デジモンワールドnextorder〜もう一人の英雄(ヒーロー)〜   作:とある田舎の勇者王

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今回から番外編になります


番外編パートナーの為に
プロローグ


とある日の午後、エンリ火山の麓に、赤い聖騎士と赤い光龍がいた。

赤い聖騎士ーーデュークモン(月光)は、隣の赤い光龍ーーシャイングレイモン(閃牙)と共に、この火山、ロンリ火山で修行をしてもらい、毎日ボロボロになっていた。

そして、今日の修行を終えた月光と閃牙はーー

 

「よし!誰もいないな抜け出すぞ月光!」

「なぁー、やっぱりやめないか?」

 

ーー抜け出そうとしていた。

月光と閃牙は度重なるチート(バンチョーレオモン)との戦闘訓練に嫌気がさし、コッソリ抜け出そうとしていた。

とある日の午後、その日の修行を終えた月光と閃牙はーー

 

「よし!行くぞ!」

そう言うが早いが閃牙は月光に合わせるのか自分の翼を使い飛ばず、走って抜け出す。

「全く・・・はぁー・・・」

月光は一度ため息を吐くと閃牙を追いかけて行く。

 

その2体を静かに見守る影があった、影は崖の上から2体が見えなくなるとエンリ火山の中に帰って行った。

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

2体はエンリ火山を出たのち、直ぐにサーバー砂漠に着いた。

 

「いや~割とすぐに着いたな、この調子なら今日中にはジジモン達の所に行けるな。」

「・・・なぁ~そろそろ気が済んだろ?もう戻ろうぜ?」

「なんだよ元気ないな~、もしかして腹減ってんのか?それなら良いもんあんぜ?」

「はぁ~、何だよ良い物って?」

 

閃牙は月光の返事を聞くと、ニヤッと笑い、何所からともなく霜降り肉を取り出した。

 

「お前それどうしたんだ?」

「ロンリ火山の食糧庫から貰って来た。」

「勝手にか?」

「YES!」

「メッサイイ発音!しかも勝手に取って来ちゃったのかよ!」

「YES!・・・もう、いいだろ?そろそろ食おうぜ?」

「なんで俺から始めたみたいになってんの!?」

「ハイハイ、じゃ、いただきま~す。」

「はぁ~、いただきます。」

 

閃牙が肉を食べようとした為、月光も食べ始めようとすると、2体は本能が危険を察知してその場を急いで離れる。数秒もせずに激しい衝撃波と音が聞こえ土煙が上がる。煙が晴れると、2体が先程までいた場所はきれいなクレーターとなっていた。

2体は、攻撃の飛んできた方向を見ると、大剣を持った竜戦士がいた。

 

「何者だ!」

「種族名ビクトリーグレイモン、個体名はデジマルだ。」

「何故俺達を狙う!(デジマルってw)」

「パートナーの頼みだからな。・・・話は終わりか?なら、行くぞ!」

「待ってくれ!パートナーってどう言うことだ?俺達の他にも人間のパートナーデジモンがいるのか?」

「答えると思うか?」

「そんnーー」

「いいじゃねぇ~か月光、こいつを倒して、洗いざらい吐かせればッ!」

 

閃牙は、月光の言葉を遮って月光の肩を叩くとノーモーションでビクトリーグレイモンーーデジマルに突っ込む。

デジマルは、繰り出された閃牙の電光石火の如き拳を巨大な剣の腹で受け止めるとーー

 

「確かに速い攻撃だ、だが!サーシェンカ程では無い!ドラモンブレイカー」

「月光!」「クっ!」

 

ーーその場で回転して、剣を横から叩き突ける様にして閃牙を狙うが、ギリギリで月光が間に入り、盾を構え攻撃を受け止めた。しかし、デジマルは関係無いとばかりにドラモンブレイカーを薙ぎ払う。

月光と閃牙は、2体仲良く吹っ飛ばされ地面を何度かバウンドしたのち、背中から地面に着地した。

 

「くそっ!まだまだ!」

「待て!閃牙!」

 

月光の忠告も聞かずに閃牙は、デジマルに再度突撃するとその翼を広げーー

 

「シャイニング・ブラスト」

「フン!ビクトリーチャージ」

 

お返しとばかりに薙ぎ払おうとするが、突撃した勢いそのままにデジマルの持つドラモンブレイカーに跳ね返される。

閃牙は、再度地面をバウンドして、地面に崩れ落ちる。

 

「まず1体。」

「閃牙!クっ!ファイナルーー」

「フッ、いいだろう。正面から受けて立つ!トライデントーー」

 

月光は、己の持つ盾イージスにエネルギーを集中させ、デジマルは、ドラモンブレイカーを分離させると両腕に装着し、大気中のエネルギーを剣の先端に集中させる。

 

「ーーエリシオン!」

「ーーガイア!」

 

2体のエネルギーが極限まで達した瞬間、同じタイミングで解き放たれたエネルギーがぶつかり合う。

数秒の拮抗の後、何所からともなく赤い物体がデジマルに投げ込まれ、徐々に月光が押され始める。

だが、月光は負けてたまるかと、足に力を込めて、踏ん張るが、そんな抵抗も虚しくデジマルの攻撃に押され切り、閃牙と全く同じ場所に崩れ落ちる。

 

「ハァ、ハァ、危なかった。ありがとう・・・タイガ!」

「お疲れ様、デジマル。」

 

デジマルは戦闘が終わると、岩陰に隠れて自分を援護してくれたパートナーにお礼を言う。

デジマルからタイガと呼ばれた人間は、辺りを見回してある人物を探す。

 

「こっちよ」

「あ、ミレイそこにいたんだ。」

 

タイガ達の場所から少し離れた場所にタイガの探していた人物、御神楽ミレイは黒と白2匹の猫を抱えて立っていた。

ミレイはタイガを一瞥すると、2匹を足下においた。

 

「君は変わらないね。」

「貴方もね。」

 

それだけ話すとミレイは2匹を撫でる。。

撫でられた2匹を光が包み、光が晴れると、そこには、一体の天使型デジモンマスティモンがいた。

マスティモンは空中に浮かぶと、一度ミレイの周りを舞うと目の前の空間に手を向ける。

しばらくすると、空間が歪み別の次元へと繋がるゲートが開く。

 

「お願い、デジマル。」

「任せろタイガ!」

 

タイガに返事をするとデジマルは月光を閃牙の腹に乗せ、閃牙を持ち上げ、2体をゲートに投げ込む。

2体を飲み込んだゲートは何も無かったかの如く消え、それと同時にマスティモンも空気に溶け込むように消えて行く。

 

「お疲れ様。」

「ミレイもね。デジマルもお疲れ様。」

「オウッ!」

「それにしてもビックリしたよ、久しぶりに会いたいって言うメールが来た時は何事かと思ったけどこんな事だったんだね。」

「いきなり頼んだのは悪かったと思っているわ。」

「いいって、また何かが起きてるんでしょ?君がわざわざ別の世界から僕を連れて来たんだからこっちの世界で何か大変なことが起きているんでしょ?」

「えぇ。」

「・・・そっか、と、もう直ぐで時間だね。」

「そうね、マスティモンの力で貴方を呼び出すのはデジタルワールドの時間で1時間程が限界なのよね・・・」

「いや、まぁー若い時の妻も見れたし悪くはなかったよ。」

「フフッ、あの娘が聞いたら怒りそうなセリフね。『まだ若い娘には負けてないよ!』って感じで」

「はは、ホントにね、・・・じゃ、またねミレイ」

「えぇ、サヨナラ」

 

タイガとデジマルは、先程のマスティモンの様に空気に溶け込むように消えた。

ミレイは、タイガを見送るとエンリ火山へと向かった。

 

~~to be continued~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




閃牙「いや~、始まったな番外編」
月光「始まったな、俺らが主役の回」
閃牙「そうなんだよ、今回は俺らが久々のスポットライトを浴びるぜ!」
閃牙「ま、そんなわけでここでは今回の話で出て来たデジモンを紹介する特別コーナーになるぜ!」
月光「作者のつまんない謝罪よりかはいいだろう」
閃牙「今回出てきたのはシキのアグモンが進化したウォーグレイモンの亜種、ビクトリーグレイモン!」
月光「必殺技は巨大な破砕剣ドラモンブレイカーを振り回し、粉砕する豪快な剣技と」
閃牙「ドラモンブレイカーを分離させ両腕に装着し、大気中のすべてのエネルギーを集中させて放つ『トライデントガイヤ』だ!」
月光「それと、相手の攻撃をドラモンブレイカーを使って跳ね返す『ビクトリーチャージ』と言う独特の剣技を持っているぞ!」
閃牙「俺がやられちゃった技だな」
月光「・・・終わっちゃたな・・・どうする?」
閃牙「どうするったって終わりでいいんじゃない?・・・ん?作者から何か手紙が来たぞ?」
月光「なんて書いてあるんだ?」
閃牙「なになに、今回出て来たビクトリーグレイモン個体名デジマルは知っている人にとっては嬉しいことだろだそうだ」
月光「なんだそりゃ・・・まぁー、いい感じに500文字行ったし終わりでいいんじゃない?」
閃牙「そうだな、じゃ、次回予告!番外編パートナーの為に第二話は!」
月光「謎のゲートに放り込まれた先で出会ったのはデジモンを連れた少年だった!」
閃牙「ここは一体?次回!もう一人の英雄『修練の森で出会った少年!その名は!』」
月光「絶対見てくれよな!」


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