では第1話です。どうぞ
ちなみに、この世界の禁止・制限などはできるだけ時代に合わせています
主人公もGX世界に存在しないカードなどは制限・禁止を守るようにしています(E・HEROエアーマン、ダーク・ダイブ・ボンバー等)
もし話の中でこの時代では禁止じゃないか?
このカードは使えたよね?などありましたらどしどしお寄せくださいませ
あれから数週間。俺は今いる自分の世界の事を徹底的に調べた。時代的には遊戯王GX時代であり、俺の部屋にあったデュエルアカデミアへの入学時期はちょうど遊戯十代たちの入学する時期と一致している。偶然なのだろうか? とも考えるが、彼らがこれから巻き起こす3年間の内容を考えれば、もしかしたらその場所で俺がこの世界に来た原因も掴めるかも? という希望は強くなった。デュエルアカデミアの筆記試験に関してはまさかのデュエルモンスターズに関することだけの筆記試験。簡単なルールからプレイングに関する知識を問われる試験だった。あのテーブルにあるデッキだけを考えればこの体の元の宿主はおそらく越えられるようなものでなかったかもしれない。ちなみにデッキに関してだが、部屋の隅に置かれたいくつかのアタッシュケースの中にカードが入っているのを見つけた。このカードたち、この時代には無いはずのカード、シンクロモンスターやエクシーズモンスターなどの他、多数のカードが入っていた。さらに言うとそのカードについている傷に見覚えがあり、なんとなくだが、俺が自分で使っていたカードな気がする。そんなわけでデッキに関する問題は無くなった。それから程なくして届いた通知結果は問題なく通過の文字があり、次の二次試験へと進めることになった。というわけで、今俺はその試験会場に来ている。
「では、これより第二試験を始める」
「宜しくお願いします」
試験官の合図を皮切りに、各場所でデュエルが始まる。俺の対戦相手となるのはデュエルアカデミアの教員。が、俺の相手はクロノス先生ではなく他の教員だ。顔も初めて見たし、普通に知らない先生である。遊戯王の世界だからと言って知っている人に当たるというわけでもない。そもそも、万が一クロノス先生と当たったらそれはそれで結構面倒だ。
「「決闘(デュエル)!」」
武藤秋人 LP4000
試験官 LP4000
「先攻は君からだ。ドローしたまえ」
「あ、はい。先攻……ドロー」
マスターズルールが改正されてから先攻ドローなんて久しぶりだ…なんというか、時代を感じる。まあ、これを懐かしんでいる暇はない。今はデュエルに集中しなきゃ。さて、相手のデッキが判らない以上、本来であれば様子見をしたいところだが……今回は『あの人』に見てもらえるようにもしないといけない。某キングではないが、エンターテインメントを演じなければならない。そう思って組んだデッキだ。さあ、行くぞ!
「俺は手札から『トレード・イン』を発動! 手札の『白き霊龍』を手札から墓地へ送り、カードを2枚ドロー! カードを2枚伏せ、ターンエンド!」
「召喚はせず……か、良かろう。私のターンドロー! 私は手札から『キラー・トマト』を攻撃表示で召喚する!」
キラー・トマト ATK1400/DEF1100
キラー・トマト……リクルーターか。闇属性のモンスターを主体にするデッキだろうか? まあ、リクルーターだけでは判断できない。相手が何をしてくるか……というか、初めて見たソリットビジョンのモンスターがキラー・トマトなのはいいとして、絵に反してやっぱり怖いな、キラー・トマト。なんか口開いてこっち威嚇しているし。
「バトルフェイズに入る! キラー・トマトでダイレクトアタックだ!」
「速攻魔法『銀龍の轟砲』を発動! 自分の墓地に存在するドラゴン族、通常モンスターを墓地から特殊召喚する。俺はトレード・インの効果で墓地へと送った『白き霊龍』を特殊召喚! このカードは手札、墓地にあるとき通常モンスターとして扱う! 来い、白き霊龍!」
俺は墓地からカードを排出してそのカードをデュエルディスクにセットする。それと共にカードを認識した音が鳴り響き、フィールド上にはその白き体を持ったドラゴンがフィールドにその姿を現した。
白き霊龍 ATK2500/DEF2000
「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)!?」
「いえ、違います。似てはいますが……」
試験官がその姿に動揺し、観客席にいたデュエルアカデミアの生徒や受験生たちがざわざわと騒ぎ始める。その姿は確かに青眼の白龍に酷似しているが、青眼の白龍はこの世界には4枚しかなかったからな。もっとも、現在は3枚で、所有者はあの人なわけだが……それにしても、ちゃんと認識してくれてよかった。一応、試験前に家で認識してくれることは確かめていたけど本番でダメでした、なんてお笑い草だ。
「攻撃は中止する。私はカードを3枚伏せてターンエンド……」
「俺のターン、ドロー!」
さて、驚くのはまだ早いぞ。本当は迷ったが、注目度を上げる、という意味ではこれ以上のことを俺は思いつかなかったからな。後はなるようになれ、というやつだろう。
「俺は『チューナーモンスター』、『青き眼の賢士』を召喚!」
青き眼の賢士 ATK0/DEF1500
「チューナーモンスター? 聞かないな……」
「説明は後で。先に効果を発動します。このカードが召喚に成功したとき、デッキからこのカード以外のレベル1、光属性の同じくチューナーを手札に加えます。手札に「青き眼の巫女」を加えます。そして……」
「む? どうかしたかね?」
「あ、いえ…」
一瞬、本当に“これ”を行っていいのか? そう考える。下手をすれば俺が今からしようとする行為はこの世界を根本から捻じ曲げてしまうかもしれない行為に等しい。少し昔の過去で、違う人物が同じようなことをするがそれは世界を元に戻すため、そしてさらに言えばこのように多くのギャラリーはいなかったときに行った行為だ。状況が違う。そう考えたが、俺はだが、と首を振る。今回のデュエルはすでに記録されているはず。ならばあとは進むだけ……もう後戻りはできない。俺の『計画』の成功のためにも今はやるしかないんだ。
「俺はフィールドにいるレベル8の白き霊龍にレベル1青き眼の賢士を『チューニング』!」
「チューニング……!? なんだ、何が起こっている!」
困惑する試験官。白き霊龍が空中へと飛び立ち、それと共に青き眼の賢士は光の輪となり、白き霊龍がそれを通り抜ける。
☆8+☆1=☆9
「青き瞳を宿す伝説の龍、その姿を昇華させ、己が伝説を超えて見せろ! シンクロ召喚……! 現界せよ、『青眼の精霊龍(ブルーアイズ・スピリット・ドラゴン)』!」
青眼の精霊龍 ATK2500/DEF3000
そこにあるのは白き体に青き眼を持つドラゴン。先程召喚していた白き霊龍と攻撃力は変わらないが、その圧倒的存在感がフィールドを支配していた。俺もその存在感に思わず圧倒されそうになる。が、なぜか青眼の精霊龍は俺の方を向いて何かを訴えているように見える。ソリットビジョンが、なぜ……? 俺はそれに気がつくが、青眼の精霊龍はとっとと指示をしろと言わんばかりに前を向いてしまった。そうだった、今はデュエルに集中しなければ!
「シンクロ、召喚……!? なんだ、その召喚方法は……!」
「バトルフェイズ! 青眼の精霊龍でキラー・トマトを攻撃! 『精霊の爆裂疾風弾(スピリット・バースト・ストリーム)』!!」
試験官 LP4000→LP2900
「ぐおおお! だが、キラー・トマトの効果が発動する! このカードが戦闘で破壊されたときデッキから攻撃力1500以下の闇属性モンスターを特殊召喚! 私は『スナイプストーカー』を特殊召喚する」
スナイプストーカー ATK1500/DEF600
スナイプストーカーか、厄介なカードが出てきたな。今の時代、そしてこの世界を考えればかなりの強カードと言っても過言ではないだろう。それがもし、普通の決闘者相手であれば、の話だが……それにしても、試験官はシンクロ召喚について言及してこなくなったな。あんなに驚いていたのに。
「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
「私のターンドロー! どんな知らない召喚が来ようと、私は勝利のために動くだけだ。私はスナイプストーカーの効果を発動する。このカードは手札1枚をコストにサイコロを振る。その出た目が1か6以外であれば、選択したカードを破壊する! 私は手札1枚をコストとし、君の青眼の精霊龍を選択する! さあ、サイコロを「ストップ!」なに!?」
「俺はこの瞬間、青眼の精霊龍の効果を発動! このカードを生贄にして発動する。自分のエクストラ…っとと、融合デッキからこのカード以外のドラゴン族、光属性のシンクロモンスターを1体フィールドに守備表示で特殊召喚できる! 俺は青眼の精霊龍をリリー……いや、生贄に捧げ『蒼眼の銀龍』を特殊召喚!」
蒼眼の銀龍 ATK2500/DEF3000
「またも、青眼の白龍に似たカードが…!」
「このカードは蒼眼の銀龍は特殊召喚に成功した場合効果が発動します。それは、次のターンのエンドフェイズまで、自分のドラゴン族モンスターは効果の対象とならず、効果では破壊されないという効果」
「ぬぅ……では私はスナイプ・ストーカーを守備表示に変更する」
そう言いながらカードを1伏せ、ターンエンドを宣言する試験官。良かった、ここで文句とか言われたら嫌だったけど、納得してくれたようだ
「俺のターンドロー、スタンバイフェイズに蒼眼の銀龍の2つ目の効果が発動します。墓地に存在する通常モンスター1体を選択して発動。フィールドに特殊召喚します。墓地に存在する白き霊龍は手札、墓地に存在するときは通常モンスターとして扱われます。白き霊龍を特殊召喚」
白き霊龍 ATK2500/DEF2000
「このカードの召喚、特殊召喚に成功したとき、相手フィールドの魔法、罠をゲームから除外できます。伏せてある一番右のカードを除外」
俺の言葉と共に除外されるのは魔法の筒。あぶねぇ、効果でこそ破壊されないからミラーフォースとかなら問題はなかったが、攻撃がそのまま返ってくるとかシャレにならない。
「メインフェイズ、俺はチューナーモンスター『グローアップ・バルブ』を召喚」
グローアップ・バルブ ATK100/DEF100
「レベル8の白き霊龍にグローアップ・バルブをチューニング! 現界せよ、青眼の精霊龍!」
青眼の精霊龍 ATK2500/DEF3000
「さらに『死者蘇生』を発動。白き霊龍を再び特殊召喚」
白き霊龍 ATK2500/DEF2000
フィールドに並び立つ3体のドラゴン。本当だったらここで青眼の白龍なんかも召喚したいところだがこのデッキは『青眼の白龍』を入れているデッキではない。ホントは入れたかったけど、そんなことをしたらとんでもないことになるのでもちろんやっていない。フィールドは整った。後は押し切るだけ
「バトルフェイズ! 蒼眼の銀龍でスナイプストーカーを攻撃! 『銀の爆裂疾風弾』!」
「ぐおおお! 罠発動、リビングデットの呼び声! 私は『キラー・トマト』を特殊召喚!」
「ならば白き霊龍でキラー・トマトを攻撃!」
試験官 LP2900→LP1800
「キラー・トマトが破壊されたことにより、デッキから『ネクロ・ガードナー』を特殊召喚!」
ネクロ・ガードナー ATK600/DEF1300
「ちぃ…! バトル続行! 青眼の精霊龍でネクロ・ガードナーを攻撃!」
「罠発動『砂漠の光』! 自分フィールドのカードをすべて表側守備表示に変更する!」
砂漠の光……!? メタモルポッドでも入れているのだろうか? それにしても、さすがはデュエルアカデミアの試験官、といったところだろうか。こっちは数世代先のカードを使い、シンクロまで使っているというのにここまで粘ってくるとは。それとも、俺が未熟だからなのか……いや、考えている暇はないな。
「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
「私のターン、ドロー! 私は『強欲な壺』を発動してカードを2枚ドロー!さらにカードを1枚伏せて『命削りの宝札』を発動! カードを5枚になるようにドローする! そして、5ターン後にすべて捨てる! そして、自分の墓地に3体の闇属性モンスターがいることによりこのカードを特殊召喚する! いでよ、『ダーク・アームド・ドラゴン』!」
「なに!?」
ダーク・アームド・ドラゴン ATK2800/1000
フィールドに立つのは俺のフィールドにいる白い龍とは相対する黒いドラゴン。確か、OCGで収録されたのはユベルとかが収録された時のパックが初登場、その後ゴールドパックにも収録されるほどの人気を博し、俺がいた世界では制限カードになってしまったほどの性能を誇っている。が、それはあくまで俺の世界での話だ。この世界ではそんな話は関係が無い。つまり……
「私はさらに、2体のダーク・アームド・ドラゴンを特殊召喚する!」
ダーク・アームド・ドラゴン2 ATK2800/DEF1000
ダーク・アームド・ドラゴン3 ATK2800/DEF1000
こういうことになるのだ。並び立つ3体のダーク・アームド・ドラゴン。効果で破壊できないなら物理で殴ればいいじゃない。とかそんな感じなんだろうな、きっと。というよりも、驚くべきはその“アニメ効果の”『命削りの宝札』のドローによって手札に3枚のダーク・アームド・ドラゴンがいた点だ。良く事故にならなかったと思う。
「このカードたちは墓地の闇属性モンスターを除外することでフィールドのカードを破壊する効果を持つ。が、おそらく、君は先程と同じく青眼の精霊龍を生贄に蒼眼の銀龍を特殊召喚するだろう。残念ながら君のモンスターたちを破壊することはできないが……君の伏せたカードは破壊できる」
「……!」
「私はダーク・アームド・ドラゴンの効果を使用し、墓地のキラー・トマトを除外! 伏せてある私から見て右のカードを破壊する!」
「くそっ……!」
伏せていた2枚目の銀龍の轟砲が破壊される。本来ならこのデッキはもっとデッキを圧縮して墓地を肥やして闘うデッキなのだがあいにく墓地は全くと言っていいほど肥えていない。挙句、白き霊龍はフィールドに健在。銀龍の轟砲は使用できることなく破壊されてしまった。
「そしてもう1枚、私は墓地のスナイプストーカーをゲームから除外し、伏せてあるカードを破壊してバトルだ! 行け、ダーク・アームド・ドラゴン! 白き霊龍を攻撃!」
「ぐっ……!」
武藤秋人 LP4000→LP3700
「さらにダーク・アームド・ドラゴンで蒼眼の銀龍を攻撃!」
武藤秋人 LP3700→LP3400
「そして、最後のダーク・アームド・ドラゴンで青眼の精霊龍を攻撃」
「うわっ!」
武藤秋人 LP3400→LP3100
ライフはそこまで削られてはいないものの、フィールドのモンスターたちは全滅。さらに言えば、手札もかなり厳しい。次のドローで何とかしなければならない。
「私はこれでターンエンド。さあ、このダーク・アームド・ドラゴン軍団にどう立ち向かう!」
フィールドに並ぶダーク・アームド・ドラゴン軍団。その上、墓地にはまだネクロ・ガードナーがある。それに対してこちらのフィールドは更地…制限や禁止カードについて自分で理解していたつもりだというのに、いざやられればここまで劣勢とは…いや、こんなところで俺は立ち止まるわけにはいかない。もうなりふりなんぞ構ってられるか。
「俺のターン、ドロー……!! まだ、終わらない、こんなところで負けられない! 俺は手札から『強欲な壺』を発動! カードを2枚ドロー! そして手札から『銀龍の轟砲』を発動! 墓地の白き霊龍を特殊召喚!」
白き霊龍 ATK2500/DEF2000
「またそのカードか……だが、そのカードでは私のダーク・アームド・ドラゴンは突破できん!」
「その通り。だったら、突破できるようにするまで……! 俺は手札から『天使の施し』を発動! カードを3枚ドローして2枚を捨てる。そして今捨てた墓地のレベル・スティーラーの効果発動。フィールドの白き霊龍のレベルを1つ下げ、フィールドに特殊召喚する」
レベル・スティーラー ATK600/DEF0
白き霊龍 ☆8→☆7
「そして通常召喚! チューナーモンスター『太古の白石』を召喚!」
太古の白石 ATK600/DEF500
「レベル7となった白き霊龍と、レベル1のレベル・スティーラーに、レベル1の太古の白石をチューニング!」
☆7+☆1+☆1=☆9
「破壊神より放たれし聖なる槍よ、今こそ魔の都を貫け! シンクロ召喚! 氷結界の龍トリシューラ!」
氷結界の龍トリシューラ ATK2700/DEF2000
「また別のモンスターか……だが、私のダーク・アームド・ドラゴンには…「それはどうかな?」なに!?」
「トリシューラの召喚に成功したことで効果発動! 相手の手札、フィールドのカード、墓地のカードを1枚ずつ選択してそのカードをゲームから除外する!」
「なぁ!?」
驚かれて当然だ。このカードがどれだけ俺の世界で猛威を振るったことか。だが、まさか天使の施しで万が一を考えて入れていたレベル・スティーラーが来てくれるとは思わなかった。これで勝てる。
「俺が選択するのはフィールドのダーク・アームド・ドラゴン1体、一番右の手札、そして墓地のネクロ・ガードナー!」
「だ、だが、先程も言ったがそのカードではダーク・アームド・ドラゴンは突破できん!」
そのシンクロモンスター、トリシューラの召喚に動揺したのか、それとも効果について驚いているのか、はたまたネクロ・ガードナーの効果について忘れているのか、試験官はネクロ・ガードナーをトリシューラの効果に対してチェーンで除外しなかった。これならば、勝てる。
「まだメインフェイズ1です。俺はまだこれで終わりとは言っていませんよ。手札からフィールド魔法『光の霊堂』を発動!」
試験会場が優しい光を照らす礼拝堂のような場所へと変わる。その光は優しく、そして暖かさが感じられた。
「光の霊堂の効果発動! 自分のフィールドのモンスター1体を対象に発動! 自分の手札、デッキから通常モンスターを墓地へ送る。その墓地へ送ったカードのレベル×100ポイントモンスターの攻撃力、守備力を上げる! 俺はトリシューラを選択して手札の白き霊龍を墓地へ送る。このカードは手札、墓地では通常モンスターとして扱われる! そして、白き霊龍のレベルは8! よって800ポイントアップ!」
氷結界の竜トリシューラ ATK2700/DEF2000→ATK3500/DEF2800
フィールド魔法のビジョンか、中央に安置されている祭壇らしき竜の置物から光が漏れ、それがトリシューラを包み込む。そしてそれを受けたトリシューラは高らかに吠えた。
「攻撃力、3500……」
「さらに装備魔法『ジャンク・アタック』を装備! このカードを装備したモンスターが破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを与える!」
「な、なんだと……!?」
「バトルフェイズ! いけ、トリシューラ! ダーク・アームド・ドラゴンを攻撃!『アイシングトリプルバースト』!」
三つ首からそのトリシューラの攻撃が放たれる。そしてそれを受けたダーク・アームド・ドラゴンは凍結して砕け散った。
試験官 LP1800→LP1100
「そして、ダーク・アームド・ドラゴンの攻撃力の半分。1400のダメージを受けてもらいましょう」
「なるほど、見事だ……私の負けだな」
試験官 LP1100→LP0
*
決闘の結果は俺の勝利で終わり、デュエルはとりあえず無事終了した。その後試験官からカードについて不正はないかという協議もあったらしいが、KC社のデュエルディスクに反応していたことから問題ないという判断が下された。緩すぎる気がするんだが、大丈夫かデュエルアカデミア。他の受験者やデュエリストたちにデュエルを吹っかけられそうな雰囲気があったので俺は試験官に一礼して会場を後にした。そして数日後、家のインターフォンが鳴り響く。カメラを見ると、そこにはサングラスをかけた初老の男性の姿があった。来たか……
「はい」
『初めまして、私はKC社社長、海馬瀬人の部下で磯野と申します。武藤秋人さんでいらっしゃいますか』
「……はい、そうです」
『実はデュエルアカデミアの試験におけるデュエルについて社長からお話があるそうで…申し訳ありませんが、私とKC社までお越し頂けますでしょうか』
断っても無理やり連れて行くんだろうな、とか思う俺。まあ、こうなるとわかっていたことだし、今日は何の予定もない。
「わかりました。すぐ準備をしますので少し待ってもらっても?」
『構いません』
「では、すぐに」
そう言って俺はカードとデュエルディスクを準備し、洋服を着替えて家を出た。外には磯野さんが立っており、そして高級車が止まっている。
「こちらでお送りします。お荷物は…」
「持ちます」
「さようですか、では車へどうぞ」
俺は促されるまま車に乗り込み、磯野さんも車に乗り込み車が発進する。
――行先は、海馬コーポレーション
リメイク前での変更点
試験でのデッキ変更
リメイク前ではジャンドでした。あの当時は自分の主体デッキがジャンド故にでした。というか、何も考えてませんでした…まあ、今回も今使ってるのがこのデッキなんですけどね!(何も成長してない)
今回主人公がシンクロ、そして青眼のテーマを使ったことに関しては目的を入れてみました。じゃないとリメイクの意味ありませんからね(汗
試験官の強さ
そういえばダムドって出たときは制限じゃないしなーって感じでこんなことに。ダムドって略せなかったので描くのが超辛かった…3体フィールドに並ぶとかマジキチだわ
リメイク前ではキラー・トマトとダークソードとか出してたけどクロノス先生とかと比べると弱すぎ、ということで変更しました
主人公の遅刻
リメイク前では遅刻を理由に、ということでしたが今回それはありません。別の話ではまた同じようにオシリスレッドスタートにはなりますが、それも次回で判明します。
あの人登場?
皆が大好きなあの人が次回登場します。まあ、普通試験でこんなことしでかしたらすぐ行動してくると思うんですよ、あの人は
ではまた次回 感想お待ちしております
NEXT「伝説の男」
次回、ノース校編は……
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十代と万丈目のデュエルが見たい
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デュエルよりも修羅場が見たい
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レジーを付け狙う生徒と秋人がデュエル!