デート・ア・ライブ 電子精霊達と共に   作:神谷 莢那

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 訓練第二弾がないから折紙のフラグ立たないのか…どーしよ。殲滅天使って強いし使えるようになって欲しい気もする。でもオリジナルでストーリー作ると残念感がなぁ。それに鞠亜と鞠奈の彼氏だからストーカーさん発生させてもガード硬そう。盗聴盗撮完全ガードだね!
 いやほんとどうしましょ。あ、いいの思いついたかも。ネタバレになりそうだから黙っとくけどそこそこ先になりそう。このペースだと夏休みになるかも。


再会

 

 

 訓練を終えて休日含みで十日ほど経過した。その間にデートをしたりして、なにかと満喫した。

 そして、その日の放課後。

 

 ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――

 

 どこかで力が高まるのを感じると共に、サイレンが鳴り響く。

 

 「士道、これは…?」

 「ああ、多分空間震だ」

 

 その直後、機械越しで一泊区切りの声が空間震を告げる。

 

 ほどなくして、携帯が電話の着信音を鳴らす。表示される相手の名前は琴里だ。

 

 「もしもし、どうした?」

 『士道、以前に渡していたインカムあるでしょ? あれ、早くつけなさい。鞠亜と鞠奈にも伝えて。後はそれで指示するわ』

 「わかった」

 

 急ぎで話を済ませ、「琴里から指示があるからインカムをつけてくれ」と二人に告げる。

 

 『三人とも聞こえてるかしら?』

 「ああ」「大丈夫です」「聞こえてるわよ」

 

 三者三様の返事。

 

 『大丈夫そうね。一度〈フラクシナス〉に戻すから、上の開けた所へ出てちょうだい。震源は――』

来禅高校(ここ)だろ」

 

 『え、ええ』と驚いたような声を返される。霊力を感じられるから、それくらいは分かるのだ。

 

 時刻は十七時二十分。

 避難を始める生徒を避け、〈フラクシナス〉に移動した三人に琴里、令音の五人。そのうち二人は軍服に着替えており、なにやら様々なことが表示されているスクリーンに目を向けて何やら話しているが、あれは何をしているんだろうか。

 

 と、士道の疑問を表情から読み取ったのか、鞠亜が「あれは霊力の値を……」などと、説明を始めてくれた。鞠奈が補足を加えていく形で、画面内のパラメータはだいたい理解出来た。まあ、俺がどうこうするわけじゃないから大した意味も無いんだけど。

 

 「――なるほど、ね」

 

 こんな時でもチュッパチャプスを舐めている琴里が、唇の端を上げながらに呟く。

 

 「――士道」

 「なんだ?」

 「出番よ」

 「了解」

 

 さっと会話を済ませてれば、鞠亜と鞠奈がこちらの手を握ってくる。

 

 「士道、頑張って下さいね」

 「失敗なんてしたら許さないんだからね? それと、」

 

 一度言葉を区切って

 

 「カモフラージュもあるから、通信を使っても大丈夫そうよ」

 

 そんな鞠奈の態度に、鞠亜と顔を見合わせて笑う。

 通信、というのは、霊力のパスを用いた念話のようなものだ。どうやら鞠亜達の能力を使っていて、経路(パス)がつながったもの同士でのみ使えるものらしい。ただ、これをすると霊力が出るので、AST観測機などに捕捉されてしまえば大変というわけで電脳世界以外ではそう使われていない。まあ、ハッキングができるから俺だと直接バレる訳では無いのだが、霊力自体は観測されてしまうのでそのうちバレるかも…といったところなのだが。それを使っても平気ということは、精霊の顕現する霊力がカモフラージュとなって俺はバレないだろうということであり、また鞠奈が不安だから話しかけて欲しいとでも言ってるようなものだ。全く、素直じゃない。

 

 「ありがたく使わせてもらうよ」

 

 

 「士道、準備はいいのかしら?」

 

 視界には入らなかったが神無月さんとなにやらやり取りをしていた琴里がこちらに声をかけてくる。

 

 「ああ、大丈夫だ」

 「士道、あなたかなりラッキーよ」

 

 琴里の目線を追うようにスクリーンに目を向ければ、様々な数値と共に地図も表示されている。赤いのが精霊で黄色がASTか。リアルタイムでここまで把握できるとは。

 

 「赤いのが精霊、黄色いのがASTよ」

 

 こちらがわかってないと思ったのか、声をかけてくる琴里。しかし、何がラッキーなのか。

 

 「士道、精霊が屋内にいるため、顕現装置(リアライザ)の目的上突入されにくいというわけです」

 「だから、今なら二人っきりで会話できるってこと。精霊と話すにはいいチャンスね」

 「わ、私が説明しようと思ってたのに…」

 

 鞠亜、鞠奈による説明でだいたいわかった。琴里は手を握りしめているが、なにかあったのだろうか。

 

 「コホン、じゃあ精霊がそこを離れないうちに行きましょうか。――士道、インカムは外してないわよね?」

 「ああ」

 

 右耳に触れれば、先ほど少しばかり使用したままのインカムが装着されている。

 

 「よろしい。カメラも一緒に送るから、困った時はサインとしてインカムを二回小突いて頂戴」

 「ん、了解した。」

 

 正直に言わせてもらえば〈フラクシナス〉クルーの自己紹介を聞いた感じからしてダメな人というか、何か致命的な欠陥がありそうな気がするのだが、まあ鞠亜達がいるから大丈夫か、と納得しておく。

 

 「心配しなくてもいいわ。士道なら一度くらい死んでもすぐにニューゲームできるわ」

 「――っ!?」

 

 灼爛殲鬼のことを何か知っているのかという驚愕が顔に出そうになるのを抑える。話した覚えはないが、向こうで独自に調査していたのだろうと納得し、艦橋のドアに足を向ける。

 

 「グッドラック」

 「まかせろ」

 

 ビッと親指を立ててくる琴里に軽く手を上げて返し、艦橋へと踏み出した。

 

 

 

 

 鞠亜の話によれば、〈フラクシナス〉下部に設置されている顕現装置を用いた転送機は、直線上に遮蔽物さえなければ一瞬でものを転送・回収できる代物らしい。人によっては船酔いのような気持ち悪さがあるようだが、士道にそのような感じはない。

 

 念のためにと体に霊力を回し、身体能力を強化。鞠亜、鞠奈との通信もつなぐ。

 

 ことのナビにしたがって着いたのは二年四組。自身の教室だ。

 

 そして士道は意を決して教室の扉を開けた。

 

 ――そこには、夕日に半身を照らされた、幻想的な少女の姿が――




 そんな感じで十香と出会うあたりで今回はおしまいです。
 通信はなんとなく思いついたからつけました。まあなかったらインカムに三人が話すことになるかどうかの違いになったでしょうが。プライバシー的につけたけどのちのち重要になる…か? パス経由でなにか出来るってのがのちのち使えそう。忘れなければね。
 琴里のセリフ用意するのに割と原作多めになってしまった。次回は原作に比べて度胸も美少女耐性もついた士道が原作と離れた展開を見せてくれると信じたい。

 活動報告には上げましたがテスト近いのでペース落ちます。それだけ。
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