デジモンワールドnextorder〜もう一人の英雄(ヒーロー)〜   作:とある田舎の勇者王

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すいません遅れてしまい1月にまだ続く短編を書いてました。(勿論nextorderですよ?)
本当は昨日投稿しようと思ったんですが昨日は友達とカラオケに行って疲れてそのまま寝てしまいました。あぁ~、デジリンのランキングがとても気になる・・・
まぁー、謝罪はここまでにして本編楽しんで下さい!
タイトルは時代の波にDiveしたとでも考えてください、本編には影響ないんで


君の名は?謎の少女現る!

「シ・・シキ!大丈夫か?」

「うッ・・・うん、私は大丈夫だけど・・・」

私がメタルグレイモンの声で目を覚ますとまず初めに傷ついたメタルグレイモンの顔が見えた。

メタルグレイモンの心配をしていると、腕の中でくぐもった声がした。腕の中を見ると、いつの間に抱いていたのか傷ついたガブモンを抱きしめている。

無意識に込めていた腕の力を緩めると、ガブモンは心地よさそうに寝息を掻きだした。その場違いなガブモンの寝顔に安心すると、メタルグレイモンの下から這い出る。

 

先ほどまで大量にいたムゲンドラモンは狐に化かされたかのごとく綺麗に消えてしまっていた。

何かがぶつかる音がしてもう一度あたりを見回してみると、激しくぶつかり合う赤と黒が見えた。赤い魔竜(メギドラモン)が炎を吐くと黒い聖騎士(アルファモン)がマントを使って遮り、光の聖剣を握って斬りかかる。メギドラモンはアルファモンの攻撃を身を捻ってかわすと、アルファモンの身体に巻き突いて動きを封じる。

 

「チョコマカ動きやがって!だが終わりだ・・・メギド!」

「ッ!デジタライズ・オブ・ソウル!」

「ナに!」

 

アルファモンを捕まえたメギドラモンは再度口から炎を吐こうとするが、その前にアルファモンがメギドラモンの上空に緑色の魔法陣を出現させて自分ごと緑色のエネルギー弾で打ち抜く。

余りのダメージ量だったのかメギドラモンはアルファモンを放してしまう。

2体の余りにも凄い攻防に私は改めて自分達とのレベルの差を実感し、唇を噛みしめた。

その後も何度か同じような攻防を繰り返していたアルファモン達であったが急に動きを止めると、メギドラモンは陽人さんを頭に乗せて飛び去ってしまった。

 

気になっていつの間にかメタルグレイモンから退化していたアグモンにガブモンを預けると、アルファモンの方に向かった。

 

「えと・・・アルファモン・・・その娘は・・・?」

「誤解だ!俺は何もしていない!」

「おーっ!アルファモンアセアセだ!」

 

アルファモンの下に行くと白いワンピースを着た色白のヌメモンのぬいぐるみを抱いた少女がアルファモンに抱き付いていた。アルファモンに尋ねてみるといきなり弁明しだしたのも相まって、まるでアルファモンがこの娘を攫って来たかの様だ。

 

「えーと、君はなんて名前?」

「えと・・・ルーシュ!・・・だっけ?」

「いや、私に聞かれても・・・」

「おねーさんは?」

「私?私はシキ、よろしくね!」

「おっー!」

 

少女ーールーシュと握手をすると、ルーシュに何でここにいるのか聞いてみることにした。

 

「ねぇ?なんでこんなところに君一人でいるの?」

「?一人じゃない!ムラサキもいる!」

「紫?」

「これ!ばばーんって飛ばされた先で会った」

 

ルーシュが紫と呼んでいるデジモン、インプモンを背中から出してくる。どうやらいつの間にか忘れていたインプモンがルーシュに拾われたらしい。

結局のところルーシュにばばーんってされる前は?と聞くと、私たちが目指していた村から助けを呼ぶために来たそうだ。

 

で、村に行ってみると、倒れているコウタとユキムラに赤いルーシュが言うにはシャウトモンと言う今回ムゲンドラモンになったデジモン以外は全て瓦礫となっており、長時間ムゲンドラモンがここで暴れたことをイヤでも解る悲惨な状況となっていた。

 

「コウタ、ユキムラ大丈夫!?」

「ッ!ここは?」

「よかった、目が覚めたんだね」

 

私が安堵の息を吐いたと同時にユキムラも目が覚めたようで辺りを見回した後、状況を理解したのか暗い表情となっていた。

とりあえずコウタに肩を貸して立たせると、丁度良いタイミングでタオモンのものと思わしきゲートが目の前に現れる。

アルファモンはシャウトモンを肩に乗せてこちらを一瞥すると、すぐにゲートの中へ入って行った。

 

「・・・戻ろうか?」

「あぁ・・・」

「コウタ・・・」

 

私はコウタに肩を貸したままゲートに歩き出すと、視界の端に白いワンピースが見えた。

 

「・・・じぃ~」

「どうしたの?行かないの?」

「!?・・・いいの?」

「もちろん!」

 

その言葉を聞いたルーシュは私の隣に来て一緒にゲートを潜る。一瞬の浮遊感の後、視界が開けると、そこはジジモンの家だった。

 

「戻ったか、シキ」

「よくぞまぁ、ムゲンドラモンを倒したのぉ」

 

そんなジジモンの労いの言葉に私は苦笑いを浮かべることしかできなかった。実際に私達がどうにかできたのは一体だけで他は全てアルファモンと陽人さんの功績だし、結局村の方も私達が来る前にコウタ達がどうにかしてしまったみたいだし・・・。

そういえばコウタはさっきから表情も優れないし何所か気分も悪そうだ。

そんなことを考えていると、家のドアが開いて外からアルファモンが入ってきた。

 

「アレ?アルファモンって入ってこれたんだ?」

「シキよ、今回の街の改修でワシの家も少しばかし広くなったのじゃ」

「なるほど~」

「これでアルファモンや、他のデジモンも気軽に入って来れる様になったんでな。情報収集も割と捗っている。」

「へぇ~」

 

ジジモン達と話していると、アルファモンが私とジジモンの間に傷の手当てがされたシャウトモンをそっと地面に下ろした。

どうやらシャウトモンの目が覚めたみたいだ。早速ジジモンがシャウトモンに事情聴取をしていた。

 

「ムゲンドラモンになっていた時のことは憶えておるのか?」

「ン~それがよ、ニット帽の人間が近づいてきて、何か身体に入れられたところまでは覚えているんだがよ」

「ニット帽の人間か~、私たちの他にも人間がいたのか~」

と、ヒマリが漏らす・・・ヒマリいたんだ。

 

すると、さっきまで大人しかったルーシュが急に「マメオ!」と叫んだ。

それにヒマリがマメオ?と繰り返して、ルーシュが詳しい容姿を教えてくれた。ルーシュが言うには、マメオはニット帽にマメモンのワッペンが付いてたことから勝手に名付けたそうだ。

 

「決まりじゃない?犯人はマメオでしょ!」

「短絡的すぎるが・・・疑いはこいのぉ。」

「ふむ、新たな人間が・・・」

「そういえば、お前さんたちが持っておるデジヴァイスは。」

 

そういって、ジジモンは私達がそれぞれ持っている色違いのデジヴァイスを指さして来た。

これは子供の頃にデジタルモンスターの全国大会で3人ともベスト4に残った景品で残り1人の名前はあの大会で優勝したーー

 

「ーーツキト君!えっ!」「「津々木ショーマ!・・・えっ(はぁ)!」」

 

見事に3人の意見が食い違った。

 

「どう言うことじゃ?何故お主達の間で意見が食い違うのじゃ?」

「う~ん、わかんない。でも、私は優勝した人の名前は津々木ショーマだったと思うよ?」

「ふむ、マメオとやらが津々木にしろどうにしろ探して話を聞けばよかろう。」

「?ツキトは」

「彼はこちらに来る前にムゲンドラモンに襲われておるし除外してもよかろう。」

 

ジジモンの言葉に思わずホッとする。私達を助けてくれたのに疑いを掛けられたんじゃ余りにも可哀想だ。

 

「まぁ、どちらにしてもまずはそのマメオとか言う人間の捜索が主になるじゃろう。」

「え~、でもそのマメオをどうやって探すの?」

「それはだな、奴が異構築の起こる場所に現れると言うならばその場所に行けば自ずと会えるだろう。」

「それじゃ、今までとあんまり変わらないんじゃ」

 

そう言ってヒマリはすっかり脱力してしまった。

 

「まぁまぁ、ヒントが得られただけ一歩『ppppp』!?」

 

ジジモンの言葉を遮って何かの機会から甲高い音が聞こえる。

 

「何この音!」

「異構築が発生した!」

「「えっ!?」」

「・・・場所は?」

 

私とヒマリが声を揃えていると、今まで壁に寄りかかっていたアルファモンが口を開いた。

アルファモンの言葉で場所を特定しだしたタオモンたちは1分ほど何かの機械を弄ると、すぐに前に行ったサーバー砂漠のある地点にマーキングをした。

 

「ふむ、早速で悪いが頼むぞお主ら。」

「「はい!」」

「悪いが俺たちはパスだ。」

「「えっ!」」

 

いつも乗り気なコウタが暗い顔をしてジジモンの家を出て行った。

しばらく場に変な沈黙が流れるが、それを浮き飛ばすほどの元気な声をヒマリが上げると、そんなパートナー(ヒマリ)に影響されたのか、ついこの間進化したばかりのリッカが進化する。

リッカは今までのペット体形から一気に姿が変わり天女のような姿になった。

 

「よーし!それじゃ、サーバー砂漠にしゅっぱーつ!」

「おー!」

「その前に、私ちょっとコウタの様子見てから行くから先に行ってて。」

「わかった!」

 

ヒマリの言葉に頷くと、街を出る。街を出てすぐにいつも後ろを付いてくるガブモンの姿が見えないことに気づく、後ろを振り向くと、ガブモンが下を向いて止まっていた。

 

「どうしたの?」

「・・・オレ、今回はここで待ってるよ。」

「えっ!・・・どうして?」

「そうだよ~急にどうしたんだよガブモン!」

「ゴメン!」

 

それだけ言うと、ガブモンは街の中に消えていった。

どっ、どうしよう!?今から追いかけないと行けないんだろうけどこうしてる間にも数少ない手がかりのマメオも逃げちゃうかもしれない。どうすれば・・・?

そんな思考の海にダイブしていた私の服の裾が何者か・・・アグモンに引っ張られたので思考の海から帰ってくる。

 

「ガブモンなら大丈夫!それよりもムゲンドラモンの方を何とかしよう!」

「アグモン・・・でも・・・」

「大丈夫!ガブモンにはガブモンの考えがあるんだよきっと!」

「アグモン・・・うん!行こう!」

 

アグモンと一緒に私はサーバー砂漠へと、向かって走り出した。

 




前書きでも申し上げましたが、本当に申し訳ありませんでした。
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