やはり俺がμ'sのマネージャーになるのはおかしいと思う (完結) 作:リヨ
海未との待ち合わせは海未の家らしい。おばさん俺のこと覚えてんのか?
八幡「確かこの辺だったと思うんだけど...」
海未「八幡!こちらです!」
八幡「お、おう。久しぶりだから迷っちまった」
海未「外に出ておいて正解でした。さ、どうぞ」
八幡「お邪魔します」
海未母「あらあら、あなたがあの時の八幡君?大きくなったわね〜」
八幡「俺のこと覚えてるんですか?」
海未母「もちろんよ!なんたって海未のはつこ」
海未「お母様!!///」
八幡「???」
海未母「うふふ♪まぁ幼稚園の時仲良かったから覚えてたのよ」
八幡「そうでしたか。あ、これ一応手土産です」
海未母「あらシュークリーム!私大好きなの!ありがとうね!」
八幡「喜んでいただけたなら良かったです」
海未「では八幡。先に私の部屋に上がっていてください。私の部屋は二階の一番手前です」
八幡「わかった」
八幡「し、しつれいしまーす」
たとえ昔仲が良かったとはいえ、女子の部屋に入るのは緊張するな。
八幡「ん?これ...」
海未「お茶とお菓子持ってきました。何を見ているんですか?」
八幡「この写真...」
海未「あぁ。それは卒園式の日にみんなで撮った写真です。」
八幡「海未が持ってるってことは俺も持ってるのか...」
海未「多分持っていると思うのですが...」
八幡「俺さ、幼稚園の頃の記憶あんまりないんだよな。
だから海未たちと会った時自分が覚えてたことに驚いたよ」
海未「八幡は友達が少ないから覚えてたんじゃないんですか?」
八幡「はっ、そうかもな。友達多くてもろくなことにならんしな」
海未「昔のこと覚えてないのでしたら、アルバム見ますか?思い出すかもしれません」
八幡「そうだな」
八幡「この頃の俺って目が腐ってなかったんだな...」
海未「えぇ。この頃は八幡結構人気だったんですよ?」
八幡「え?そうだったのか...俺のモテ期は幼稚園の頃に体験していたのか」
海未「今でも少なくとも3人から好意を持たれてる時点でもててると思うのですが...」ボソッ
八幡「なんか言ったか?」
海未「はぁ。なんでもありません。」
八幡「ん?これ懐かしいな」
海未「ん?これは4人で穂乃果の家にお泊まりした時の写真ですね」
八幡「こういう行事的なことは覚えてるな。確かトランプやって海未の顔がすごいことになっててみんなで笑ってたきがする」
海未「そ、そんな余計なことは忘れてください!///」
八幡「海未ってポーカーフェイスとか無理だよな。今でも同じなのか?」
海未「はい...ちっとも勝てないんです...」
八幡「あれは面白いから治さなくていいかもな」
海未「うぅ...一生の恥です///ちょ、ちょっとお手洗いに行ってきます!...ってきゃあ!?」
八幡「あ、危ねぇ!」
ドタンッ!
海未「あっ..///」
八幡「えっ...」
今起こったことをはなすぜ!
海未が立ち上がったとたんつまづいたのを俺が支えようとしたが一緒に倒れてしまった!目を開けるとおれが海未の上に馬乗りになっていた!もうキスしそうな距離なんですけど!絶対破廉恥です!とかいって殴られる!
海未「は、は!」
八幡「す、すみませ」
海未「恥ずかしいのでどいてください...///」
八幡「へ?あ、あぁ...」
あの海未が殴らないなんて...明日は雪かな?もうすぐ夏だけど
海未「どうかしたのですか?」
八幡「い、いやてっきり殴られるかと」
海未「今回のは私を助けようとした結果なのであなたに悪気がないのはわかっています」
八幡「そ、そうか...」
海未「では...」
八幡「楽しかった。またな」
海未「はい!また来てください!」
海未母「今度はスーツでね♪」
海未「お、お母様!!///」
八幡「はは、海未さんにはもっといい相手がいますよ」
海未母「あらそう?」
八幡「はい。ではまた。じゃあな海未」
海未「はい。また学校で」
最後は穂乃果かあいつが一番疲れそう... 続く