悪魔城ドラキュラ Dimension of 1999 作:41
ベヒモスの体が砂となって消えていく…… 今度こそ本当に奴を倒したのだ!
見上げればユリウスやハルカはもちろん、ティード将軍ら同僚達も諸手をあげて喜んでいる。本当なら全力で応えたかったがまるで自分の体ではないように力が入らない、震える手でサムズアップをするのがやっとだった。
そんな満足感に浸っているラングに招かれざる客が現われる……赤いタキシードを着たあのスケルトンだ。スケルトンは頼んでもいないおざなりな拍手をしながらラングの前に近づいて来る。……このスケルトン、拍手にすら感情がこもっていない。
「お見事です……無事トラウマを乗り越えられたようでなにより……」
100%社交辞令と思われる祝辞を述べた後、スケルトンはいつもの様に指を鳴らす……次の瞬間にはラングはユリウス達のいる檻の中に戻っていた。
「ラングさんGood・Job! かっこよかったよ!」
ハルカからお褒めの言葉を頂いた。スケルトンの祝辞の数百倍は嬉しい。まあ0は何倍しても0ではあるが。
そんなハルカとのやり取りをニンマリしながら見ていたユリウスが、おもむろに手の平をこちらへ向けてくる。ハイファイブ(ハイタッチ)の体勢だ。よろめきながらも応えようと何とか立ち上がり、こちらも手を勢い良く上げる。
”パチイィィンッ!”
……しかしユリウスとラングの手は交わる事は無かった。お互いの手が重なる瞬間、スケルトンの指が闘技場に鳴り響き、ユリウスだけ下のアリーナに飛ばされたからだ。
目の前のラングが突然いなくなった事で、ユリウスは勢いよく前につんのめる。せっかく盛り上がっていた所を邪魔されて、件のスケルトンを恨みのこもった眼で”ジロリ”と睨んだ。
……しかし当のスケルトンはユリウスの無言の抗議を全く意に介さず、相変わらず抑揚の無い声で淡々と説明を始める。
「続いての修練は”技”……これまでの生涯をかけて磨いたその”技”で、見事敵を討ち果たしてください……」
スケルトンが”これが俺の様式美だ”と言わんばかりに指を鳴らすと、再び奥の鉄格子が軋む音をたて迫り上がる。しかしその先の深い闇から現われたのは、ユリウスの予想だにしない、全く意外な相手だった。
「人……間……!?」
ユリウスが眼を何度も瞬きする。目の前に現われた自分の挑戦者は、何の変哲も無い、何処にでもいるようなごく普通の男性だった。おかしい所といえばこんな場所にいる事くらい、そう思えるほどに普通だった。
あまりにも普通すぎて逆にユリウスは警戒する、この悪魔城がただの人間を送り込んでくる筈が無いのだ。……果たしてその予想は当たっていた。男は天井を見上げたまましばらく立ち尽くしていたが、突然苦しみながら震え始める。
どういう事だとユリウスも天井を見る、”!!” 目の前の光景にユリウスの眼が大きく見開く。悪魔城の地下深くに存在するここ煉獄闘技場の天井に、大きな満月が浮かぶ漆黒の夜空が広がっていたからだ。
ここは地下の筈だぞ!?ラングたちも思わず驚愕の声を上げる。
一方ユリウス達の驚きをよそに、件の男は次第にその姿を変え始めた。耳の近くまで裂ける口元、体中から生えてくる体毛、膨れていくように盛り上がる背中……。
「アオオオオォォォ――――――ンッ!!」
男が自分の力を誇示するように夜空に向けて遠吠えをする。
……いやもう男は人間ではない。その顔は眼光鋭い、獲物を狙う狼になっていた。
「ワーウルフか!!」正体を表わした敵の姿を見てユリウスが咄嗟に身構えた。
ワーウルフ……その名の通り狼の顔を持つ半人半獣の人狼である。その鋭い爪と牙による攻撃も厄介だが、それ以上に素早い身のこなしが脅威となる魔物である。
案の定ワーウルフは変態を終えるとすぐさまユリウスに飛び掛ってきた。50メートルは離れていたユリウスとの距離をたった一度の跳躍で詰め、その勢いのまま拳で殴ってくる!
身のこなしには自信を持っていたユリウスも、さすがにこのジャンプ力には目を疑った。間一髪横に飛んでかわす! が、奴の攻撃でこの闘技場の固い土床がまるで噴火でもしたかのように土砂を噴き上げる!!しかもその後には月の表面のようなクレーターがぽっかりとあいていた。
「スピ-ドだけじゃない……こいつパワーまでありやがる!」ユリウスの頬を冷や汗が流れる……!
だがいくら身体能力が高くても、力押しだけなら恐れる事は無い。ユリウスは攻撃の後の一瞬の隙を突きヴァンパイアキラーの一撃を見舞う! ――だがワーウルフは鞭の攻撃をあらかじめ知っていたかのようにヒラリとかわすと、ユリウスの懐に潜り込み、カウンターの右ストレートを顔面に見舞ってきた!!
「くッ!!」
ギリギリで体を外したが顎にかすった!脳みそを揺さぶられ視界がぐらつく!だがそんな事に構ってなどいられない、お返しとばかりにカウンターのカウンターで前蹴りを喰らわす!
まさかワーウルフも今の攻撃を喰らいながら敵が反撃してくるとは思わなかったのだろう、不意をつかれて完全にかわしきる事ができず、ユリウスの放った蹴りが鼻先をかすめた!態勢を整えるため一旦後ろに飛びのいて離れる。
……ほんの一瞬、時間にして数秒にも満たない最初の立会いで、お互い目の前の敵が只者ではないという事を理解していた……。
「ぺッ!」ユリウスの吐いたつばに血が混じっている。……鉄臭い血の味を噛み締めながら考えた……今までどんな敵にも確実に当ててきた自分の鞭がああも簡単に避けられるとは……確かに狼人間なら動体視力は人よりもはるかに優れているだろう。だが奴は明らかに俺の鞭がどこを狙ってくるか解っていた。
ユリウスは自らの疑問を解消するため再び攻撃をしかけた。今度はさっきとは違い、横薙ぎに鞭を払う! しかしやはり攻撃の軌道が解るのかワーウルフは鞭をジャンプでかわすと、そのまま急降下して足刀を繰り出してくる!
「くそッ!!」またもギリギリで後方に避ける!奴の蹴りが当たった場所は、先程よりも一回り大きな穴があいていた。
「……こいつ……バケモノだが化け物じゃない……!!」
目の前の敵は明らかに考えながら戦っている!ユリウスはそう確信した。自分達と同じ物かは解らない、だが少なくとも知能はあるようだ。
「厄介な相手だな……」ユリウスは顔には出さず心の中でそう呟いた。
今までユリウスが戦ってきた相手は、師匠や鞭の幻影を除けば、碌に知能を持たない怪物か、はたまた知能はあるが身体能力はそれほどでもない魔道に堕ちた人間のどちらかで、その両方の長所を兼ね備えたワーウルフは異次元の存在と言ってよかった。
初めて矛を交えるタイプの魔物に、作戦を一から練り直したい所だったが、奴はそんなヒマを敵に与えてくれるタイプでは無さそうだ。……予想通りというべきか、ワーウルフは今度はジャンプではなく両手両足をフルに使った四足走法で、ユリウスの元へ一直線に疾走してくる。
「……まだ未完成だが、アレしかないか……」
ユリウスは文字通り狼のようなスピードで迫り来るワーウルフを前にして、何故か構えを解き、瞑想でもするかのように顔の前で静かに印を結んだ……
「……色即是空……」
そう呟いたユリウスの喉笛目掛け、ワーウルフの鋭い牙が喰らいつく!!
「ッ!!?」
だが次の瞬間ワーウルフの牙から伝わった感触は、暖かい血管や弾力のある肉では無く、己の硬い牙が”ガチン!”と噛み合う物だった。
ワーウルフの脳が混乱する。確かに目の前に敵の姿は見える!なのに実態が無い!どういうことだと考えた刹那、背後に殺気を感じ振り向く。そこにいたのはつい今しがた自分の前にいた筈のユリウスの姿だった。
馬鹿な!?目の前にいた敵がいつの間にか後ろに回りこみ、しかも攻撃を仕掛けてきている!?
”ヒュウッ!!”ユリウスの放ったヴァンパイアキラーの斬撃が空を裂く!ぎりぎりで身をかがめワーウルフはユリウスの攻撃を避ける!
「これでもダメか!?」ユリウスの眉間に皺が寄る。しかもワーウルフはしゃがみついでとばかりにユリウスの足元目掛け水面蹴りを放ってきた!
……だがユリウスはその攻撃を知っていたかのように小さいジャンプでかわすと、お返しとばかりワーウルフに飛び蹴りを入れつつ、その反動で後方に高く宙返りをし、敵との間合いをとった。
……互いの距離がまた振り出しに戻る。双方攻撃は仕掛けるものの、お互いの回避能力が高すぎてどれも決定打にならないのである。この息詰まる攻防に、ラング達はおろか、あれほど騒いでいたスケルトン達ですら戦いの行く末を固唾を呑んで見守っていた。
「鞭は使うな!ユリウス!」
ラングの声が闘技場の静寂を切り裂く。ユリウスの最も得意とする鞭を使うなとはどういう事なのかと傍らのハルカが首をかしげた。
だが海兵隊であらゆる武器の特性を教え込まれたラングには、このまま正面からやりあってもユリウスに勝ち目は無いと確信めいた物があった。
……ユリウスも薄々解ってはいた。自分の武器が”ムチ”である以上、目の前の敵には正攻法ではどうやっても攻撃を当てる事は出来ないと……。
将来ヴァンパイアキラーを託す事を見越して、師ジョナサンはユリウスに鞭という武器の特性、その長所と短所を徹底的に叩き込んだ。
鞭の長所、それはその柔らかな形状から来る変幻自在の素早い攻撃と、射程距離の長さにある。しかし鞭という武器は長所がそのまま短所にもなっていた。
鞭はその縄状の部分を遠心力を利用して相手に叩きつける武器である。必然、中心から外側の方がスピードも速くなり威力は増す。そのため出来る限り中央から先の部分で攻撃する事が望ましいのだが、これが鞭の最大の弱点になっていた。
先端近くの威力が高い反面、使用者の手元近くはムチの速度も緩やかで、威力は劣る。そのため近距離が死角になっているのだ。さらにいくら早いとはいっても、ムチを振ってから先端部分が敵に届くまでには若干のタイムラグがある。
もし相手が熟練者だった場合、このタイムラグの間に、振るった腕の動きを見て簡単に鞭の軌道を予測されてしまうのだ。さらに上級者ならばその間に一気に間合いをつめる事も出来るだろう。
ワーウルフはその素早い身のこなしと、獣並みの動体視力で相手の動きを読み、接近戦を仕掛けてくる敵だ。互いの力量云々以前に、ムチを使うユリウスとは相性が最悪なのである。
鞭に期待できないとなると、ユリウスに残されているのは数種の退魔道具、それと師ジョナサンから受け継いだ暗器しかない。だがヴァンパイアキラーよりもスピードのある武器となると限られてくる。
「先生ほどうまくは使えないが!」
一閃!ユリウスが何か黒い物体をワーウルフに投げつけた!獣並みの動体視力でも追いきれないスピードで、その物体はワーウルフの太もも辺りに”ヒュカカッ!”と突き刺さる!
「!?」
突然の痛みにワーウルフは即座に自らの足を見た。何か十字型の黒い刃物が突き刺さっている。――東洋のニンジャが使うという手裏剣だ!
ユリウスの師ジョナサンはヴァンパイアキラーだけでなく、その他のあらゆる武器、暗器に精通していた。さすがに剣や槍まで教える時間は無かったが、一通りの暗器の使い方は伝授していたのである。
「なんとかうまくいった……」取りあえず攻撃が当たってユリウスはホッとする。習いはしたが暗器の扱いはあまり得意ではないのだ。しかし厚い毛皮が邪魔をしてあまりダメージは通っていないように見える。
「ならば数で攻める!」
ユリウスはとにかく相手のスピードを鈍らせようと、立て続けに不慣れな手裏剣を敵の足元目がけ乱射する! 全弾……とまではいかないが何発かはワーウルフの脛や足に当たった。
しかしその驚異的な弾速にも敵は次第に慣れ始めたのか、徐々に当たらなくなってくる。しかもワーウルフは雨霰と降り注ぐ手裏剣をかわしながら少しずつユリウスとの距離を詰めてきていた。
それならばと今度は一回り大きな青い手裏剣を投げつける! 野球のチェンジアップのような効果を期待してか、他の物に比べてスピードは遥かに遅い。この程度の緩急で俺を騙そうなどと甘いとばかり、ワーウルフはその青い手裏剣を軽々と避けると、自らの鋭い爪をユリウスの胸元に突き立てようと迫った!
――しかしあとほんの数センチという所でワーウルフの手が止まる。ユリウスが例の幻術を使った時と同じ構えをしていたからだ。
「同じ手は喰うか!」ワーウルフは眼の前の幻影に背を向け自分の背後にいるであろう敵に振り向き様鋭い爪をなぎ払う!……だがその爪は空しく空を裂いた!奴がいない!?
「かかったな!」当のユリウス本人は今まさにワーウルフに向け鞭を振り下ろそうとしている!さっきの”色即是空の構え”はフェイントだったのだ!
だが敵もそう簡単には諦めない、振り向いた勢いを殺さず、後ろ向きの姿勢からカウンターの回し蹴りを繰り出そうとする!
お前の持つ武器がもし剣や棒だったなら、俺の蹴りよりも早くこの体に届いていただろう……しかしその”ムチ”では俺の蹴りの方が一瞬早い!!
勝利を確信したワーウルフの体が少しずつ回転し……その視界の端に敵の姿を微かに捉える…………その時!
”何故だ!?目の前の敵が…… ――笑っている――?”
「――ガハッ!?」
”ドスンッ”という鈍い音と供に突如ワーウルフの背中に衝撃が走る!「馬鹿なッ!?」見れば先ほどかわしたあの青い手裏剣が背中に深々と突き刺さっている!
一体何故!?混乱するワーウルフ!しかし眼前には今まさにとどめの一撃を加えようとするユリウスの姿……!!ええいままよとばかりにワーウルフは自分の体が壊れるのもいとわず、意地の回し蹴りを敢行した!!
――刹那、互いの体が交差する――!!
ゼロコンマ数秒……紙一重の差でユリウスの鞭が先にワーウルフの体を裂き……勝負は決した。
◆
「フゥ―――――――――ッ」
ユリウスが大きく息をつく。
終わってみればあっけなかったが、今まで経験した中で一番苦しい戦いだった……少しでも気を抜いていたらどうなっていたか解らない。ワーウルフの回し蹴りで切り払われた前髪を触りながらユリウスは冷や汗まじりにそう思う。……手元に例の”青い手裏剣”を持ちながら。
ワーウルフは読み違えた、正確にはこれは手裏剣ではなく”クロス”と呼ばれる武器で、ブーメランのように手元に戻ってくる特性を持つ退魔道具の一種だった。
先の手裏剣は十字武器の先入観を抱かせる事で、クロスの特性を悟られないようにする為の布石。そして色即是空の構えは、クロスが戻ってくるまでの時間稼ぎと、確実にヴァンパイアキラーの一撃を当てる隙を作るための二重のフェイントだったのだ。ユリウスの作戦勝ちだった。
足元に倒れているワーウルフは既に人間の姿に戻っている。まだかろうじて息はあるようだ。こうして見れば普通の人間なのにあれほどの力……一体どれほどの修行を積んだのだろうとユリウスが考えていた時、いつの間にかあのスケルトンがアリーナまで降りてきていた。
「……いや息詰まる素晴らしい闘いでした……。聴衆はもちろん、伯爵も満足している事でしょう……」
ラングの時と同じ何の心もこもっていない祝辞をスケルトンが述べる。「お前のくだらない世辞なんかいらねえんだよ」とユリウスは適当に聞き流していたが、次にスケルトンが発した言葉に思わず反応する。
「しかし少々ヒヤリとしました……あなたがその半生を賭け、様々な物を犠牲にしてまで手に入れたその”技”が、ズブの
「…………素人……だと……!?」
「はい……そこに倒れている男は三ヶ月ほど前この城に迷い込んできた一般人です、戦闘の経験などあろうはずがございません。……最も、この城の魔力と技術であちこちいじくりはしましたが……ね……」
「………………………………ッ!!」
ユリウスの顔が一気に青ざめる。俺は……罪も無い人間を倒してしまったのかッ!?
すぐに駆け寄りポーションを飲ませる!だが効果が現われない! ――既に男は手遅れだった。
「なんで……何で最初に言わなかった!!」
ユリウスが激しく男に問いかける。かすれそうな程小さい声で男が答えた。
「……あんたを……倒せば……妻と……子を返すと……言われて……たんだ…………それにああなっちまうと……闘う……ことしか……考えられ……なく……なっ……て……」
「頼む……ここの……どこかにいる……妻と子供を……たす……け……てくれ……妻の名…………は……」
男は最後の力を振り絞り、妻子の名をユリウスに告げる。ユリウスが何度も頷くと、安心したように笑みを浮かべ……やがて静かに砂となって消えていった……
結婚指輪だろうか……男がいた場所に金色に光る指輪が残っていた。ユリウスはその指輪を拾うと、肩を震わせながら男の冥福を祈った。だが……
「やはりいくら改造しても凡人は凡人ですか……残りの人間は魔獣のエサにでもした方が有益ですかねえ…………」
スケルトンが何気なく呟いた台詞が……
――ユリウスの逆鱗に触れた――!
ユリウスは修羅の如き形相ですぐさま立ち上がると、殺気を漲らせスケルトンのいる方向へナイフを放つ!! ―――が!
「待て!撃つな!!」
次の瞬間目の前にいたのは酷く慌てた様子のラングだった。ギリギリでナイフを止める!!
すぐさま檻の端に駆け寄り下を覗けば、憎いスケルトンがこちらを見上げていた。ユリウスがナイフを放つまさにその瞬間、例の指を鳴らす動作でユリウスを檻へと飛ばしたのだ。
「~~~~~~~ッッッ!!!」
言葉にならない……やりきれない怒りがユリウスの中に込み上げる。
拳を握り締め、血が滲み出るほど唇を噛み、その場に崩れ落ちた……自らの未熟さを呪うように……
形見の指輪を見る……あの野郎……恨み言の一つでも言えばいいのに……何で自分を殺した相手にそんな大事な事を頼めるんだよ!しかもあんな安らかな顔で……!!
「……どいつもこいつも面倒な仕事ばかり俺に押し付けやがって……!!」
うな垂れながらそう吐き捨てるように叫ぶユリウスを……ラングとハルカの二人はただ黙って見守る事しかできなかった…………