そのおかげで何とか書き上げられましたありがとうございます。
まあ、主人公が好みじゃないっていう理由だけで低評価とかも喰らいましたが私は元気です。そんなにみんな秋人のこと嫌いか……
いやまあ、魅力っぽい魅力がないのはたしかなんですけど、今更どうすればいいんだよ……と、頭を抱える今日この頃です。いやまあ、キャラの魅力のなさについては昔から悩んではいるんですけども
今からでも闇落ちとかさせてみようかしら
にしても、デュエルパートについて、訂正の嵐で本当に申し訳ない。色々な方からご指摘ありがとうございます。できれば、話の感想も欲しい所ですが……きっと、デュエルのミス以外、完璧なんだろう、とか思ってみます。
中には、前の話のミスとかもご指摘いただき。嬉しい限りです。
これからも感想、ご指摘、評価、ご意見お待ちしております。
では、これで十代とレジ―の戦いは決着……またミスってる気がしてなりませんが、どうぞ!
デュエルは後半戦に突入した。私、ツァン、そして、明日香やカイザー、万丈目のボウヤ、三沢のボウヤたちとそのデュエルを見守る。フィールドは……
遊城十代 LP3000 手札5枚
フィールド
E・HERO エアーマン ATK1300/DEF0
伏せカード1枚
レジー・マッケンジー LP4600 手札0枚
フィールド
天翔ける騎士 ATK1900/DEF1000
The splendid VENUS ATK2800/DEF2400
守護天霊 ロガエス ATK2400/DEF2100
アテナ ATK2600/DEF800
伏せカード2枚
レジーが有利ではあるけれど、十代のボウヤの手札が5枚もあるのがやはり大きいわね。まあ、元々融合を主体とするデッキである以上ドローはたくさんしないと優位を取れない故かしら。というよりも、秋人がかなりの量のカードを渡していたものね。実際、ノース校との交流試合……すなわち、十代のボウヤと万丈目のボウヤのデュエルは十代のボウヤの圧勝だった。万丈目のボウヤのレベルアップドラゴンはかなり強力だった。それは間違いない。けれど、ゲームスピードが明らかに十代のボウヤのデッキのほうが上だった。
「俺のターン! ドロー! へへっ、レジーの天使族モンスターすげぇやつらばっかりだ……けど、なんでだろうな、あの『The splendid VENUS』ってカード、初めて見た感じがしないんだよな……」
なにやら、ぶつぶつと言っている十代のボウヤ。一応聞こえていたけど、あのカード、レジーがデュエルアカデミアで使うのは初めてのはず。何か、既視感があったのかしら。
「どうしたの十代? サレンダーでもする?」
「まさか! 俺は手札から『E・HEROリキッドマン』を召喚! このカードの召喚に成功したとき、墓地のE・HERO1体を特殊召喚できる! 墓地から戻ってこい!『E・HEROブレイズマン』! そして、ブレイズマンの効果でデッキから『融合』を手札に加えるぜ!」
「悪いけど、それに便乗させてもらうわ! 罠カード『逆転の明札』を発動! 相手がデッキからカードを手札に加える、または、ドローフェイズ以外でカードをドローしたときに発動できる! 貴方が融合を手札に加えたことで手札は6枚。よって、私は手札0から6枚になるようにドローする!」
あれはさっき手札に加えたHEROね。E・HEROは入学当初に秋人が使っていたHEROもいたけど、それとも違うHEROのようね。
「くっ……またドローさせちまったか。だが! 俺は今手札に加えた融合を発動! フィールドのリキッドマンとブレイズマンで融合する! 来い! 氷結のHERO! 『E・HEROアブソルートZero』!」
E・HEROアブソルートZero ATK2500/DEF2000→ATK2000/DEF1500
「っ……! 面倒なカードを出してきたわね……!」
露骨にレジーが嫌な顔したわね。それもそうだ。あのHERO、何が酷いってフィールドを離れさえすれば、相手フィールドのカードを全滅させる効果を持っている。レジーのフィールドにはモンスターばかり。このカード1枚で戦局をひっくり返すことだって可能。
「そして、2枚目の融合回収を発動して融合とスパークマンを戻し、もう一度『融合』を発動! フィールドのアブソルートZeroと、スパークマンを融合する! 融合召喚! 来い! 光のHERO! 『E・HERO The シャイニング』!」
フィールドに現れるのは白いボディに金色の装飾を背負ったHERO。けど、問題はそこじゃないわ。アブソルートZeroがフィールドから離れたということは……
「アブソルートZeroの効果発動! このカードがフィールドを離れたことで、相手フィールドのモンスター全てを破壊する! そして、Theシャイニングは、除外されている『E・HERO』1枚につき攻撃力を300アップさせる! 2枚除外されているため、600ポイントアップだ」
「っ……!」
E・HERO The シャイニング ATK2600/DEF2100→ATK3200/DEF2100
「バトル! Theシャイニングでダイレクトアタック!『オプティカル・ストーム』!」
「罠カード『エンジェルティア』! 墓地の天使族4体をゲームから除外することで、墓地から天使族モンスター1体を特殊召喚する! 『アテナ』『天翔ける騎士 』『コーリング・ノヴァ』『守護天霊 ロガエス』をゲームから除外! フィールドに舞い戻りなさい!『The splendid VENUS』!!」
The splendid VENUS ATK2800/DEF2400
再びフィールドに現れるThe splendid VENUS。攻撃力は効果でわずかにThe シャイニングを上回っている。改めて見て思うけど、ライフ8000のデュエルってかなり見ごたえがあるわね。今まで4000を想定してデッキを作っていたけれど、今一度、デッキを見直す必要はありそうだわ。
E・HERO The シャイニング ATK3200/DEF2100→ATK2700/DEF1600
「くっ……また厄介なモンスターが復活しちまった! 攻撃は中止する!カードを3枚伏せて、ターンエンドだ!」
これで、十代ボウヤの手札は0枚。フィールドにはThe シャイニングと伏せカードが3枚。一方のレジーは逆転の明札を使ったことで手札か増えた。けど、あのデッキ量……もう長く戦えないんじゃないかしら。前半戦であれだけドローと手札入れ替えをしていたんだもの。デッキの消費は相当なはず。
「私のターン、ドロー! 見せてあげるわ十代。私が秋人からもらった新たな力を」
「……! 仕掛けてくる気か!」
「私は手札から『D・D・R』を発動! 手札1枚をコストに、ゲームから除外されているモンスター1体を特殊召喚し、このカードを装備する! 私は『エンジェルティア』の効果で除外した『コーリング・ノヴァ』を特殊召喚するわ!」
「……!? リクルーターのコーリング・ノヴァを? どうせならアテナとかのほうがいいんじゃ」
「ふふっ、いいえ、この子が必要になるのよ。私は”チューナーモンスター”『宣告者の神巫』を召喚するわ!」
『チューナーだって!?』
対戦していた十代のボウヤだけじゃない。観戦をしていた私たち全員が驚いた。さっきはエクシーズモンスターを召喚したのに、今度はチューナーってことは、次はシンクロ召喚までするつもり!? 現れたのは巫女のような女性型のモンスター。初めて見るカードだけど、いったいどんな効果が?
「宣告者の神巫の効果を発動するわ。このカードの召喚に成功したとき、デッキ、またはEXデッキから、天使族モンスター1体を墓地へ送る。その送ったモンスターのレベル分、この子のレベルが上がるの。現在のレベルは2。私はEXデッキから『無の畢竟 オールヴェイン』を墓地へ送る。この子は融合モンスターで天使族。そのレベルは2。よって宣告者の神巫のレベルが2上昇するわ」
宣告者の神巫 ATK500/DEF300 ☆2→☆4
「さあ、行くわよ! 昨日、秋人が見せてくれたから予習はばっちりなの。レベル4のコーリングノヴァに、レベル4の宣告者の神巫をチューニング!」
コーリング・ノヴァが星となり、宙を舞う。そして、それに続くように飛翔した宣告者の神巫が祈るようなポーズを取ると、宣告者の神巫の体も円となり交わっていく。
「コホン。神聖なる聖域を守護する騎士よ、今こそその姿をここに示せ! シンクロ召喚! 来なさい! レベル8 『神聖騎士パーシアス』!」
神聖騎士パーシアス ATK2600/DEF2100
フィールドに現れるのは、如何にも聖騎士という風貌の騎士。というより、私もパーシアスは知っている。けど、元々の名前は『天空騎士パーシアス』で、確か貫通効果を備え、戦闘ダメージを与えた場合は1枚デッキからドローできる効果だったはず。秋人の言う、私の昔のデッキ『推理ゲート』を使っていた時代に1枚採用していたカードでもある。
「すっげぇ! 今度はシンクロ召喚……! だけどレジー! そのカードとThe splendid VENUSじゃ、俺は倒しきれないぜ!」
……確かに。十代のボウヤの言う通り。The splendid VENUSでTheシャイニングを破壊してパーシアスでダイレクトアタックをしても、十代のボウヤのライフは残る。それに、十代のボウヤのバックは2枚伏せカードがある。これがHEROバリアや攻撃の無力化なんて防御カードだった場合、返しのターンでパーシアスは破壊されてしまう。
「ふふふっ、それはどうかしら? 聖騎士の効果を見せてあげましょうか。 神聖騎士パーシアスの効果発動! 1ターンに1度、相手フィールドの表側表示のモンスターを対象として発動! その表示形式を変更する! 対象は当然、The シャイニング……十代、パーシアスはね、天空の騎士パーシアスと同様に守備表示モンスターに対して『貫通効果』を持っているのよ」
「何!?」
……! パーシアスとしての効果も持っているのね! ドローはできないようだけど、その貫通効果をより活かせる効果となっている。Theシャイニングの守備力は現在1600! パーシアスで貫通ダメージを与えてThe splendid VENUSで攻撃すれば、レジーの勝ちというわけね。
「けど、十代。貴方がそう簡単に私の攻撃を通させてくれるとは思っていない。だからここはこのカードを使うわ! 魔法カード『大嵐』を発動! 互いのプレイヤーの魔法、罠を全て破壊する!」
「っ……! その瞬間、速攻魔法『非常食』発動! セットカード2枚を破壊してライフを2000回復する!」
遊城十代 LP3000→LP5000
非常食と……破壊されたのは、攻撃の無力化と異次元トンネルミラーゲート……これで、十代のボウヤを守れるものは剝がされてしまった。
「なるほど、ライフ回復……けど、これはどうかしら? 手札から永続魔法『エンジェル・シング 』を発動! フィールドの天使族1体を選択して発動する! 天使1体につき攻撃力を300ポイントアップ! パーシアスを選択してその攻撃力を上げる!」
神聖騎士パーシアス ATK2600/DEF2100→ATK3200
「バトル! パーシアスでTheシャイニングを攻撃! ホーリーブレード!」
「ぐううううっ!」
遊城十代 LP5000→LP3400
「そして、The splendid VENUSでダイレクトアタック! ホーリー・フェザー・シャワー!」
「うわああああっ!」
遊城十代LP3400→LP600
辛うじて十代のボウヤのライフが残る。レジーとしては、このターンで決めきるつもりだったんでしょうけど、十代のボウヤもその悪運が強いというか、なんというか……
「Theシャイニングが破壊されたことで、ゲームから除外されていた『E・HEROフェザーマン』と、『E・HEROバーストレディ』を手札に加える……へへっ、なんとか耐えきったぜ」
「……流石、とだけ言っておくわ。けど、これはただのデュエル。セブンスターズ戦はそうはいかないわよ」
「……! なるほど、これが、本当の痛みに変わるわけだ」
十代のボウヤの言う通り。今回の戦いはレジーと十代のボウヤの普通のデュエル。けれど、セブンスターズが仕掛けてくるのは闇のデュエルという、そのモンスターの攻撃のダメージが自分に本当に刻まれるデュエルのことを指す。これが闇のデュエルだったら、下手をすると十代のボウヤも秋人と同じく、倒れてしまう可能性もある。
「その通り。秋人も、ライフ4000の設定とはいえ、真紅眼の黒竜の『黒炎弾』の2400のダメージを受けて意識を失いそうになっていたわ。あの時は、ツァンの大声のおかげで何とか意識を繋いでいたみたいだけど」
「……!」
「そっちで観戦している貴方達もよ。もし、セブンスターズと戦うなら長期戦は考えないほうがいいわ。ライフが8000になっている以上、難しいけど、今のデッキだけじゃ、厳しいことは考えたほうがいいと思うわよ……さて、と。カードを1枚伏せて、私はこれでターンエンド。さあ、十代……貴方の伏せカードはない。手札にはノーマルモンスターのヒーロー2枚の手札……そこからどう逆転するのかしらね」
確かに、十代のボウヤの状況はかなり不利。けれど、十代のボウヤは笑っている。まるで無邪気な子供のように。
「ああ、けどまだ俺にはドローカードがある! まだまだ、ひっくり返せるかもしれねぇだろ?」
「……そうね。貴方ならそう言うでしょうね。いいわ、来なさい」
なんでかしら。レジーがところどころで、十代のボウヤと『誰か』を重ね合わせているように感じるのは。それに、あのレジーの目は知っている。秋人と同じだ。前に秋人が十代のボウヤとデュエルをしたときもそうだった。彼がどんな風にこの不利な状況をひっくり返すのかと。
「うっし! 俺のターン! ドロー……! ……俺は手札から『埋葬呪文の宝札』を発動! 墓地の魔法カード3枚を除外して2枚ドロー! さらに、魔法カード『ホープ・オブ・フィフス』を発動。サンライザー、エアーマン、Theシャイニング、ブレイズマン、リキッドマンを戻して2枚ドロー! さらに、『HEROの遺産』を発動する。墓地に存在するHEROを融合素材とするモンスター2体をEXデッキに戻し、カードを3枚ドロー! 俺はE・HEROフレイム・ウィングマンとE・HEROアブソルートZeroを戻す!」
「……随分とドローしたわね。次のそのドローに賭ける、といったところかしら?」
「おう! これで逆転のカードが引けたら面白いと思わないか? ドロー! ……! 行くぜ、レジー!」
あの顔、何かこの状況を打開するカードを引いたというの……! この状況で、一体何を引いたの、十代のボウヤは。
「まずはその伏せカード、破壊させてもらうぜ! 『サイクロン』発動! これで伏せカードは破壊だ!」
「……! なるほど、やるじゃない」
伏せられていたのは十代と同じく攻撃の無力化。まさかここでサイクロンとは……土壇場でよく引けるわね。
「そして、3枚目の融合を発動! 手札のフェザーマンと、バーストレディを融合! 再び現れろ! マイフェイバリットモンスター! 『E・HEROフレイム・ウィングマン』!」
E・HEROフレイム・ウィングマン ATK2100/DEF1200→ATK1600/DEF700
「今更そのモンスターを? 属性HEROの『E・HEROノヴァマスター』や『E・HERO Great TORNADO』だって出せたんじゃないかしら?」
「ああ。その2体も出せる。けど、このターンで決めるなら、やっぱりこの相棒じゃないとな!」
「……?」
「見せてやるぜレジー! ヒーローにはヒーローの、戦う舞台ってもんがあるのさ! フィールド魔法『摩天楼 -スカイスクレイパー-』発動!」
十代のボウヤの言葉と共に、レッド寮の周りが近代的な、もっと言えばアメリカの高層ビルのようなものが出現する。E・HEROたちが戦う舞台、アメコミヒーローの王道舞台で、彼らE・HEROが戦うには最高のステージと言っても過言ではない。けれどフレイム・ウィングマンの攻撃力は現在1600……これに、スカイスクレイパーの効果を足しても、勝ち目はない。
「そして魔法カード『H-ヒートハート』発動。エンドフェイズまで、フレイム・ウィングマンの攻撃力を500アップ。これで、The splendid VENUSの効果は帳消しだ」
「けれど、仮にThe splendid VENUSかパーシアスを倒し、攻撃力分のダメージを与えたとしても、私のライフは4600……削り切れない」
「ああこのままだったらな! 装備魔法『フェイバリット・ヒーロー』をフレイム・ウィングマンに装備!」
「『フェイバリット・ヒーロー』……?」
ここにきて知らない装備魔法が出てきたわね。絵柄は……E・HEROフレイム・ウィングマンが必殺技を撃とうとしているようなイラストだけど。
「このカードはレベル5以上の「HERO」にのみ、装備可能だ! フィールド魔法があるとき、このカードの装備モンスターの攻撃力は元々の守備力分アップする!」
「……!」
E・HEROフレイム・ウィングマン ATK1600/DEF700→ATK2100/DEF700→ATK3300/DEF700
攻撃力3300……! The splendid VENUSよりも攻撃力は確かに上回ったけど、それでもこのターンで決めるのは無理なんじゃ……
「バトルだ! E・HEROフレイム・ウィングマンでThe splendid VENUSを攻撃!『スカイスクレイパー・シュート』!」
「きゃあああっ! くっ……確かにThe splendid VENUSの攻撃力分のダメージも受けるけど、まだライフは……!」
レジー・マッケンジー LP4600→4100→1300
そう、レジーのいう通り、確かにこれでレジーのエースであるThe splendid VENUSは破壊できたけど、まだレジーのライフは残っている。けど、そのレジーの言葉に、十代のボウヤはニヤリと笑みを見せる。
「フェイバリット・ヒーローの効果はまだあるんだぜ。このカードを装備したモンスターが相手モンスターを破壊したとき、このカードを墓地に送ることで、もう一度だけ続けて攻撃することができる!」
「なっ……!?」
E・HERO フレイム・ウィングマン ATK3300/DEF700→ATK2600/DEF1200
「バトル続行だ! フレイム・ウィングマンで神聖騎士パーシアスを攻撃! この瞬間、スカイスクレイパーの効果が発動! その攻撃するモンスターより攻撃力が低い場合、攻撃力を1000ポイントアップさせる! 神聖騎士パーシアスの攻撃力は永続魔法の効果を合わせて2900! よって、フレイム・ウィングマンの攻撃力が1000ポイントアップする!」
E・HERO フレイム・ウィングマン ATK2600/DEF1200→ATK3600/DEF1200
「いっけー! 『スカイスクレイパー・シュート』!」
「きゃあああああっ!」
爆発が起き、パーシアスが爆散した。このコンボは、入学試験でクロノス先生を倒したコンボでもあったはずだけど、まさかまた見ることができるとは思わなかったわ。
「神聖騎士パーシアスの攻撃力分のダメージを受けてもらうぜ、レジー」
「……流石ね、私の負けだわ」
レジー・マッケンジー LP1300→LP800→LP0
デュエルの勝敗は十代のボウヤの勝利。これがライフ8000での新ルールでの戦い。色々と考えさせられるデュエルだったわね。
「お疲れ様2人とも、いいデュエルだったな」
「おう、ありがとな三沢。レジー、ガッチャ、いいデュエルだったぜ!」
「しかし、ライフ8000のデュエル……今の自分のデッキパワーでは力不足が否めないな。ネットで確認したが、すでに本土では新パックの発売が始まっていた。値段もそこそこにするのもそうだが、仮に注文してもこの島に届くのは遅くなる。その間にセブンスターズが襲撃してきたら、勝てるかどうか」
そう三沢のボウヤが言う。確かに、この島には食料や教材、生活用品などを持ってくる定期便があるけれど、そちらが優先となるためカードなどは少ない。そして、生徒たちの間でも競争が起きる。そして、三沢のボウヤの言う通りネット注文してもそれで届くのもいつになるかわからない……もし、本土から敵が上陸してくるというなら、向こうはすでに新ルールにも対応した強化デッキで来るのは間違いない。
「ふんっ、情けないことを……この万丈目サンダーのデッキならば、セブンスターズを仕留めるのなんて容易い」
「いや、アンタ交流戦で十代にボコボコにされたじゃないのよ。忘れたとは言わせないわよ」
「ぐ、ぐぬぅ、ツァン君、それは言わないでくれ……」
まあ、確かに昔の万丈目のボウヤのデッキに比べれば強かったのは間違いないけど、そこから十代のボウヤはさらに上を行っていたものね。
「その点なら、なんとかなるよ」
「……え? あ、秋人!?」
そんな全員のあーでもない、こーでもないという話し合いに、その場にいないはずの、彼の声が聞こえた。振り返ると、ジャージ姿の秋人がいたのだ。
「秋人! 目が覚めたのね!」
「よかった! って、ダメじゃない! 怪我してるのに立ったりして!」
「ダーリン!」
私たち3人が駆け寄ると、秋人は苦笑しながらもそのデュエルフィールドに備え付けられているベンチに腰を下ろす。もちろん、怪我が響かないように私たちが支えるのだが。
「いや、あれだけ派手にデュエルしている音が聞こえれば気になるって。2人ともいいデュエルだったよ。といっても、途中からしか見てないけど」
「それで、秋人。なんとかなる、とはなんのことだ?」
「皆のデッキのことさ。鍵を持っているメンバーのデッキの把握がしっかりできれば、それぞれのメンバーに見合ったデッキは用意できる。それを基盤にして、各自に弄ってもらおうかなと。もちろん、本土のほうで発売されているエクシーズモンスターやシンクロモンスター、融合モンスターとかのカードもある。十代みたいにHEROをテーマにしているならそのテーマに沿ったデッキも用意できる」
「なんだと! では、アームド・ドラゴンのデッキもあるというのか!」
「まあな。ただ、未発売のカードも結構多い……その辺に関してはテスターとしての仕事もしてもらわないと使わせてあげられないから、その辺は覚悟しろよ。簡単なアルバイトだと思ってくれればいい」
こうして、鍵を持つメンバー……十代のボウヤはともかく、明日香、カイザ―、三沢のボウヤ、万丈目のボウヤに秋人がカードを渡しながらも、私たちも同じようにデッキの調整をすることになる。クロノス先生には明日にでも持っていく、とのことだった。
「……??」
「どうしたの、ツァン」
「ううん、なんだか蝙蝠がやたら飛んでるなと思って……」
「もう夕方だもの。そろそろ蝙蝠の活動時間だからおかしくないわよ。それより、部屋に戻りましょう。秋人だってまだ万全ではないのだから」
「そうね」
こうして、私たちはレッド寮へ戻り、秋人の部屋に集合してデッキの調整会を開くことになる。
――クロノス先生がセブンスターズに敗北したという知らせを受けたのは翌日のことだった。
というわけで、レジーと十代の戦いでした。
いやー、こんだけ連続で投稿したらやっぱいろんな人の目に触れて、色んな評価が飛んでくるのはなかなか辛い……というか、わざわざ評価されにくいように50文字以上にしているのに律義に低評価のために書き込んでくることにびっくりです……まあ、ただ単純につまんないとか、そういう具体的な内容がないわけじゃないので、参考にさせていただいていますが
読者の皆様、魅力的な主人公って、どんな人なんでしょう……秋人君はいったいどこへ向かえばいいんですかね……ご意見お待ちしてます。
新規のため、リメイクとの差なし
属性HEROたち!
アニメ版十代に属性HERO使わせたらやっぱだめだなって思いましたわ
レジー、シンクロ、エクシーズ!
ヴィーナスだけだと流石にパワー不足否めなかったので……代行天使使うのもなんか違うし、クリスティアだしたらゲームセットだし……ぶっちゃけ、レジ―のデッキが一番難産です。
スカイスクレイパー・シュート!
ぶっちゃけ、GXで一番好きな攻撃技です。
蝙蝠たち
当然、彼女の使い魔です。
クロノス先生……
鮫島校長「死亡確認」
龍牙様 ロッテン様 カロン様 響鬼装甲様 天導 優様 オヤジ戦車様
小説への感想、ご指摘ありがとうございました。
デュエルでのミスは、やはり多いものでご指摘いただけるのは嬉しいです。
ただ、よろしければついでにその話の感想など頂けたらと思います。
まつもっこり様 SSファン様 光沢拓様 秋刀魚様 エボルBHF様
SEVEN様
小説を評価していただき、ありがとうございました。ほとんどが応援のコメントで
より一層頑張ろうと思いました。低評価だった内容については、どうすれば主人公が
多くの人に愛されるか考えていかねば、と思います。
これからもよろしくお願いします。
秋人が今後使用するデッキ
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シンクロ
-
エクシーズ
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融合
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ビートダウン
-
バーン
-
テーマデッキ
-
OCGガチデッキ
-
主人公の模倣デッキ