ソードアート・オンライン~SAO~(仮) 作:Wistalia
もう一、二冊いくと思ったんですけどね、原作の方がUW編完結してました。
もちろん作者は当日の朝10時に買いに行きましたよ。
読んでて気になったことをあとがきに書いてます。
***
2022年11月6日 12:00
「リンクスタート。」
<大脳接続開始・・・完了>
<視覚・・・OK>
<嗅覚・・・OK>
<聴覚・・・OK>
<触覚・・・OK>
<味覚・・・OK>
<SAOメインサーバーへのアクセス開始・・・完了>
<体感覚キャンセル機能動作確認・・・正常>
<ペインアブソーバー機能LV10で設定>
<神経伝達経路遮断/変更開始・・・完了>
<All Systemu clean>
<Welcome to swrd art online>
***
視界に、あるメッセージが表示される。
「SAOベータテスト時のアバター及びセーブデータが残っています。セーブデータは初期化されますが、ベータテスト時のアバターのデータを使用しますか?
Yes or No
ここで、俺はYesを選択する。
すると、視界が青い光につつまれて、「帰ってきた、この世界に。」
俺の回りにもどんどんログインしてきたプレイヤー達がここ、はじまりの街中央広場に転移してくる。
大半が新規プレイヤーなんだろう。キョロキョロと、辺りを見回してる。
だが俺はそのプレイヤー達を尻目にダッシュして、ベータテスト時にあらかじめ目星をつけておいた、値段の安い武器屋に急ぐ。
「おうい、そこのにいちゃん、そのまよいのないはしり、あんたベータてすたーだろ?」ときかれたので「ああ。」と返すと、ちょうどよかった。俺は始めたばかりなんだ。ちょいとレクチャーしてくれよ。」と声をかけられた。
だから俺は、「ああいいぞ。だけどまず武器屋に行こう。」と返した。
***
第一層始まりの街 東部フィールド
「うっ、がぁぁ・・・・・あそこが・・・・・」
クラインは、下腹部を押さえて悶絶している。下腹部に攻撃を受けて、その痛みが痛覚となって襲っているのだ? いや、それはありえない事だ。フレイジ―ボアというイノシシのようなモンスターに突進をくらったなら、現実では指一本ですら、動かせないような痛みが走ってるはずだが、この世界では、ペインアブソーバーという痛覚疑似再現機能への制限がかかるシステムがある。故に擬似的な痛みは少しはあるが、そこまでの痛覚はありえない。ソードスキル等で技の威力によっては、大小のノックバックが発生するが、あくまで衝撃だけであり、痛みは殆ど無いはずだ。
「大袈裟だな。別に痛みは感じないだろう?」
「あ、そっか・・・・・!ここ仮想空間じゃん。」
「ソードスキルは発動さえしてしまえば必中距離にいたなら必ず当たる。だから初動のモーション。それが重要だ。」
「んなこと言ってもよ・・・・・。アイツ動きやがるしよ?」
「当たり前だろ、すえもの切りじゃあないんだし。」
「成程、モーションか・・・・・モーション・・・・・」
クラインは、ソード・スキルを発動させた。その一撃は、フレイジーボアのHPゲージを一気に減少させていく。黄色のゲージから、赤へと変わり・・・・・、完全に0にする。すると同時に、フレイジーボアの身体が青く光り、そして最後にはポリゴン片となって、砕け散った。
「い・・・よっしゃあああ。」
「おめでとう。でもそれスライム相当だけどな。」
「え!?俺はてっきり中ボスぐらいかと。」
「んなわけない。」
***
「さて、もうひと狩り行くか?」
「あったりめーよ、と言いたいところだが実は5時半にピザが届くからいったん落ちるは。」
「準備が良いな。」
「今日は、いろいろとレクチャーしてくれてありがとう。」
「別にいいって。」
「フレンド登録しとくか?」
「ああ。」
俺はクライインとフレンド登録をした。
そしてクラインはログアウトして・・・ログアウトしようとして・・・「おい、ログアウトボタンがねえぞ。」
「そんな馬鹿な。」と言って俺も確認するがほんとにない。「な、ないだろ。」
「もう、これは外から引っ剥がしてもらうしかないな。」
「ていっても用、俺は一人暮らしだし・・・キリト、お前は?」
「俺は母さんと、弟と、妹の四人暮らしだ。」
「妹!?どんな妹だ?」
「やめとけよ。あいつは、剣道一色で、俺たちのような人種とは相いれないよ。」
***
それから、クラインとどうすればログアウトできるかしゃべってたら、突然
『ゴーン、ゴーン、ゴーン』と鐘の音が鳴り強制転移される。
そして・・・
『プレイヤーの諸君・・・・・私の世界へそうこそ・・・・・』
『HPが0となれば、諸君らの脳は、ナーヴギアによって破壊される・・・・・』
『それでは、最後に諸君にとってこの世界が唯一の現実であるという証拠を見せよう。諸君のアイテムストレージに、私からのとっておきのプレゼントが用意してある。確認してくれ給え。』
「お前・・・・・誰だ?」キリト
「いや、おめーこそだれだ?」クライン
***
「嘘だろ・・・・・なんだよこれ、嘘だろ! 嘘なんだろ!!」
「ふざけるなよ! 出せ! ここから出せよ!」
「こんなの困る! この後大事な約束があるのよ!」
「嫌ああ! 帰して! うちに帰してよおおお!!」
と悲鳴が上がる中、俺はクラインを連れて路地裏に入る。
「クライン、俺はすぐに次の村へ行く。お前も一緒に来い。」
「えっ?」
「茅場の、アイツの言う事が本当なら、この世界で生き残るのにはひたすら自分自身を強化しなくちゃならない。VRMMOが共通する現実、つまり・・・・・オレ達が得られる金や経験値は総体として、限られているんだ。おそらく、そう考えたやつらで、はじまりの街周辺のモンスターは・・・つまり経験値・金は全て狩り尽くされるだろうと言う事だ。だからこそ、今のうちに拠点を次の村にした方がいいんだ。オレは、ベータテスターで次の村への道も危険なポイントも全部知っているから、レベル1の今でも安全にいける。」
「で・・・・・、でもよ。オレは、前のゲームでつるんでいた奴らと徹夜で並んでこのゲームを買ったんだ。あいつらも広場にいるはずなんだ。奴らを置いてはいけねえ。」
「わかった、なんかあったら・・・「お兄ちゃん?ねえ、そこにいるのは、その声はお兄ちゃん?なの?」っサヤカ?サヤカなのか?」
どうして、どうしているんだ?こんなところにお前が。
***
2022年11月6日12時30
???
「カーディナルシステムコード10080120発動パスワード***************」
「了解 しました コード10080120発動 MHCP001から005に最上位命令 プレイヤーへの接触を禁止 精神モニターのみを続行 黒鉄宮の間に生命の碑を設置 蘇生システム全停止 脳反応速度モニタリング開始 ログアウトシステム停止 全ナーブギア最終フェイズ待機状態での起動を命令 装着者のHP全損時に最終フェイズ起動を命令」
気になったことは一つ。
『知性間戦争』ってなに?こっからどう続くの?