デジモンワールドnextorder〜もう一人の英雄(ヒーロー)〜 作:とある田舎の勇者王
俺たちが吸い込まれた亀裂から出るとそこには、ジジモンがおり、今のこの町?というにはちょっとしょぼくれている理由を聞かされ無理矢理住人集めを手伝わされた。(シキのみ)
俺?俺はあの執行者対策にタオモンを呼んで来いと言われて今現在暑い火山を登ってます。
それに加えて、俺のパートナーと女の子のパートナーは、力を使い過ぎたせいで成長期まで退化してしまったのである。
俺の横には、黄色いトカゲの様な閃牙《シャイングレイモン》から退化したアグモンと正規ルートじゃないが、月光《デュークモン》が退化した活発なブイモンになった。
「なぁツキト、俺達は一体どこに向かってるんだ?」
思考の海に耽っていると閃牙が、先程説明したことを聞いてくる。
「ロンリ火山のタオモンに協力を求めに行ってるとこだよ。」
「お前、聞いていなかったのか…」
月光は呆れたというように首を振ると溜め息を吐いた。
その次の瞬間に、アグモンの足下からモグラの様な姿で鼻にドリルをつけたデジモン《ドリモゲモン》が現れた。
「よし!こちとら長い道のりでストレスが溜まってるんだ、いっちょ俺のストレス発散に付き合って貰おうか!」
閃牙は言い終わるとアグモンの必殺技である《ベビーフレイム》を放つ。
閃牙から放たれた小さな火の玉は、ドリモゲモンに当たるがドリモゲモンは何でも無いという風に一鳴きし、ツキトに突っ込んできた。
「うわぁ!」
「主!」
「ツキト!」
今にもドリモゲモンが飛び掛かろうとすると、ツキトのデジヴァイスが光を放った。
「アグモン進化!ーーージオグレイモン!」
飛び掛かろうとするドリモゲモンをアグモンが進化したジオグレイモンが取り押さえる。
そして、口一杯に炎を圧縮して溜めると
「メガバースト!」
一気に解放した。
「もけぇぇぇぇ!」
ドリモゲモンは、一度大きく鳴くとその身を消した。
「殺したのか?」
俺のその質問に答えたのは閃牙ではなく、月光だった。
「いや、あいつは多分本物のドリモゲモンではない!普通デジモンは死ぬときは、その身をデジタルデータに少しずつ変えていき粒子となって消えるが今回は違った多分幻影かなんかなのだろう。タオモンは妖術を使うと聞くからな。」
「そうなのか?」
俺は月光の話を聞くとそのままその場に座り込んでしまった。
「なぁツキト、やっぱりデジモンを殺したくないのか?」
「まぁ、この前の様に仕方ない時以外は出来るだけな。」
「そっか…」
閃牙はそれだけ言うと顔を伏せた。
少し落ち込み気味の閃牙に俺はどうしたらいいのかわからず月光の方を向く。
「主、閃牙はバカで無鉄砲で戦闘以外にはほとんど何も考えていないヤツですが・・・先程の戦闘は何よりも主の事を考えてのことだという事を忘れないであげて下さい。」
「そっか、そうだな。バカで無鉄砲なヤツだけどとてもいい俺のパートナーだもんな。」
「ねぇ?最初と最後の罵倒いる?」
閃牙が何か言ってるが気にしない。気にしないったら気にしない!
「そんなことよりツキト」
「ん?何だ閃牙」
「いや、大した事じゃないんだが・・・」
「何だよハッキリしないな。」
「ここさっきも来たくね?」
は?
「どういうこと?」
「いやな、実はさっき通る時ににっこりんごを食べたんだがな。その時しんをその岩の所に捨てたんだがまだあるんだよ。」
「いやいや、それくらいなら他のデジモンが食べたヤツが偶然同じところにあるだけかもしれないだろ?」
「うーん、そうかな?」
月光が少し説明する様に言うと閃牙は微妙に納得出来ないという感じだが渋々頷く。頷いた拍子にジオグレイモンに進化して大きくなった尻尾が俺の顔の横に落ちる・・
って、危な!
だが、そこで俺はある仮説を思いつく。
「もしかしたらここもタオモンの幻影なんじゃないか?」
「「!?」」
驚いた拍子にまた尻尾が俺の横に落ちる。もしかして狙ってやってる?
「いやだって、明らかに不自然だろ?俺らは大体半日ぐらい歩いたのに景色があまり変わった様子もない。それに加えて閃牙が言ってた事もあるしな。」
「確かに一理あるな。」
「閃牙意味わかって言ってる?」
「全然」
閃牙の発言に溜め息が出る。
「とっ、とりあえず主はどう行動すればいいか思いつきましたか?」
「うーん・・・すまん、思いつかない。」
「そうですか困りましたね。」
そうやって俺と月光がうんうん唸ってると閃牙がとても素晴らしい案を出してきた。
「いや、とりあえずツキトの仮説を立証する為に一回下に下ってみてそれでまた同じところに戻ってくるか確認してみようぜ?って、二人共どうした!」
「「……………!?」」
閃牙の思いもよらぬ案に俺と月光はフリーズしてしまった。
「まさか閃牙からそんな意見が出るなんて」
「そうですね主。でもいい案なので実行しましょう!」
「二人共酷くない?」
で、実験結果成功ですね。はい。下に下りたらまた上に戻って来た。
すると急に周りの景色が変わり目の前に陰陽服を着た狐の様なデジモンがいる所になった。
「まさか私の幻術に気がつくとは・・・」
「という事はお前がタオモンなのか?」
「そうだ」
「何故あんな事をしたんだ?」
「私は今日ある未来をみた」
「未来を?」
「そうだ、私のみた未来では貴様がこの世界を救っていた。」
「俺が?」
「私はこの瞑想場で世界のいく末を見守っていた。今までもそしてこれからもだ。しかし、今日私がみた未来では私が貴様に手を貸していたのだ。だから私は貴様を試したのだ私の幻術を見抜けるかどうかを。結果的には見抜かれてしまったがまだまだ未熟とてもこの世界を救えるとは思えない。だから貴様にはあるデジモンにこれから会ってもらう。ついて来い。」
それだけ言うとタオモンは自分の背後のゲートを開き消えてしまう。
「どうするんだツキト?」
「どうするったってタオモンを町に呼び戻す為に来たんだ手ぶらで帰る訳には行かない。」
「そうだな主」
「よっしゃ!行くか!」
「二人共気を抜くなよ!」
「「よっしゃ!(了解)」」
はい、次で短いですがオリ主のデジモン達の出番は暫くありません(予定)
いやぁー、理由はまだ原作ゲームここまでしか進んでないからなんですがねw
次は女主人公がメインで頑張ります!
ちなみにタオモンは原作ゲームよりすこし主人公に協力的で口調も変わっています。