ま、新米提督らしくちまちまやりましょ。空母運用するとボーキやばいから時間つぶしに1-5ぐるぐるする毎日。司令部レベル38なのに74レベルまで育つ艦が生まれる始末。何してるんだか……。いや、案外みんなこんなもんなのか? ゆったり進める人たちはこんなもんなのかなぁ。
本編はついに八舞姉妹登場……。二人共特徴的な話し方なのでセリフ考えるのしんどそうね……。楽しいけれども時間取られるのもまた事実。サクサク考えれるようになりたいなぁと思うこのごろ。品質更に下がったらやばいけどね。
完全に対策されてる環境下に飛び込んだエレンさんたちDEMインダストリー勢。逃げてー超逃げてー。
駆け足で目的地の資料館へと向かったがしかし、異常な速度で進んできた灰の雲は、わずか一分足らずで快晴の空を分厚い暗雲で覆い、凪を身も飛ばされそうなほどの烈風にし、穏やかだった海は飲み込まれそうなほどに荒れ狂う大波に変えてしまう。
風で煽られて転ばないようにと姿勢を低くすれば、みんなもそれに従う。
大型台風もかくや、というほどの大嵐。士道はそれを初めから異常であると確信できていた。――それは何故?
――異常な速度であったから?
いや、違う。この感覚は、まさか――
すっかりと慣れ親しみ、体に馴染んだそれと似通った力を感じ、ふと空を見上げれば、暴風渦巻く大嵐のその中に浮かぶ二つの人影。
おそらく――いや、間違いなく確実に精霊だ。それも、これ程の力を振りまく傍迷惑な。
「十香!」
「ぬわっ!?」
暴風に飛ばされたのか、宙を舞って十香の後ろから迫った金属製のゴミ箱。折紙が十香の手を引き、なんとか助かった様だった。
「だ、大丈夫か……?」
「うむ、大丈夫だ。感謝するぞ、折紙」
「別に、いい」
別に、なんて折紙は言うけれどもしかし、元の世界においてはASTですらあった彼女が精霊を自ら助けたということに少なくない感動を覚える。
その時、上空でぶつかり合っていた影が、一際大きい音を立て離れる。地上に降りる軌道で、ちょうど士道達を左右から挟み込むように。同時に発生したこれまでと比べ物にならない暴風に必死に踏ん張りつつも、士道は二人の精霊の姿を視認した。
年の頃は士道たちとそう変わらないほど。髪は橙色で瞳は水銀色。そして何よりも特徴的であるのがその衣服であり、外套や形の些細な違いこそあれど二人共が体の各所をベルトのようなもので締め付けられており、二人合わせて左右対称な位置に錠が施され、先の引きちぎられた鎖が付いているときた。精霊の礼装は様々であるが、士道が知る中でも特に変わったものであるのは間違いない。特殊な趣味趣向をしていなければまず有り得ないような服装とも言えるが、その当たり精霊本人としてはどう思っているのか聞いてみたいものでもあるのだが……。
「ってあれ、風が……?」
気づけば、風は止んでいた。――いや、違う。士道の視界の先には未だに暴風が吹き荒れている。先程までと違うのは、この二人の精霊のがそばに居ること。つまりは、この異常な天気はこの二人を中心とした突風が起こしていたものてあり、ここが丁度台風の目のようなものなのだろう。
「士道、大丈夫でしょうか?」
「ああ、問題ない」
「あの精霊の識別名は〈ベルセルク〉。DEMにとっても頭痛の種で、人に見られることを全く考えない精霊で、海の上なんかに現れることが多いから被害そのものは少ないんだけど、ああやって二人で戦いながら動き回るから一般人に目撃されたりしてDEMとしては大変みたいね。争いあってる理由までは分からないわね」
「なるほど……」
なんて話していると、右側にいた方の精霊がもう一人に声をかける。
「――やるではないか、夕弦。さすがは我が半身と言っておこう。この我と二五勝二五敗四九分けで戦績を分けているだけの事はある。だが――それも今日で終いだ」
その口調に、何故かあるはずのない黒歴史を幻視する。体に包帯を巻いてみたり、眼帯を意味なく付けたり、穴あきのグローブを自作するようなそんな幻視がやけにハッキリと見えた。
左側にいたもう一人が進み出て反論する。
「反論。この一◯◯戦目を制するのは耶倶矢ではなく夕弦です」
気の抜ける声で、これまた特徴的な話し方で返した少女。こちらが夕弦、大仰な話し方をするのが耶倶矢と言うらしい。
「士道、来ますっ!」
幻視にショックを受けているうちに耶倶矢と夕弦は会話を交わしていたようで、鞠亜の声でハッと現実に復帰すれば、目の前で怒り顔の耶倶矢が相変わらず気だるげな夕弦に攻撃しようとしていた。
目の前で、あれだけの暴風を出されたら不味いだろう。だって、危ないし。じゃあ、とりあえず止めるか
そんな非日常の中でやけに冷静に思考し、自らの方針を決定し。
「止ぉぉぉまぁぁぁぁれぇぇぇえ!!!」
平和的な解決を目指して、とりあえず大声で止めてみた。
「ふむ、我らの決闘に人間風情が口を挟むか」
「驚愕。この中に人間が割って入るとは」
どうやら、視界にすら入っていなかったらしい。そして、止めたは止めたで今度はこちらに視線が集まることになって微妙に気恥ずかしい。
「なあ、夕弦よ。我は新たな決闘を思いついたぞ?」
「同調。奇遇ですね、夕弦もです」
「「先に相手を惚れさせた方が勝ち!」」
そうして、俺は二人の決闘とやらに巻き込まれることとなった。
原作シーンをガッとカットしてみた。会話の一部だけだけどね。
サブタイは今回よく使った「暴風」。もう一作も進めなきゃなぁと思いつつ。
ではでは次回。