やはり俺がμ'sのマネージャーになるのはおかしいと思う (完結) 作:リヨ
八幡「おはよう。小町」
小町「おはよう!お兄ちゃん!朝ごはん出来てるよ!」
八幡「おーいつもすまないねぇ」
小町「それは言わない約束でしょ?」
八幡「そうだったな。小町の飯は最高だわ」
小町「そういえばさ、μ'sってこれからどうなるの?三年生は今年で卒業でしょ?」
八幡「....それは俺も前から考えていた。今日ちょっと話して見るか」
八幡「みんな、大事な話がある」
にこ「どうしたのよ?改まって」
八幡「単刀直入に言わせてもらう。絵里達3年はあと少ししたら卒業だ。μ'sのこれからを考える必要がある」
希「そうやね。いつかは話さなかんことや」
花陽「....私はμ'sはこの9人じゃなきゃいけない気がします...」
穂乃果「私も今日雪穂に言われたよ。この9人だからμ'sなんだって。私もそう思う」
にこ「そんなこといったら、μ'sはやめるってこと!?私は嫌よ!続けるべきだわ!」
絵里「....このことは三年生抜きで話をした方がいいわ。行きましょう。希、にこ。私達はどんな結果になってもそれを受け入れるから。」
にこ「...そうね」
希「よく話し合うんやで?」
ガチャリ
『.....』
穂乃果「...穂乃果はアイドルが大好き。ダンスも歌も。だからスクールアイドルは続けたい。....でもμ'sで続けていいのかな?」
海未「それは私も思います。3人が抜けて7人になったμ'sをμ'sと呼べるんでしょうか...」
八幡「...明日までに一人一人答えを出してきてくれ。明日決めよう。」
絵里「どうしたのよ?いきなりみんなで遊ぼうだなんて」
穂乃果「息抜きも大切だよ!今日はめいいっぱい遊ぼう!」
にこ「あー!負けたー!」
凛「にこちゃんまだまだにゃー!」
花陽「と、とれました!希ちゃん上手です!」
希「うふふ!こういうの得意なんや!真姫ちゃんも欲しいのとってあげるで?」
真姫「じゃ、じゃああのぬいぐるみ...」
穂乃果「わっ!なんかたくさん当たった!」
絵里「ハラショー!すごいわ穂乃果!」
河川敷
海未「綺麗ですね....」
ことり「うん....」
穂乃果「.....絵里ちゃん、希ちゃん、にこちゃん。私達ね。7人で集まって話し合ったの。μ'sのこれからについて。」
絵里「...」
希「...」
にこ「....」
穂乃果「それでね。一人一人答えを出したの。そしたら、みんな同じだった。だから決めたよ。......せーっ!ご、ごめん...」
ギュッ
八幡「穂乃果...」
穂乃果「ハチくん....言うね!せーの!」
『大会が終わったら!μ'sはお終いにします!!!』
絵里「そう....」
希「ええと思うで...」
にこ「....なんで続けないのよ!?」
真姫「μ'sはこの10人だからμ'sなのよ!にこちゃんや希や絵里がいないμ'sなんて私が嫌なの!」
にこ「うぅっ.....」
希「.....にこっち、これが穂乃果ちゃん達の答えや。受け入れよう?」
にこ「うん....」
花陽「ぐすっ....」
凛「かよちん!泣いちゃダメだよ!....ぐすっ、凛まで泣いちゃうよ〜....」
ことり「うぅっ...」
海未「ことり....」
穂乃果「ぐすっ....」
八幡「....穂乃果。泣いてもいいんだよ。泣きたい時には泣け。」
穂乃果「ハチくん.....うわぁぁぁん!」
八幡「みんな。明日からは元どおりだ。最後まで楽しもう」
穂乃果「ぐすっ...そうだね!」
人間は日々選択の毎日だ。テストの解答もそう。食材を選ぶのも、ポ○モンで最初の三匹から選ぶのも、すべては自分の選択なのだ。
俺達の出した答えが、正解だったのかは分からない。でも、きっとみんな納得して出した答えなら、それが正解になるのだろう。そう信じたい。
続く