唯の『虫』が、ヤバイ『蟲』になるまで   作:風林★火山

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自分の性格のせいで一ヶ月以上ほったらかしていたら、お気に入りが22人、UAが2765人も……皆さん!ありがとうございます!!
あと、今話ではカンバリズム(?)的な要素が含まれているせいか、かなりグロいです。閲覧の際にはご注意くださいませm(_ _)m


第四話「結果」

祐介side

 

 

 

・・・いやー、間に合わなかったのは残念だけど、とりあえず作戦成功だ。

 

 どう言う意味だって?

 

 俺があの男を隙を見せるために石ころを探すので、時間稼ぎをしてくれませんか?と俺は二匹共に頼んでみた。そしたら、

 

 任せろ!出来れば速めに戻って来いよ!二匹はその頼みをそう言って承認した。

 

 その後二匹共は、時間稼ぎをするためにBD(バトルドレス)装備の男の方へむかった。

 二匹が転生者(ハンター)と戦っている間に、俺は野球ボール並みの大きさの石ころを探していた。

 

 一応見つけたけど、そもそもランゴスタの腕は物を持てるように特化をしてないため、持つことは出来なかった。

 

 なので、石ころを持てるようにあるモンスター(・・・・・・・)を食べるために探した。

 そのあるモンスターとは、ランポス(・・・・)だ。

 

 何故そいつなのかと言うと、奴のある部分を食べるためだ。

 俺が食べる部分は、()だ。

 ゲームでは、その部分を使った攻撃はしなかったが、恐竜のヴェロキラプトルの様に何か物を持っていく時とか使っていたのだろう。まあ、そういうのないだろうけど。

 

 で、奴の手を食べるために急いで探した結果、いっぱい見つけた。ただし、死体だけど。

 

 なんでこんなにいっぱい死体が?なんて思ったけど、絶対にあの転生者のせいだと考えた。

 

 あの転生者はランゴスタを探している途中、邪魔をして来たので殺しまくっただろうと思う。でもそのおかげで手間が省けた。

 だって、もし仮に生きているランポスを見つけても、その部分を食べるために自らの手で殺さないといけないし。今の俺、ランゴスタだし。勝てるわけないじゃん?

 

 で、まず一体の死体(ランポス)の手を食べた。でも、変化は無かった。どうやら一体だけでは変化しないようだ。

 次は大量に食べてみた。そしたら力が湧いて来るのが感じた。

 食べてる途中、突如して俺の脳内に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー条件を達成しました。Lv2に上がると同時に、中脚進化(・・・・)を行います。

 

と再生された後、中脚に激痛が走った。

 

 しかも、その激痛は約15秒も続いた。あの時は本当に地獄というのを味わったよ。

 でも、その地獄が終わった後、俺は中脚を見て驚いた。どうしてかって?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺の中脚が物を持てる様に進化したからだ(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)。しかも、手の形状はランポスそっくりだ。

 

 転生するモンスターが『ランゴスタ』と決まったから、咄嗟に思いついた事なんだけど、まさかこの様になるとは・・・あまりの凄さに感動しちまったな。うん。

 

 あ、そうそう。その時の姿だけど、ランゴスタを原型(ベース)に、中脚が凄いことになった。

 手はランポスだけど、腕の長さが異常な程(というより、人間の腕と同じくらい?)に長くなった。

 

 それに、()がついているような感覚がした。まるで、前世の俺の腕と同じ感覚だ。

 まあそのせいで、飛ぶスピードが落ちてしまったんだけど。

 

 でも、これで物を持っていく事が出来たため、作戦を実行することが出来た。

 

 石ころを持ってハンター(転生者)と我次郎さん達が戦っているエリアへ向かった。

 向かっている途中、耳が劈く程の轟音がした。

 

 何だこの耳が劈く程の轟音は!?俺はそう思って戦闘中のエリアを見たらBD(バトルドレス)装備をした男が、ガトリング砲へ変形したヘビィボウガンでビーム弾を撃ちまくっていた。

 

・・・あれ?狩技に四つ目なんてあったっけ?なんて思っていたら我次郎さんがビーム弾に当たってバラバラになってしまった。

 でも、BD装備の転生者はそれだけで満足しないか、我次郎さんが粉微塵になるまで撃ち続けた。

 

 あの時俺は、

 

 約束を守れなかった!・・・まあいいか、これも俺の計画のためだし。

 

 と思った。

 

 うん?人でなし?いいえ、()でなしです。

 

 で、転生者が我次郎さんを粉微塵にした後に、二匹共倒したことにすっきりしたのか慢心した。

 その慢心こそが、自惚れた転生者の油断。俺が狙っていたハンター()の隙。

 

 その隙に、俺は石ころを転生者の頭に向けて落とした。

 

 結果、直撃(大当たり)。石ころは転生者の後頭部に穴を開け、転生者はそのまま仰向けに倒れてしまった。

 二つ目と三つ目の特典のおかげで、完璧に計画通りに出来た。この特典を与えてくれた女神様に万歳!!

 

『もう///だから褒めても何も出ませんってば///』

 

 え!?まさか聞かれてた!?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

・・・で、現在は転生者の所へ行って、どんな様子か確認しようとしている。

 

 転生者の今の状態は、石ころが後頭部に当たり、その後頭部から大量出血をしている。

 出来ればアレで死んで欲しいけどな。まあ多分、転生者が持っている特典のせいで生き延びていると思うけど。

 

 なんて考えていたら転生者の近くに来た。

 

「何故・・・・・何故この俺が、こんな・・・雑魚に・・・」

 

 おや?まだ生きている・・・と言うことは、やっぱり特典のおかげでまだ喋れるのか。もう死にそうだけど。

 

 そういえば、今の俺の手は物を持っていく事が出来るけど、どのくらい腕力(パワー)があるんだろう?

・・・試しに転生者の両腕を抑えてみるか。そう思いながら俺は転生者の両腕を掴み、俺の両腕に体重をかけた。

 え?何故わざわざ両腕を抑える必要があるのかって?

 

 その事は、後で分かるさ。

 

「な・・・何をーー」

 

 こうするんだよ。そう思いながら、口を大きく開ける。

 この口の感覚は・・・スズメバチと同じ構造だな。うん。

 

「ヒッ・・・や、やめろ!そんなきめえ口で俺の顔を近づけるな・・・!」

 

 なんて考えていたら転生者は焦りながら何か悪口的な事を言っていた。まあ、無視するけど。()だけに。

 

 多分この転生者は、綺麗な顔面が喰われるかと思っていふけど、俺はそんなつもりはないけどな。

 え?じゃあ何処を喰うのかって?それはーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーー()だよ。

 

「は?何処をーー」

 

 転生者は何か言うことがあったけど、俺は言わせる前に噛み付いた。

 

「!!??」

 

 あまりにも痛すぎるのか、転生者は暴れ出した。

 転生者は離させようと両腕を動かそうとしたが、俺の方が中脚の腕力が強すぎるためか、動かせなかった。

 

 俺はそれを気にせずに、そのまま喉を喰らい、首の肉を削り、大量の血を噴かせながら食べて行った。人間の肉の味は不味いとか言われているけど、そんなに不味くはないし食えないことはないなこれ。

 

 そうだ、人間の内臓はどのような味がするんだろう。俺はそんな狂った考えの答えを見つけるために、両腕を抑えていた中脚を抑えるのをやめて、遂には身体の中身に入った。

 

「ーーー!!ーーー!!ーーー!!」

 

 転生者は身体の中に入られると分かったのか、前よりめちゃくちゃ暴れて、中脚で抑えられた両腕で俺の身体を掴んで無理矢理でも抜こうとした。

 

 うぐぐぐ・・・離れてたまるか!それを俺は身体が千切れるのを覚悟して、必死に抵抗した。

 

 そんな争いを30秒後、次第に転生者の体の動きが鈍くなってきた。

 

「・・・・・・・・・」

 

 そして最後には動かなくなった。多分だけど、これで転生者は死んだと思う。

 でも、俺は本当に死んだのかはまだ信じられないので、今の状態を見るために一回抜け出した。

 

『・・・ワオ、ひっどい顔』

 

 まず俺が見たのは転生者の顔。

 白目を剥いており、涙と鼻水を流した後があって、口から泡を吹いていた。

 かなり凄い形相で抵抗していたというのが分かる。

 

 次に、俺の周りを見渡した。

 すごい量の血があっちこっちにばら撒かれている・・・これ、グロ耐性がない人が見たら吐くか又はトラウマに残るな。

 

 あ、そんな事より、人間の内臓ってあんなに美味しいものなんだな・・・もうちょっと食べてみよ。俺はそう思って亡骸となった転生者を膨れるまで食べた。

 

 まず、防具や護石を器用に外して、腕や足を力ずくで千切って食べた。食感は少し硬かったが、なんとか喰えた。

 次に、心臓と肝臓と言った内臓類等を取り出すために、転生者が持っていた剥ぎ取りナイフを使って鳩胸と腹の部分を開けて、色々な臓器を食べた。食感は様々な臓器によって違うのが分かった。

 

 あ、なんか知らんけどドスランポスが来た。残りかけだけど食べる?え、いらない?・・・あ、そう。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 そんな狂気的なお食事会をしている途中、気が付けばもう日が暮れていた。その時はもう頭しか残っていなかった。

 因みにドスランポスはどうしたというと、俺の姿を見て恐ろしすぎるのか、逃げる様に何処かへいってしまった。

 

・・・それにしても、前から思ったけど俺ってよく狂った考え方をするんだよなぁ。後、腹が膨れるまで食いまくったはずなのに、何故こうも腹が膨れないのだろうか。それが唯一の謎だった。

 

 まあそのことは後で考えるとして、最後の食材、頭を食べますか。

 

・・・あ、よく見たら何か羽飾りみたいのが着いている。これは・・・多分、女性からのプレゼントで貰った物だろうと考えたけど、もうこの転生者は死んじゃっているし、其処らへんに捨てちゃおっと。

 ポイッとな・・・ん?一瞬誰かがいた気がしたけど、まあいいか。今は食事の方が大事だし。

 

 さて、まずは目玉をいただきますか。そう思いながら、中脚の人差し指で左目を突き刺してくり抜いた。

 ほうほう、目をこうして見るとこうなっているのか。俺は実際に見た目玉を感心していた。

 で、パクリと食べた。食感は、前世の俺が食べたマグロの目玉を使った料理と同じような感じだった。

 おいおい、そんな物喰ったのかよ!?と思っている人がいると思うが、実を言うとマグロの目玉は栄養価の高いマグロの部位の中で色々な成分が入っている部位だと言われている。

 

 何が入っているのかまとめて言うと、

 

・赤身まぐろは高たんぱく、低脂肪、低カロリー

・肝臓をサポートするメチオニン、シスチンなどのアミノ酸が豊富

・タウリンは血圧、血中コレステロールを下げ動脈硬化を防ぐ

・脳梗塞や大腸がんの予防になるEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富

・脳細胞を活性化させるDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富

・鉄分やビタミンB12が貧血を予防してくれる

 

 などが高い栄養価が入ってあるんだ。まあ、どうでもいい事だと思うけど。

 だって、人間の目玉にはそう言った成分は入ってないし。もし入ってあったらどういう仕組みになってるんだと突っ込むだろう。

 

 で、実際に人間の目玉を食べてみてまあまあかなと思ったけど、どうせならもう片方の目玉も食べようと思ったのか、右目をくり抜いて食べた。

 

 両目を何もためらいもなく食べた俺は、次は舌を食べた。

 食感は、ゴムのような感じだけど、コリコリしてて美味しかった。牛タンよりとは言わないけど。

 

 さて、舌も食べ終わったしそろそろメインギッシュ(・・・・・・・)をいただくとするか。え?何処をいただくのかって?

 

 やだなぁ、分かってる(・・・・・)くせに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ()だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー待ちなさい!

 

 脳を食べるべく頭の皮と頭蓋骨をなんとかしようと思っていたら、女王蜂(クイーンランゴスタ)兵隊(ランゴスタ達)を連れて俺の前から姿を現した。




はい!どうだったでしょうか!……やっぱり、今話はグロ過ぎましたかね?もしこれで気分が悪くなってしまったらごめんなさい!
もし良ければ、次話もご期待下さいませ(≧∇≦)





さて、次はどうしよう……。
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