デジモンワールドnextorder〜もう一人の英雄(ヒーロー)〜 作:とある田舎の勇者王
・・・それ以前にもう覚えてくれていませんよね?
・・・すいませんでした!!!
今回は長くなったので途中できりました!
後、ほとんどオリジナル会です。
それではどうぞ!
緊急出動!サーバー砂漠へ急げ!part1
タオモンからの呼び出しで私達がジジモンの家に戻ると、すでに、私たちとアルファモン以外のメンバーは、揃っていた。
「おぉ、戻ったかシキよ。」
「それで、話って?」
ジジモンが、出迎えてくれると、待ちきれないといった様子のヒマリが、ジジモンに先に進めてと、促す。
「うむ、本当は、アルファモンがいた方が良かったのじゃが・・・」
神妙な顔つきになったジジモンとタオモンが、少し気まずそうに話し始める。
「実は先程、試作品のムゲンドラモン探査装置が完成した。」
そう切り出したタオモンの顔は、どこか浮かない顔をしている。
それに対し、ヒマリとコウタは、とても喜んでおり、手を取り合って小躍りしている。
しかし、私たちは、タオモン達の様子に違和感を感じてとても素直に喜ぶことができなかった。
・・・若干1名アグモンだけは、話を上の空で聞き、「お腹すいたな~」と、呑気に言っているが。
「おほん、話を続けるぞ。」
「探査装置でこの辺りをスキャンしてみた所、ムゲンドラモンは存在していなかった。・・・だが、異質な情報波が一点検出された。ちょっと待ってろ。」
そう言ってタオモンは、奥の間から紙切れを取り出すと、私たちの前に広げる。
「これは、この島全体の地図だ、そして、今回ムゲンドラモン探査装置が指名した場所は、サーバー砂漠。そこには、少なくないデジモン達が暮らしている村がある。」
!?
そんな所で、ムゲンドラモンが現れたら・・・
「大変な事になるじゃないか!!」
皆の心の声をコウタが代弁してくれる。
「そうじゃ、しかし、この反応があったのは、シキが住人集めに行ったすぐ後じゃ。」
えっ、そんな前から!
え~と、私が出たのが大体日が昇る前だから・・・
「もう、8時間以上も時間が経ってるってこと?!」
「それじゃ!?」
「もう、手遅れになっとるやも知れん。」
私の言葉にヒマリが悲鳴にも似た声を上げ、ジジモンが結論を言う。
「でも、もしかしたら・・・まだ、ムゲンドラモンには、なっていないかもしれないじゃないか。」
コウタが絞り出したような声で全員が、その可能性を考えるが、
「それもないだろう、先程異質な情報波が少し弱まった、これは、ムゲンドラモンになる時に起こる一時的な力の収縮現象だろう。」
続けて発せられたタオモンの言葉でその可能性さえもなくなる。
「!?」
「どうしたの~シキ?」
あることに気づき、顔を青ざめさせると、その様子に心配したアグモンがシキの名を呼ぶ。
アグモンの声で、シキに全員の視線が集まる。
「ここがムゲンドラモンの反応があったんだよね?」
「そうだが?」
私が確認の為に、地図上の『サーバー砂漠』と、書かれた場所を指さしながらタオモンに聞くと、タオモンはうなずく。
「じゃあ、ここにいるムゲンドラモンが移動するとしたら?」
「砂漠だろうな。」
私の問いにガブモンが答える。
それに頷くと、説明の続きを始める。
「その、砂漠の先には、三つ行き先があり、砂漠を超えた先にある『ロンリ火山』ここはツキト君達がいるから最悪の場合は大丈夫。そうだよね、タオモン?」
「えっ!・・・そっ、そうだな。」
急に話題を振られたからか、大声をタオモンが上げた後、私から目を逸らしながら答える。
「そして、二つ目は、『サーバー塔』ここをやられたら、多分今以上にデジモン間の連絡をとれなくなって混乱するデジモンが多くなるはず。」
「それだけじゃなく、サーバー塔の電波を使ってムゲンドラモン探査装置は、異質な情報波を探知している。ここをやられたら一発でアウトだ。」
私の、最初ジジモンに教えてもらっていただけの穴ぼこの知識に、タオモンが付け加えてくれる。
「三つめは『ガッツ荒野』、ここは、え~と・・・」
「そこでは現在、肉軍、野菜軍と名乗るデジモンたちが戦争をしておる。まったくデジタルワールド全体が大変な時に。」
「それじゃ、そこにも沢山のデジモン達がいるって事だよな?」
「そうじゃ。」
「大変じゃないか!ユキムラ!今すぐムゲンドラモンを止めに行くぞ!」
「心得た。」
私の説明が終わると、コウタが今すぐにでもギルモンから進化して一回り大きくなった成熟期『グラウモン』になったユキムラと飛び出して行った。
「それじゃあ、私も。」
「待て。」
コウタを追って出て行こうとした私をタオモンが止める。
「どうして止めるの?」
「考えてみろ、ここでそなたまで出てしまって、街の守りが薄くなってしまえば本末転倒。」
「そ、それは・・・」
タオモンの言葉で冷静になる。
確かに、ここで私達がコウタの方に向かって、街に何かあったんじゃ意味がない。
「でも、それじゃ・・・」
「ふっふっふ、ここは、あたし達の出番ね!」
「「「!?」」」
今まで静かに事の成り行きを見守っていたヒマリが、唐突に声を上げる。
その横には、今までの様に、子犬の様なデジモンであるプロットモンの姿はなく、代わりに、子猫の様なデジモンがいた。
「そのデジモンは?」
「えへへ、私のリッカが進化した『テイルモン』よ。これで街の守りも大丈夫でしょ?だからシキ、コウタをお願いね、あいつたまに無茶するから。」
「わかった。いくよ!アグモン、ガブモン!」
「「わかった(OK~)!」」
ヒマリに街の守りをお願いすると、私達は、ガブモンを進化させた、オオカミの様なデジモン『ガルルモン』に乗ってコウタを追いかけた。
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シキがジジモンの家を出る数分前、ジジモンの家を飛び出したコウタはピエロの様な奇抜な背格好をしたデジモンに絡まれていた。
「おや、こんな所に人間がいるなんて珍しい。」
「うぉ?!なんだお前!」
「これはこれは失礼、私はピエモン。ただの通りすがりの道化師です。」
「ピエモンって・・・・見たまんまの名前だな」
ピエモンが名乗ると、コウタは思わず苦笑する。
「ハハハ!中々面白いお方だ。それはそうと・・・何やらお急ぎの様でしたが何かありましたでしょうか?」
その返答が意外だったのかピエモンは声を出して笑うと、コウタに質問する。
「!? そうだ!俺達、サーバー砂漠に行こうとしてたんだ!行くぞ!ユキムラ!」
「承知!!」
「まぁーまぁーお待ちなさいな。」
慌てて飛び出して行こうとしたコウタをピエモンは制すると、何があったのか尋ねる。
そのピエモンの問いに答えると、ピエモンは「それは大変ですね」と言い、自らサーバー砂漠への案内役を買って出た。
「いやいや、大丈夫だって!俺達には地図も有るんだしーー」
「いえいえ、私にもこの世界を救う勇者のお手伝いをさせて下さい。」
途中まで話した言葉は、ピエモンに遮られたが続くピエモンの言葉にコウタは、頬を緩ます。
「・・・わかった!じゃあ、サーバー砂漠に案内してくれ!」
「ありがとうございます!」
コウタの変わり身の速さにユキムラは溜息が出るが、コウタは気にせず、ピエモンについて行く。
その二人の少し後ろをユキムラはついて行く。
・・・影から覗く人物と、傍で行われている戦闘に気付かず。
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荒野からの帰りにアルファモンは唐突に足を止めた。
足を止めた瞬間に、高速で弾丸が飛んできて、目の前が爆発する。
アルファモンが弾丸の飛んできた方向を向くと、襟の高いボロボロのマントを羽織った謎の黒いデジモンがいた。
その姿は、シキのオメガモンに似ているが、異様なまでに細い四肢や、鋭い眼光や色等の細部が異なっている。
初撃を躱したアルファモンに、何度も謎の黒いデジモンは攻撃を仕掛ける。
一瞬、左手の斬撃と右手の砲撃との間に隙ができる、反撃の為に王竜剣を出現させようとするが、自分が抱えている今にも消えそうな、
アルファモンの様子をしばらく観察した謎の黒いデジモンーーオメガモンズワルト
オメガモンズワルトDの攻撃は速く、そして何より鋭いもので、一撃、また一撃とアルファモンに攻撃が通っていく。
「くっ!何が目的だ!!オメガモンズワルトD・・・イヤ!
「グぅうぅぅぅ!!うううううぅうっぅっぅっぅぅううううぅぅぅうぅぅぅぅぅぅぅ!!」
アルファモンの問には答えず、狂った雄たけびを上げアルファモンに接近し、右手の砲塔ーーガルルキャノンを胴に密着させ、ゼロ距離で放つーー
ーー事は、なかった。
横から飛んできたミサイルによって執行者が体制を崩したからだ。
アルファモンは執行者が体制を崩した隙にミサイルを放った者達ーーシキとアグモンの進化した所々をメタルパーツに変え、背中から青い翼を生やした橙色の恐竜型の完全体メタルグレイモンと、シキを背中に乗せたガルルモンの元まで下がる。
「大丈夫~?」
「すまない、助かった」
「ううん、それよりもあのデジモンは・・・」
「あいつは・・・ッ?!」
メタルグレイモンにお礼を言った後、シキの呟きに答えようとしたアルファモンだったが、再度放たれたガルルキャノンによってその言葉は中断させられる。
執行者が放った弾は全部で2発、それらをアルファモンは、デジタライズ・オブ・ソウルで出現させた翡翠色のエネルギー弾で消滅させると横にいたシキに抱えていたインプモンを投げ渡す。
「わわ!・・・この子は?」
「預かっていろ!・・・それより!何故お前たちがここにいる!何か目的があったんじゃないのか!」
「!?で、でも!」
アルファモンは、砲撃を止め剣で斬りかかってきた執行者を魔法陣から出現させた光り輝く聖なる剣グレイダルファーを取り出して応戦しながらもシキ達との会話を止めない、そんな時、砂漠の先の方でも爆発が起きる。
そちらの方向とアルファモンを見比べたのちに、シキはガルルモンを退化させガブモンに戻すと、メタルグレイモンが差し出した腕に飛び乗り、頭の角まで上がるとメタルグレイモンが戦闘機並みの速度で飛翔する。
メタルグレイモンが飛び立って行くのを尻目にアルファモンは、左手にもグレイダルファーを出現させると斬りかかった。
「さぁー!第二ラウンドと行こうか!」
「うおぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
執行者が、剣でグレイダルファーを受け止めると、アルファモンは不敵に笑い、愉快気に言葉を発し、執行者は、再度雄たけびを上げる。
2体は、それを合図に一旦距離をとり、睨み合う。
数十秒後、先に動いたのは執行者だった。
「・・・ガルルキャノン!!」
「ッ!デジタライズ・オブ・ソウル!」
執行者は、ガルルキャノンから数十発の弾丸を放つ、流石に不味いと思ったアルファモンは五つの魔法陣を展開し、今までとは比べ物にならない量のエネルギー弾を放つ。
とてつもないエネルギーとエネルギーのぶつかり合いの末、巨大な爆発を起こし辺りの世界を白く染めた。
本当に遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
リアルの技能試験の補習やテストが忙しかったんです・・・
いいわけですね、すいません。
でも、次からは速く更新できると思うので、これからもお付き合いの程よろしくお願いします。