どうも、秋風です。今年ももう少し出終わりですね。すみません、1部完結が今年中にはどうあがいても不可能でした。3月までには頑張ります(泣)
遊戯王の色々と出揃っている中、私はポケカやヴァンガードばっかりです。ぶっちゃけ、相手がいないのが辛い
前回のアンケートの結果、融合デッキが一番でしたので、今回は融合デッキです。
では、どうぞ!
感想、評価、指摘、訂正お待ちしています
レイが帰ってから幾日かが経った。あれから、レイから迷惑をかけた人たちに対して謝罪をし終えたことや、学校で勉学に打ち込んでいることのメールが来た。ある程度の手回しを海馬社長がしてくれたこともあってのことだろう。社長曰く、小学生の出願届の偽造を見抜けないなんて話を他に漏らしたくないからとのこと。まあ、当たり前である。さて、今は放課後で、なぜか大徳寺先生から残るように言われている。当然ながら俺が残るということは、雪乃とツァンもいる。そして、他には十代、翔、明日香、ジュンコとモモエ、三沢が談笑している。俺は俺で、社長に言われているカードのリスト作成の最終チェックをしているのでそんな暇はないが……そんなこんなで、そこに校長先生、響先生、クロノス先生、そしてカイザーこと丸藤亮が入ってきた。先生の説明では、近いうちに行われるノース校との交流試合を誰が行うか、ということらしい。
「去年は丸藤亮君に出場してもらい、見事勝利を収めることができました。ですので、亮君。君からまず推薦したい方はいらっしゃいますか?」
「……そうですね。各々データを見た結果と、強さを考えると……武藤秋人が適任ではないかと思います」
「ってことだけど、どうかしら、秋人君」
そう話を振ってくる響先生。当然、全員の視線がこちらに注がれる訳だが、そんなもの、答えは決まっている。
「嫌です」
「そ、即答ですか」
俺を知る面々、校長やカイザーを除くメンバー全員が「やっぱり」とどこか呆れた表情で俺を見ているが、そんなの知ったことではない。ノース校との対抗試合は全国生放送で中継される。社長から目立つことはあまりするなとも釘を刺されている以上、出たら何を言われるかわからない。何より……
「俺の小学生時代のこと、そして、遊戯兄さんとの家族関係のことを知っている人間がノース校にいた場合、100%トラブルになるので嫌です」
「……そういえばそうだったわね」
響先生が俺の事情を思い出したようで、頭を抱える。俺の中の「武藤秋人」の記憶が正しければ、「虐めていた人間」「虐めを見て見ぬ振りをしていた人間」「そもそも事情を知っている人間」が今の俺を見れば、100%難癖をつけてくるに違いない。そうなった場合、前の暴走が起きればマジで暴力沙汰になる可能性もあるのだ。ただ、事情を知っているとはいえ、カイザーが推薦してきたという手前もある……仕方がない。
「ただ、それでカイザーや先生たちも納得しないでしょうから、俺とカイザーでデュエルをする、というのはどうでしょうか」
「ふむ。勝敗で結果を決めるということですかな?」
「ええ、そうです。俺が負ければ、素直に出ます。でも、俺が勝ったら、そのカイザーの推薦権を俺にください」
俺の言葉に、その場にいる一同が驚く。まあ、カイザーは現在このアカデミアで最強であるがゆえに、カイザーなのだから、当たり前だ。しかし、ここにいる面々なら俺がカイザーに勝った場合でも他言することはないだろう。それ故の譲歩だ。俺の言葉に、カイザーは頷き、持ってきていたデュエルディスクを腕につける。
「俺は構いません。武藤、俺とデュエルをしてもらおう」
このカイザーの言葉に、反対の声を上げるものはいなかった。
*
デュエル場
「以前から、お前のデュエルを見ていたが、その強さから、俺もお前とデュエルがしたいと思っていたところだ。あの伝説の決闘者、海馬瀬人と引き分け、そして、武藤遊戯のデッキを退けたお前と」
そういえば全部見られていたな。社長戦もそうだし、神楽坂戦もそうだ。遊戯王GXにおいて、最強という称号を持つ決闘者……カイザー、丸藤亮。卒業し、プロになってエド・フェニックスと戦うまでの彼は文字通り「無敵」だった。そんな男とデュエルをするんだ。万全の体制で挑まなければならない。ただ、相変わらずリスペクトデュエルの意味は理解していないが……それはさておき、カイザー相手に何を使うか……
『マスター! 私! 私出る! ね、お願い! いいでしょ!?』
「(いいでしょ、じゃねーよ。他のデッキ魔法で軒並み開けられないようにしてるじゃねーか、お前)」
俺の横でマナが騒ぎ立て、ミラが落ち着かせている。マハードは弟子の暴走に頭を抱えている。まあ、最近使っていないのも事実だし、カイザー相手に戦えないわけではない。そんな様子を、精霊が見える十代も苦笑していた。
「いいじゃねーか、秋人。使ってやれば」
「……そうだな」
「アニキ、何の話っすか?」
「翔が大喜びするデッキの話さ」
と、俺と十代しかわからない事情に十代が翔に楽しみにしてようぜ、と促す。俺もやれやれ、とため息を吐いてデッキケースからデッキを取り出し、デッキをセットした。
「じゃあ、試合を始めましょう。先攻と後攻を決めましょう。コイントスでいいかしら?」
「裏でお願いします」
「なら、俺は表で」
カイザーが裏、俺が表。響先生のコイントスで、結果は表。俺が権利を得た。デッキの事を考えると本来は後攻を取るべきなんだけど、それもそれで怖い。俺のデッキも構えて動く形となるので、あえて先攻を選んだ。
「では、始めましょう。試合、開始!」
「「
武藤秋人 LP4000
丸藤亮 LP4000
*
「「
秋人とカイザーのデュエルが始まった。私やツァン、そして十代の坊やたちで観客席に座ってそのデュエルを眺める。
「雪乃、どっちが勝つと思う?」
「私は秋人の勝利を信じているわ」
「ボクも。というより、ボク、カイザーのこと嫌い」
私とツァンの言葉に、そりゃそうか、と明日香がいう。最愛の人の負けなんて想像する気も起きないもの。ツァンの場合はレイの件があるからか、カイザーのことを毛嫌いしているようだ。まあ、そういうことを抜きにしたとして、ほぼ無敗のカイザーに対して秋人が何の策もなしにあんなデュエルをふっかけることはないと考えれば、秋人が簡単に負ける、というのはあまり考えにくい。
「カイザーはその二つ名故に敗北を許されないでしょう。でも、秋人もまた別の意味でカイザーに負けられない理由がある。だから、全力で挑むと思うわ」
「どういうことッス?」
秋人がオシリスレッドで入学した本当の理由。それは、この学校で蔓延するクラス別の格差の払拭。オシリスレッドでもブルーやイエローに勝つことができる。クラスに対する差別をなくすことを海馬社長から頼まれているという。秋人一人なら辛い話だったかもしれないけど、十代の坊やも似たようなことをしている故に、オシリスレッドの生徒たちのデュエルの腕を向上させようという意識は少しずつ上っているように思えた。
「そのことはまた今度ね。秋人のターンから、ね」
そう言って私はそのデュエルに集中することにした。
「俺の先攻、ドロー! 俺は『マジシャンズ・ロッド』を召喚!」
マジシャンズ・ロッド ATK1600/DEF100
「このカードの召喚に成功したとき、デッキから『ブラック・マジシャン』と明記された魔法カードを1枚手札に加える。俺は『黒の魔導陣』を加えてこれを発動! このカードは効果の発動処理としてデッキの上から3枚カードを確認し、その中に『ブラック・マジシャン』、及び、『ブラック・マジシャン』と明記された魔法・罠を1枚手札に加える。そして、好きな順でもとに戻す。俺は『ブラック・マジシャン』を手札に加え、残りを元に戻す!」
秋人が今回使うのはブラック・マジシャンデッキ、ね。パワー比べなら銀河眼デッキかとも思ったけど……使ったのは神楽坂のボウヤとのデュエル、そしてアメリカでのレジーとのデュエルでも使用されたそのデッキ。武藤遊戯のエースと同じカード……というより、ブラック・マジシャン・ガールとブラック・マジシャンはその本人から渡されているカードということらしい。
「俺は『マジシャンズ・ロッド』に装備魔法『ワンダー・ワンド』を装備する。装備したモンスターの攻撃力を500ポイント上昇させるが、俺が使うのはもう1つの効果。このカードを装備したモンスターを生贄に捧げることで2枚カードをドローする。カードを2枚セットし、ターンエンドだ」
なるほど、確認したカードをそのままドローして手札に加えるということね。そして、フィールドはがら空き。これは上手いわね
「秋人のやつ、フィールドのモンスター生贄にしてドローしちまったな」
「きっと、カイザーの使う『サイバー・ドラゴン』を警戒してのことだろう。あのカードは自分フィールドにモンスターがおらず、相手フィールドにモンスターが存在すれば特殊召喚を可能とするカードだ。後攻はカイザーの得意戦術だからな」
三沢のボウヤの言う通り。それがカイザーの常套手段。ただ、彼のドロー運は十代のボウヤと同じくらいとも取れるほど凄まじい。どうすればサイバー・ドラゴン3枚と融合が初手で揃ってしまうのか。そうなった場合、1ターンキルになるけど……
「俺のターン! ……」
カードを引き、1ターン目から長考するカイザー。そういえば、彼も神楽坂のボウヤとのデュエルは見ていたはず。なら、秋人の盤面を警戒するのも当然か。
「お兄さん、どうしたんだろう……」
「秋人のフィールドのカードを警戒しているんでしょ。『黒の魔導陣』があって、ブラック・マジシャンが手札にある。もし、ここでサイバー・エンド・ドラゴンを召喚しようものなら、マジシャンズ・ナビゲートだったらブラック・マジシャンの召喚によって黒の魔導陣の効果が発動してゲームから除外される」
ツァンの言葉に、そっか、と翔のボウヤも気がついた。そう、もうすでに1ターン目からカイザーへ制限をかけている。カイザーのデッキはサイバー・ドラゴンを融合することで超火力を出すパワーデッキ。除去カードがあればそれまでだが、長考している様子から、ないと考えるのが自然か。
「魔法カード『融合』を発動! 手札のサイバー・ドラゴン2体で融合を行う! 来い! 『サイバー・ツイン・ドラゴン』!」
サイバー・ツイン・ドラゴン ATK2800/DEF2100
「その召喚に対して罠カード『マジシャンズ・ナビゲート』を発動! 手札から『ブラック・マジシャン』を特殊召喚し、さらにデッキからレベル7以下の闇属性、魔法使い族を特殊召喚する! 来い! 『ブラック・マジシャン』! 『マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン』! これにより、『黒の魔導陣』の効果が発動! サイバー・ツイン・ドラゴンを除外する!」
「速攻魔法『融合解除』! サイバー・ツイン・ドラゴンを融合デッキへ戻し、墓地より『サイバー・ドラゴン』2体を特殊召喚!」
ブラック・マジシャン ATK2500/DEF2100
マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン ATK2100/DEF2500
サイバー・ドラゴン① ATK2100/DEF1600
サイバー・ドラゴン② ATK2100/DEF1600
それぞれのフィールドに現れるモンスターたち。カイザーは融合のカードを1枚犠牲に、黒の魔導陣を回避する選択を取った。ただ、今の行動によって手札は2枚となっている。1枚のカードを回避するにしては痛い出費ね。このやり方は神楽坂のボウヤもキマイラでやっていたけど……ブラック・マジシャンしかサイバー・ドラゴンを倒すことはできない。
「カードを2枚伏せてターンエンドだ」
「俺のターン! 俺は魔法カード『師弟の絆』を発動! フィールドにブラック・マジシャンがいるとき、弟子である『ブラック・マジシャン・ガール』を守備表示で特殊召喚する! その後、デッキから「黒・魔・導」「黒・魔・導・爆・裂・破」「黒・爆・裂・破・魔・導」「黒・魔・導・連・弾」のいずれか1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる! 『黒・魔・導・連・弾』を選択してセット! 来い! 『ブラック・マジシャン・ガール』!」
『やった! 久しぶりの出番!』
フィールドに現れるブラック・マジシャン・ガール。それを見て大興奮の十代のボウヤと翔のボウヤ。あれくらいあざといアイドルカードなら人気が高いのも頷ける。でも、秋人の場合はどこか呆れている様子だけれど……なぜかしらね。
「そして、今セットされた『黒・魔・導・連・弾』を発動! このターン、ブラック・マジシャン・ガールの攻撃力を、ブラック・マジシャンの攻撃力に加える!」
ブラック・マジシャン ATK2500/DEF2100→ATK4500/DEF2100
「バトル! サイバー・ドラゴンにブラック・マジシャンで攻撃!」
「罠発動! 『攻撃の無力化』! 攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する!」
「かわされたか……カードを3枚伏せてターンエンド!」
流石に、止めてくるわよね。さて、カイザーはこの局面をどうやってひっくり返すつもりか……
「俺のターン! 『天よりの宝札』を発動! 互いのプレイヤーは手札から6枚になるようにドローする! 俺の手札は0! よって6枚ドロー!」
「俺の手札は1枚。よって5枚ドロー」
「魔法カード『サイクロン』発動! 黒の魔導陣を破壊! そして、再び『融合』を発動! フィールドの2体のサイバー・ドラゴンと、手札のサイバー・ドラゴンで融合! 融合召喚! 来い! 『サイバー・エンド・ドラゴン』!」
サイバー・エンド・ドラゴン ATK4000/DEF2800
デュエル場に響く咆哮。フィールドに現れたカイザーのエース、サイバー・エンド・ドラゴン。あの伝説の神のカード、オベリスクの巨神兵と同等の攻撃力を持つ強力なモンスター……『パワー・ボンド』で召喚されなかっただけましだけれど……あのカードには貫通効果があったはず。守備表示になっているガールとブラック・イリュージョンが危ないわね。
「バトルだ! サイバー・エンド・ドラゴンでブラック・マジシャン・ガールを攻撃! 『エターナル・エヴォリューション・バースト』!」
「速攻魔法『黒魔術の秘技』を発動! 2つあるうちの1つを選択して発動! 融合モンスターカードによって決められた、「ブラック・マジシャン」または「ブラック・マジシャン・ガール」を含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体を融合召喚する! ブラック・マジシャン! そしてブラック・マジシャン・ガール! 今こそ師弟の力を結束せよ! 融合召喚! 『超魔導師-ブラック・マジシャンズ』!」
超魔導師-ブラック・マジシャンズ ATK2800/DEF2300
そのフィールドに立つ、新たなブラック・マジシャンとブラック・マジシャン・ガール。それぞれ、身に纏う衣装が一新された感じかしら……そして、2体で1体のモンスターなのね。 ブラック・マジシャン・ガールがフィールドを離れたことでバトルは巻き戻された。
「ならば、今度は『マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン』を攻撃する!」
「速攻魔法『光と闇の洗礼』を発動! フィールドの『マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン』はフィールドにいる場合は『ブラック・マジシャン』としても扱われる! これにより、このカードを生贄に『混沌の黒魔術師』を特殊召喚! 召喚に成功したことで墓地より『黒・魔・導・連・弾』を手札に加える! さらに魔法カードを使ったことで超魔導師-ブラック・マジシャンズの効果が発動! 1ターンに1度、魔法・罠カードの効果が発動した場合に自分はデッキから1枚ドローする! ドローしたカードが魔法・罠カードだった場合、自分フィールドにセットする! 速攻魔法・罠カードをセットした場合、そのカードはセットしたターンでも発動できる! カードドロー! ……俺はこのカードをそのままフィールドにセット!」
混沌の黒魔術師 ATK2800/DEF2600
フィールドには超魔導師-ブラック・マジシャンズと混沌の黒魔術師の2体。しかし、どちらもサイバー・エンド・ドラゴンには攻撃力が及ばない。しかし、今引いたカードはセットできたということは魔法か罠……もし、ここでミラーフォースや魔法筒のようなカードを引いていた場合、それによって返り討ちになる可能性もある。
「……攻撃を中止してメインフェイズ2へ移行する」
やっぱり、カイザーもわかっているわね。秋人がフィールドにセットしたカードは何なのかわからない以上、余計な手出しはできない。さらに言えば、秋人は私達の知らないカードを多く持っている。警戒を強めるのは正しい判断だわ。ただ、その結果2体の魔術師がフィールドに残る結果にはなってしまったけど。
「カードを2枚伏せてターンエンドだ」
「エンドフェイズ、俺は伏せていた罠カード『永遠の魂』を発動! 1ターンに1度、墓地より『ブラック・マジシャン』を特殊召喚できる!ブラック・マジシャンを特殊召喚! そして俺のターン、ドロー! 永遠の魂の効果発動! デッキから『千本ナイフ』を加える! これにより超魔導師-ブラック・マジシャンズの効果が発動! 1枚をドロー! このカードはそのまま手札に加える! そして、『千本ナイフ』を発動! サイバー・エンド・ドラゴンを破壊する!」
「罠カード『魔宮の賄賂』発動! 相手の魔法、罠を無効にする! そして、相手は1枚カードをドローする!」
ブラック・マジシャン ATK2500/DEF2100
フィールドに再び舞い戻るブラック・マジシャンが千本ナイフを発射するも、魔宮の賄賂によって不発……破壊しそこねてしまったわね。フィールドには攻撃力2800の超魔導師-ブラック・マジシャンズと、混沌の黒魔術師。そして、攻撃力2500のブラック・マジシャン。見る限りではすごい構図よね、これ。
「ならばバトルフェイズ! 混沌の黒魔術師でサイバー・エンド・ドラゴンを攻撃!」
「攻撃力2800で、攻撃力4000を攻撃ですの!?」
「馬鹿じゃないの!? 返り討ちにあうだけよ!?」
ジュンコやモモエが驚きの声をあげる。たしかにそのとおりだ。だけど、秋人のことだから、そんな無策で突っ込むようなことはしないでしょうに……
「この瞬間! 手札の『幻想の見習い魔導師』の効果発動! このカード以外の自分の魔法使い族・闇属性モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる!その自分のモンスターの攻撃力・守備力はそのダメージ計算時のみ2000アップさせる!」
混沌の黒魔術師 ATK2800/DEF2600→ATK4800/DEF2600
サイバー・エンド・ドラゴンの攻撃力を上回った! しかも、混沌の黒魔術師が破壊したモンスターは墓地へ行かず、ゲームから除外される! ここでサイバー・エンド・ドラゴンを除外すれば大きなアドバンテージを得るのは間違いない。ただ、この攻撃をカイザーが読んでいるとしたら……
「させるか! 罠カード『サイバー・リペアラー』!相手はカードを1枚ドローし、このターン、自分の場の機械族モンスターは戦闘で破壊されない!」
「だが、ダメージは受けてもらう!」
「ぐうっ!」
丸藤亮 LP4000→LP3200
破壊しなければ、混沌の黒魔術師の効果は発動しない。しかも、お互いとはいえカイザーにドローを許してしまった。
「……バトルフェイズを終了。そして、幻想の見習い魔術師の効果も終了。カードを1枚セットしてターンエンドだ。手札制限でカードを2枚墓地へ送る」
混沌の黒魔術師 ATK4800/DEF2600→ATK2800/DEF2600
「おしい……!」
「ああ、しかもいまのでサイバー・エンド・ドラゴンに対する対抗策を1つ明かしてしまったわけだからな……秋人にとっても不利になる結果だな」
情報アドバンテージというのは、どのようなことにおいても重要視されるもの。秋人が幻想の見習い魔導師を2枚以上デッキに入れているならばそれを当然カイザーは警戒してくるはず……更に言うならば機械族デッキではなくてはならない攻撃力を倍にする『リミッター解除』、そして翔のボウヤも持っているなら当然使ってくるであろう『パワー・ボンド』もまだ使われていないのが怖いところ。秋人もその情報を持っているからか、いつも以上に慎重なデュエルをしているようにも思える。
「さて、どうなるかしら……」
「俺のターン! ドロー!」
ここからカイザーの反撃も始まる。果たして、それに秋人が耐えきることができるのか……頑張って、秋人。
後半へ続く
というわけで、後半に続きます。後半はまたしばらくお待ちくださいませ
カイザーとのデュエルが正直、書くのが一番しんどい(汗
カイザーはまだ昔のカードばかりを使っているので、カイザーの強化はまた後日の予定です。ただ、カイザーを今の環境に上げてしまうと、どうあがいてもエドがカイザーを倒す構図が思いつかなくなる……うむむ
ノース校試合編
妹は諸事情によりカットになりました
新生ブラック・マジシャンデッキ
この前、いっぱいいいものでましたからね。その記念です
サイバー・リペアラー
アニメにて使われたカード。未OCGです
うさぎたるもの様 楠 嵐界様 フィアー様
P&A様 神薙改式様 You(ようって呼ばないで欲しい)様
ノウレッジ様 navi様 くもっち様 鷹紫様 さか☆ゆう様
EEVEE様 G3様
感想ありがとうございます。これからもよろしくです!
死にたがり様 残念無念で不書感想様 HANEKAWA-san様
評価ありがとうございました。頂いた評価以上の作品になるよう、頑張ってまいりますので、今後とも宜しくお願いいたします
NEXT 39「他校試合交流戦選抜」(後編)
次回、ノース校編は……
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十代と万丈目のデュエルが見たい
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デュエルよりも修羅場が見たい
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レジーを付け狙う生徒と秋人がデュエル!