東方八風凛   作:翠月茉弥

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第3話 気苦労ばかりの幻想筆者

今日は雪羽が家事当番の為縁側で昼寝をする夏凜。猫みたいに丸まって寝ているが可愛らしいのでよしとしておく。何故かだんだん風が強くなっていく。大方何があるのか雪羽には想像できていた。

 

「あいつが来るのか。用件は決まってるだろうがな。」

 

丸まって寝ている夏凜の前にある女性が現れた。ゆさゆさと揺らし起こそうとする。そのまま揺すっていると夏凜が起き出した。目をこすりながら目の前にいる女性の姿を確認する。・・・この人が来たって事はあれか。面倒いな〜。女性は夏凜が完全に起きた事を確認すると話しかけた。

 

「やっと起きましたか。」

「文さんが来たってことは万尋に勉強を教えなきゃならないんですよね?」

「凉さんは仕事だから玲さんに見てもらってるんですが夏凜に来て欲しいと万尋がうるさくて。」

 

・・・何それ。なんで姉の万尋より妹の方が頭良いのよ。あんた新聞記者でしょうが。頭の中で愚痴を延々と並べ続けるがそんな事は相手に伝わってるはずも無くほぼ強制的に文の家へ連れていかれた。流石は幻想郷最速、たったの1分で文の家に着いた。といってもそもそも守矢神社は妖怪の山にあるわけで。そんな事を考えながら家の中へと引っ張られる。居間へ入ろうとした瞬間声が聞こえた。

 

「だからここの日本語訳は私は勉強をしなければならないだって言ってるじゃない。」

「なんでそーなるのよ!まず玲全部意味説明できるの!?」

「できるわよ。まずmustの意味は〜しなければならないで・・・。」

 

ええと・・・内容は英語だね。私完全に数学教えるつもりだったよ。ずっと立ったままでいると玲がこっちの方を向き隣へ座るよう促した。頷き隣へと座る。この距離だったら玲姉キレて九尾化したら尻尾で私吹っ飛ぶね。くだらない事を考えていると部屋の戸が開いた。

 

「お姉ちゃんちょっとうるさい。私今記事書いてるのにお姉ちゃんの声で内容忘れちゃうよ。」

麻耶(まや)が珍しく敬語じゃない。グレちゃった?もしそうだったらお姉ちゃん悲しいよ。」

「グレたなら確実に原因の一つ万尋だよ。」

 

ため息をつきながら部屋へと戻る麻耶。余談だが麻耶は万尋と違いペッタンコではない。それどころか平均より大きいぐらいである。・・・そういやマリナも物凄いアホだった気が。完全に関係ない事を考えている夏凜。すると頭を小突かれた。

 

「さっさと万尋の勉強を進めましょ?」

「げ、関係ない事考えていたのバレた。」

「言っちゃ駄目じゃない。そんなに分かりやすいから紫様に弄られるのよ?」

「うー・・・。で、万尋は逃げださない。」

 

逃げようとした事があっさりバレた万尋。そのまま逃げ出そうとしても文に取り押さえられる為、諦めて机へ戻る。この後玲と夏凜そして後半は麻耶も加えての講義は5時間にも渡って続いた。




はい、というわけで第3話どうでしたか?
「私がアホな訳ないじゃない!」
「何言ってるのマリナ。あなたアホじゃない。」
はいはい、喧嘩しない。でもマリナ実際アホだよね。
「うるさいですわ!」
「はいマリナ。10x×5yは?」
「そんなの決まってるでしょう。50ですわ。」
惜しい。50xyなのに。
「やっぱりアホじゃん。」
「だからアホじゃないと何回言えば・・・!」
落ち着いて。では次回も見ていってくださいね。(見ていってね!)(見ていきなさい)
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