やはり俺がμ'sのマネージャーになるのはおかしいと思う (完結) 作:リヨ
これからも頑張りますのでよろしくお願いします
では本編どうぞ!
にこ「遅い!」
八幡「すまんすまん。道が混んでてな」
にこ「ったく...行くわよ」
八幡「どこ行くんだ?」
にこ「もちろん!秋葉原よ!」
八幡「まじか...」
昨日きたばかりなんですけど。しかも同じ店だし
にこ「ふっふふ〜ん♪」
にこは楽しんでるようなので別にいいか
にこ「あんた欲しいものないの?」
八幡「え?いや、えーと...」
にこ「はぁ。花陽ときてたなら先言いなさいよ!」
八幡「いや、楽しみにしてそうだったから、言い出せなくてな」
にこ「べ、別にあんたとのデート楽しみになんかしてないんだからね!この店に来たかっただけだからね!」
八幡「わかってるよ...」
にこ「じゃあ行くわよ」
八幡「あぁ。...ちょっと待っててくれ」
にこ「なに?昨日欲しいものは買ったんじゃないの?」
八幡「ちょっとな...」
にこ「結局なに買ったのよ?」
八幡「お前のグッズ」
にこ「へ?あ、あんた私のファンだったの!?//」
八幡「いや、別に?記念に買っただけだが?花陽の時も買ったし。」
にこ「はぁ...そりゃそうよね。あんただもんね。」
八幡「どういうことだよ?」
にこ「なんでもないわ。...ちょっと話したいことあるから公園いかない?」
八幡「あぁ。別にいいぞ」
八幡「で、話って?」
にこ「あんたって昔のこと覚えてる?」
八幡「は?まぁなんとなくだが」
にこ「じゃああんたが小2の時のこと覚えてる?」
八幡「小2?確か親父の都合で東京に一年だけ引っ越した時だな。」
にこ「そ、そう。それで?その続きは?」
八幡「で、そこでもボッチで本読んでたんだよ。その時確か窓が割れてボール飛んできて俺にぶつかったんだ。それで目覚めたら保険委員の子が看病してくれてた。こんな目の腐った奴看病するなんて物好きだよな」
にこ「別にいいでしょ!」
八幡「え?」
にこ「ご、ごほん。それで?」
八幡「確かその子いきなり「あんたも1人なんでしょ?私と友達になりなさい!」って上から目線で言ってきたんだ。
それで、まぁ俺もボッチだったしokしたんだ。それからは毎日その子と遊んだな。その子の家に上がり込んだ時もあったな。」
にこ「その子どんな子だったの?」
八幡「そうだな...気の強い子だったけど、普通に可愛い子だったな。見た目は普通にロングで、目は綺麗な赤だったと思う。ん?そういえばあの子の名前って確か...」
にこ「...///」
八幡「...ま、まさか...」
にこはツインテールにしていた髪を解いた
にこ「気づくのが遅いわよ...」
八幡「に、にこか?」
にこ「最初に自己紹介した時に気付いてくれると思ったのに、八幡全然気づいてくれない!」
八幡「お、おい泣くなよ!悪かった!本当に悪かった!」
にこは泣き出してしまった。俺はにこが泣き止むまで土下座し続けた。途中通る人に写真撮られちゃったよ。
八幡「お、落ち着いたか?」
にこ「えぇ...見苦しいところ見せちゃったわね」
八幡「それにしてもあの時の子がにこだったなんて...てっきり年下だと思ってた」
にこ「あんたバカにしてんの!?」
八幡「嘘です!すいません!...というかお前さっきの言動からして俺のこと最初からわかってたのか?」
にこ「当然でしょ!私の初めてのし、親友なんだから//」
八幡「やっぱりお前もあの時ボッチだったんだな...」
にこ「哀れむような目でみるな!あんたも同じでしょうが!」
八幡「不思議な気分だな。まさか再会するとは思わなかったよ」
にこ「私もよ。いきなりアイドル研究部に来た時はびっくりしたわ。」
八幡「俺を親友って言ってくれるのはお前くらいだよ。」
え?材木座?なにそれおいしいの?
にこ「親友だけじゃないわ...」ボソッ
八幡「え?」
にこ「やっぱり私の気持ち気づいてなかったのね...」
八幡「何のことだよ?」
にこ「何でもないわ!再会できたのは嬉しいけど、そんなことはアイドル活動には関係ないから!これからもこき使ってあげるから覚悟しなさい!じゃあね!」
八幡「お、おい!...行っちまったよ...」
なんだったんだ...っていうかことりとの待ち合わせすぎてる! 続く