次回からは第二部です
ちなみに、今回は映画のことについてちょこっと出てきます。まあ、本編に触れるようなことは一切書いてません。CMとかでわかるシーンだけを書き綴っただけです。遊戯に対して海馬がカオス・MAX使ってるシーンとか、そんな話。ちなみに、私はまだ見てないのでネタバレはご勘弁を
なんか、見た人の話だと今までにないくらいの最高傑作とのこと。今から楽しみですね
遊霧様 カカン様 読み専太郎様 Ranperu様 ak様 桜咲様 龍音様 心紅様
不知火新夜様 万屋よっちゃん様 navi様 ノリ様 うさぎたるもの様
高田様 龍牙様 赤鉄様
感想、ご指摘、ご意見ありがとうございます。これからもよろしくお願いします
読み専太郎様
小説評価ありがとうございました。頂いた評価以上の小説を目指して頑張ります
今後も感想、ご意見、ご指摘他、小説の評価をお待ちしております。
さて、20話です。丁度キリもいいので、今回で一応第一部はここまでです
次回は近日中に投稿します。GW企画もお楽しみに!
Side秋人
武藤秋人 LP 0
海馬瀬人 LP 0
静まり返ったデュエル場。もともと、十代たちのデュエルの後、KC社の黒服の人たちが観客席の生徒や先生を追い出しているため、いるのは十代たち、響先生、校長だけとなってはいた。だがそれでも、このデュエルが終わったその数秒はこのデュエル場で何も音がしていなかったのは確かだ。
「引き分け、か。フン、そういえば引き分けの場合はどうするか決めていなかったな」
「……えーと、そう、ですね」
「謹慎、補習共に免除してやる……その他はメールで追って連絡する。以上だ」
そういって社長はカードをデッキにしまって磯野さんと共に決闘場を後にしていった。とりあえず、終わった……引き分けということで喜んでいいのか微妙な結果ではあるが、まさか最終防衛策として用意した『フォトン・ショック』を使うことになるとは思わなかった。
「秋人!」
そんな風にフォトン・ショックを見ていると十代たちが駆け寄ってきた。
「すごかったな! あの伝説の海馬瀬人に引き分けるなんて!」
「それに、秋人君のおかげで謹慎も補習も無しッスよ!」
と、興奮気味の十代と翔。とりあえず、原作通りに十代たちが退学になることもなく、謹慎や補習が課されるということもなかった。今回色々とネジ曲がってしまってどうなるかと不安であったが、なんとか元通りになった……俺はそれが何よりもホッとしている。
「すごかったわね、秋人……それに、ごめんなさい。元はといえば秋人は私が……」
「気にしなくていいよ、雪乃……結果としては、とりあえず問題は解決したわけだし」
申し訳無さそうにしている雪乃だが……なぜ、腕を絡ませてくる。コイツのスキンシップに関してはもう諦めているが周囲の視線が痛いから即刻辞めて欲しい。
「そうだ! 無事に終わったし、またパーティやろうぜ!」
「確かに、時間もいい時間だしな……」
「秋人! またエビフライ作ってくれ!」
「この前作ったばっかりじゃん……よく飽きないなお前。というか、俺がまた作るのか」
たまにだが、レッド寮では料理人が不在の時がある。その時はセルフで食材を選び、調理してもいいということになっている。で、一人一人が作るというのも場所や時間を取ってしまうので何人分かを一気に作るということが多い。他はインスタントとか冷凍食品とかがある。
「いいじゃん、今日は料理人の人いないわけだし!」
「なら、レッド寮にブルー寮でもらえる食材を持ってきて私達も調理しましょうか」
「そうね。ボクも料理するわ。それでみんなで夕食にしましょう。秋人、何を作るの?」
十代の言葉に、賛同する雪乃やツァン。どうやら、料理をすることは免れないらしい……あれ、おかしくね? 俺も頑張った側のはずなんですけど。何故か俺も料理する側に埋め込まれてない?
「秋人が作る料理美味いし、楽しみだな!」
「いや、おかしくね? 俺が作ったの1回か2回だよ?」
確かに大学時代は自炊していたから料理はできないわけではないが、そんなに人から絶賛されるほどの料理を作った覚えはない。というか、そのうちの1回は焼き肉の時の次の日の朝飯じゃん。まあ、そんな叫びも虚しく、俺は結局、ツァンや雪乃たちと一緒に料理を作り、レッド寮でパーティをすることになるのだった……解せぬ
*
数日後、社長から電話がかかってきた。無論、テレビ電話である。部屋には誰もいないし、社長の方も言わずもがな、誰かがいるという様子もない。
『武藤秋人、先日のデュエルはご苦労だった。俺もいい慣らしができて満足している。褒めてやろう』
「あ、ありがとうございます……」
『だが、成績は見る限り苦戦が多い……お前の世界のカードなら、もっと有利にことを進められるはずだ。この遊城十代とのデュエルに関しては敗北している』
「あー……まあ、前にいた世界のカードのデッキ、ですか。そうなると、先攻1キルとか、ソリティアとかになっちゃいますよ? それが学園内で流行ると、カードを集められる奴が一番強いって話になりますけど……今後量産化されるカードのことも含めて」
やろうと思えば、先攻バーン、図書館エクゾ、終焉のカウントダウン、アステカD2反射とか、テーマだとマドルチェとか、ゴーストリックとかも使えるか……これ、やっただけで嫌われるデッキのオンパレードだな。というか、この狭い学校の中では『勝てるデッキ』というのはすぐに広まってしまう。その分、対策もしやすくはあるけども……
『……お前に見せてもらったカードリストと共に送られてきたデッキの話か。確かに、その手のデッキが流行るのは俺も望ましくはない。だが、お前はそうならないような手段を持っている……違うか?』
「……」
お見通しか、この人は。まあ、エクシーズ召喚なんかを見せている時点でお察しか。普通にこの前とかログを辿られて、教えてなかった『RUM』とか『CNo.』とかのこともバレてたからな……まあ、バレるよなぁ
『敗北が続いたり、苦戦が続いたりすれば、授業料免除の話は無くなると思え。それと今までのカード提供やこの前のデュエルに関する『報酬』も振り込んでおくから確認しろ』
「あ、はい……」
『今後もカードリストの作成なども続けろ。今までどおり、お前が選んだカードを厳選してカードパックの発売などもペガサスと共に検討する。お前が俺に見せていないカードなどについても、俺は特に何も言わん……が、敗北は許さん。それを忘れるな』
社長の気迫が、画面越しでも伝わってくるのがわかる。なんでこの人と話すたびに汗びっしょりにならなきゃならんのか……実際怖いからしかたがないけど。
「はい。了解です……また近日中に送ります」
『当然だ。それと1つ、貴様に聞きたいことがある』
「はい?」
『……“方界”というジャンルのカード、貴様は持っているか?』
……!? 俺はその言葉を聞いて驚く。なぜ、この人はそのカードのことを知っている!? この世界はそのカードを知らない世界のはずなのに……
『その様子では知っているし、持っているらしいな』
「え、ええ……一応は」
『……夢を見た。俺がこのカード、カオス・MAXを使い、遊戯とデュエルをしている夢だ。だが、俺はこのカードを貴様に渡されて初めて、この前のデュエルで使用した。それに、ここ最近で遊戯とデュエルをしたという記憶はない。それに、その方界という知らないカードや、KC社で俺がボツにしたシステムなどが出ているという、奇妙な夢だ……お前なら、心当たりがあるかと思ったが……やはり知っていたか』
社長が言っているのは劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』のことだろう。カオス・MAXに触れたことで、その『IF』の世界について夢という形で見たということか……?
「ええと、そうですね……その夢は前の世界で……」
『夢のことはどうでもいい。お前はどうせ内容を知っているだろう。重要なのはそこではなく、カードの方だ。お前の言葉を信じるとするならば、遊戯が使っていたカードや、その方界というカードの効果も知っているはずだ。そのデータを優先して俺に送れ。夢の俺ではなく、俺自身がそのカード達とデュエルをしてどうなるのか……それを試してみたい』
なるほど、この人は夢の中の自分と自分は別物だからどうなるのか、というのを試したいと。この人もやっぱり、決闘者だな。見たことのないカード、そして戦い……それを見ることで、決闘がしたくなる、というのは。オカルトなどを信じていないけど、この人よくよく考えるとGXだと宇宙にカード打ち上げてネオス作ったりしているし……俺の話も信じてきてくれているのだろうか? 俺はそれを了解し、方界、マジシャンガールシリーズ他、劇場版で使われたカードを優先して文章化して送ることにした。話もまとまり、今後の方針などもまとまった所で時間が来たらしい。
『今回は以上だ。それと貴様…………いや、なんでもない。では、以上だ』
「……? あ、はい。ではまた」
社長は何かを言いかけて途中で止めるが、そのまま通信を切ってしまった。社長は何を言いたかったんだ? まあ、重要な事ならまた言ってくれるだろう。そう思いながらも、俺は社長に言われたカードリストの作成に入るのだった。
Side海馬瀬人
武藤秋人との通信を切り、俺は撮影していたデュエルを見る。それと同時に、あいつが持っていたデッキの内容と融合デッキを見ながら改めてデュエルを仮想で試してみる。その結果は俺の勝率は50%。だが、もし奴が別のカードを使っていたら……もしかしたらもっと低かったかもしれんな。あいついわく、自分のいた世界のカードというのは異常な強さを持ったカード……武藤秋人が言うには『壊れカード』というのが数多く存在する。
「もっと改良を加えられていたら……あるいは」
その手のカードを使われていたら俺は敗北していた可能性がある。俺にも使えるエクシーズモンスターを見せろ、と言った所見せてきたNo.と呼ばれたカード……これは1枚ずつしか存在しないので譲れない。という話はされていたが……
「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン……このカードを使われていれば俺は劣勢を強いられていた」
他にも、ギャラクシーシリーズは存在していた。もしこのカードたちを使われていれば敗北していた可能性のほうが強い。また仕事の合間にデッキの調整をするとしよう……その後、送られてきた方界などのデッキを見てデュエルをするとしよう。夢で出てきたカードも、いくらかパックで出すとするか……主に魔法使い族系統を中心に。そうすれば遊戯にも行き渡るだろう。俺だけが超強化されていてもつまらん。対等になった奴と決闘に勝利してこそ意味があるというものだ。
「それにしても……奴は気づいているのか」
武藤秋人。貴様の目的は『元の世界に帰ること』のはずだ。だが……
「気がついているか、武藤秋人……お前がいつの間にか自分のいた世界のことを『元の世界』とは言わず、『前の世界』と言っていることを…………まあ、俺には知ったことではないが」
俺はそう呟くとともに次の会議へと向かうことにする。遊戯との再戦を頭のなかで描きながら
リメイク前には無かったオリジナル
海馬社長満足?
まあ、久しぶりにカードを回したってことで
夢について
宣伝です。まだ私も見てないので楽しみです。私が行くのはレモンちゃんを回収しに行く時だけですが……
秋人の言葉
今回の社長が気づいたことは秋人は気づいていません
この物語の重要なポイントです
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次回、ノース校編は……
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十代と万丈目のデュエルが見たい
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デュエルよりも修羅場が見たい
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レジーを付け狙う生徒と秋人がデュエル!