IS-事務員ですが、何か?-凍結中   作:アリアン

15 / 21
原作二巻に突入です


新たな転校生という名の問題児現る!
また転校生ですか?勘弁してください


何故、なぜですか!何故こんなにも厄介ごとが増えるんですかぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ!

 

「何故この時期に二人も代表候補生が来るんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!しかももう一人は二人目ですし!もうなんでこんなもばっかり私の所に回るんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

お久しぶりです皆様。犬林蓮です。今私は非常に面倒な書類に目を通しています。

 

「まあ確かにこれはないよねぇ。ドイツ代表候補生とは名ばかりの特殊部隊の軍人に、世界第三位のシェアを持つデュノア社の御曹司。どうにも臭いねぇ」

 

そんなことを言いながらコーヒーを飲んでる芳子さん。お願いですから手伝ってくださいよ。

 

「君がジャンケンで負けたから手伝わないよ。ま、ガンバレガンバレ」

 

「人の考えを読まないでくださいよ!」

 

なんで僕の考えがわかるんだろうか…。芳子さんってエスパー?

 

「君の考えがダダ漏れだからだよ。」

 

な、なん、だと?そうだったのか…。

 

そう思いながら落ち込む私。ですが書類を書くては止めません。

 

「けど、本当に臭いですよね、このフランス代表候補生。最近織斑君が発見されたばかりなのに何故もう代表候補生なのでしょうか。代表候補生になるには遅くても中学生くらいから勉強してないとよほどのことがない限りなれるわけがないですよ?」

 

そう、このシャルル・デュノアという学生は怪しい場所が多すぎる。何故男の操縦者の居たにも関わらずフランスは今の今まで隠していたのか。もし発見していたとしたら世界に発表していたはずだ。それにデュノアの御曹司となればそうそう他国も手を出すことができない。なのに何故今の今まで隠していて、そして何故今頃になってデュノア社の影から出てきて表舞台になったのか。そんな怪しい場所があまりにも多すぎる。

 

「だねぇ。まあこれは私の予想なんだけど、シャルル・デュノアは実は女の子じゃないのかって思ってるのさ」

 

はい?

 

「な、なんでそんなことを?」

 

「デュノア社は世界第三位のシェアと言っても、所詮は第二世代だ。今の時代は第三世代が主流なのに第二世代最後発のデュノア社はまだ理論も至ってないらしいのさ。それにデュノア社はフランス政府に三行半を突きつけられる一歩手前らしいしねぇ。」

 

へぇー、そうなの…ってちょっと待てええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?

 

「なんでそんな企業秘密とか国家機密に関わりそうなことを芳子さんが知ってるんですか!?」

 

普通に考えてこんなこと知ってる人がなんでこんな事務室で働いてんだよ!

 

「何って、エルザから教えてもらったのさ。」

 

「え、エルザですか…」

 

本名エルザ・ディニクティア。私の友人の一人であり、現フランス情報局局長というすごく偉い人物であるが、結構茶目っ気満載の人でもある。

 

「そ。私だからってことで教えてくれたんだけど、フランス政府としてはもうデュノア社って見切られてるんだよ。だから起死回生のための広告等として男の操縦者を出し、そして初の男の操縦者である織斑一夏の専用機のデータを盗ませるというのが目的で送り込んで来たんだろうね」

 

なんでこう、あたかも見てきたって感じで物事を言ってくるんでしょうかねぇこの人は。

 

「一応更識に伝えておいてくれないかい?」

 

更識。それは日本の暗部である秘密の組織、つまりは裏の人タチである。

 

「そうですね、結局は警戒して奥に越したことはないですし、一応報告しておきますね」

 

「頼んだよ。それと、このドイツの代表候補生、どう思う?」

 

次の話題はドイツのラウラ・ボーデヴィッヒ。特殊部隊の隊長でもある現役の軍人。つまり戦闘のプロである。

 

「そうですね、経歴を見る限り、この人はかなりの織斑先生信者だと思いますよ」

 

彼女は昔部隊で落ちこぼれとまで言われていたが昔ドイツで織斑先生の教えを受け、トップにまで返り咲いた。このことからかなり織斑先生を尊敬しているのであると予想できる。その人柄ではなく、その強さに。

 

「やっぱりかい…。実は彼女の試験を見てみたんだけど、あれはもう虐殺に等しいものだったよ。あれは強さ=暴力っていうことだと思っている感じだった…」

 

芳子さんの顔は暗い顔をしていた。恐らく昔の自分を重ね合わせたんだろうと思う。

 

「きっとあの子は織斑先生の強さの理由を真っ向から否定するだろうね。そして間違いなくそれで事件を起こすだろうね、デュノアとは別で」

 

事件を起こす…か。まあ最悪の場合は

 

「最悪の場合、“僕ら”が動けばいいんですよ。そんな時のためのIS学園の事務員なんですから」

 

私が苦笑しならがそういうと芳子さんも苦笑してそうだなっと言ってくれた。

 

「そう言えばさっき一年の女子が変な噂をしていたねぇ」

 

ん?変な噂?

 

「なんですかそれ?」

 

「なんでも学年別トーナメントで優勝できたら織斑一夏と付き合えるって噂」

 

は、はいいいいいいいいいいいいいい!?

 

「な、なんなんですかその噂は!そんなの聞いてないですよ!も、もしもこの噂が織斑先生に伝わったら「ほお、じっくり聞かせて欲しいものだな、その噂」OH…」

 

なんとタイミングが悪い時にわれらが鬼教師織斑千冬先生がご降臨してしまいました…。

 

それから根掘り葉掘り噂を調べ上げるために私は織斑先生に連れ回されました。グスン

 




今回はちょっとラウラとシャルロットを事務員たちが疑ってましたということを書いてみました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。