はありません。

 

『そうですか・・・もし、第二の人生を送っている中、疑問に思ったことがあれば、いつでも呼んでくださいね♡』

 

はい!そうしておきます。では女神様ここで・・・

 

 

 

『はい♡ごゆっくり♡』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・もう聞こえなくなったな・・・・・寂しいけど、頑張ろう」

 

そう思ったとき、何かが動く気配をした。遂に奴等が起きた。

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