やはり俺がμ'sのマネージャーになるのはおかしいと思う (完結) 作:リヨ
八幡「小町ーそろそろ家出るぞー!」
小町「はーい!」
八幡「忘れ物ないか?」
小町「バッチリであります!」
八幡「よし」
ガチャリ
小町「寒いねー」
八幡「冬だからな」
小町「はぁー正月も今年は勉強かー。今日のうちにめいいっぱい楽しまなきゃ!」
八幡「そうだな。音乃木坂受かるといいな」
小町「うん!あ、友達だ!じゃあ行くね!」
八幡「おう」
八幡「ふぅー。寒い寒い」
海未「八幡。」
八幡「ん?海未にことりか」
ことり「ハチくんも今から?」
八幡「あぁ。一緒に行くか」
海未「はい」
八幡「それにしてももう一年か」
ことり「そうだねー。初めは驚きの連続だったよ。学校が廃校になったりハチくんと再会したり」
海未「確かにそうですね」
八幡「俺も最初は女子高なんて行きたくなかったけどな。お前らに会えてよかったよ。μ'sのみんながいなかったら家でひきこもってたかもな。」
海未「想像できてしまいます...」
ことり「あはは....」
八幡「....でもさ、もうμ'sが9人で活動できるのはあと3ヶ月くらいしかないんだ」
海未「....そうですね。三年生である絵里達はそつぎょしてしまいますから」
八幡「まぁこの話は置いとこう。暗い話ばっかしてたらただでさえくらいのに余計暗くなっちまう」
海未「そうですね。」
八幡「そこは否定してくれ...」
『お邪魔します』
穂乃果母「あらみんな!待ってて!穂乃果呼ぶから!穂乃果ー!」
穂乃果「はーい!あ!みんな!あけましておめでとう!」
八幡「まだ年明けとらんわ」
穂乃果「ありゃ?じゃあ良いお年を?」
海未「それは別れの挨拶です...」
ことり「それより、その格好で行くの?」
穂乃果「はっ!?待ってて!すぐ着替えるから!」
八幡「ったく、相変わらずだな穂乃果は」
海未「穂乃果らしいです」
ことり「あはは....あ!時間!」
海未「え?」
八幡「ん?....年が明けた....」
『....』
穂乃果「えっ!?」
穂乃果「みんな!あけましておめでとう!」
凛「おめでとうにゃー!」
花陽「おめでとうございます!」
真姫「おめでとう」
八幡「真姫は着物なんだな」
真姫「ま、ママが着て行きなさいっていうからしょうがなくよ!」
八幡「ツンデレ乙」
真姫「なんですってー!?」
絵里「あら、みんな」
穂乃果「あ、絵里ちゃん!にこちゃん!」
八幡「なんで2人が?」
希「2人には手伝ってもらっとるんよ」
八幡「どわぁ!?急に出てくるなよ」
凛「絵里ちゃんかっこいいにゃ!一緒に写真撮って!」
絵里「だめよ。今忙しいの。にこ、希行きましょう」
希「ほな、またあとでなー」
ツバサ「あら?」
穂乃果「あ!あけましておめでとうございます!」
ツバサ「おめでとう」
海未「アライズの皆さんも初詣ですか?」
統堂「あぁ。地元の神社だからな」
ツバサ「....それじゃあ行くわね」
穂乃果「は、はい」
ツバサ「.....ラブライブ、優勝しなさいよ!」
穂乃果「!はい!」
パンッパンッ
『.....』
凛「ヒッキーは何お願いしたにゃ?」
八幡「こういうのは口に出さないもんだ」
凛「えー!海未ちゃんは?」
海未「もちろんラブライブ優勝です!」
穂乃果「....」
海未「穂乃果?」
真姫「また欲張りなお願いでもしてるんじゃない?」
穂乃果「してないよ〜!」
凛「またにゃー!」
穂乃果「ばいばーい!....そういえばハチくんは何お願いしたの?」
八幡「さぁな」
穂乃果「えー!教えてよぅ!」
八幡「嫌だ」
言えるわけないだろ。「μ'sのみんなに笑っていてほしい」なんて。
正直俺にとってμ'sが「本物」かどうかは分からない。
でも、きっと「本物」なんだと信じたい。
続く