デジモンワールドnextorder〜もう一人の英雄(ヒーロー)〜   作:とある田舎の勇者王

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VSサクヤモン

「ねぇ〜!やっぱりやめようよシキ〜」

「そうだよ、危ないよ!」

「大丈夫よ!別に戦いに行くわけじゃないんだから。少しきのこを分けて下さいって言いに行くだけだし。」

 

今現在、私達はきのこを全て持っていったサクヤモンというデジモンからきのこ分けて貰うために第二発電所に来ている。

 

「話してわかるならもう既にパルモンが何とかしてるよ!」

「そうだよシキやめようよ〜」

ガブモンが必死に説得しようとして、アグモンが間延びした様な言い方で私を止めようとする。

「と言われても、もう着いたよ?」

「「へ?」」

 

私が指を指すと、アグモン達は二人揃って指を指した方向を向いた。

そこには、大きな錫杖を持ったデジモンがいた。

「君達、ボクに何カ用?」

「べっ、別に何も〜な「貴方が持っていったきのこを少し分けて下さい。」しっ、シキ〜」

アグモンがなにか言おうとしていたみたいだけど私はそれを遮り、要件を伝えた。

 

「ヘェ〜、いいヨ!分けてあげる!」

「本当!ほら、アグモン話したら通じるんだよ!」

「そうみたいだね〜って、苦しいよシキ〜」

私達が喜んでアグモンを抱きしめていると、

「ただし、ボクに勝てたらね」

「「「へ?」」」

無茶な条件を突きつけてきた。

 

「さすがに成長期だカら二匹でかかって来ていいヨ!」

「そっ、そんな〜」

「無茶だよシキやめよ「いいわ、受けてあげる!」えぇ!」

今度は、ガブモンが何か言っていたが無視して続ける。

「貴方みたいな取って付けた様なボクっ娘を私は許せないのよ!」

「あれ?奇遇だねボクも力の差を知らない生意気ナ子は嫌いだよ!」

 

サクヤモンは錫杖を地面に打ち付けた。

「金剛界曼荼羅《こんごうかいまんだら》!」

サクヤモンが地面に打ち付けた錫杖から私達を巻き込む直径20mに及ぶ結界が張られる。

「行くよ!アグモン、ガブモン!」

「はぁ〜」

「仕方ない!行くぞアグモン!」

「お〜う!」

「アグモン進化!」「ガブモン進化!」

 

アグモンとガブモンが気合をいれると私のデジヴァイスが光を放ち、アグモンとガブモンを覆った。

「グレイモン!」「ガルルモン!」

アグモンはオレンジ色の硬そうな兜の様な頭部のデジモン、グレイモンにガブモンは青い狼の様なデジモン、ガルルモンに進化した。

 

「お願い!」

「「おぉう!」」

「成熟期に進化してモボクには勝てないよ!」

「やってみなきゃ〜」

「わからないだろ!」

 

グレイモンとガルルモンはサクヤモンに飛びかかったがアッサリ避けられる。

「ムダだよ!そんなんじゃ、当たらない!」

サクヤモンが腰に携えた筒を二本取り出した。

「飯綱《いずな》!」

筒の中からは、炎でできた青い狐と赤い狐が出てきた。

それが、グレイモンとガルルモンに絡みつくと2体を燃やした。

2体は地に膝をつくとグレイモンの上にサクヤモンがのる。

 

「グレイモン!ガルルモン!」

「だっ、大丈夫だシキ!」

「アハハ!勝てると思ってるの!」

いいながら、サクヤモンはガルルモンにもう一度狐を絡みつかせ燃やした。

「ぐあぁ!」

「ガルルモン!」

「アハハ!楽しいね!」

「くっ、グレイモン!ガルルモン!もう一回進化よ!」

「「わかった!」」

「ガルルモン!進化!」「グレイモンしんk「君は寝てなよ!」ぐわぁ!」

「グレイモン!」

進化しようとしたグレイモンをサクヤモンは燃やした。

 

「ワーガルルモン!グレイモンから離れろ!」

ガルルモンが進化し終わり、狼男の様なデジモン、ワーガルルモンに進化すると高く飛び上がった。

「カイザーネイル!」

「アラ危ないよ!」「ぐぅ!」

サクヤモンはワーガルルモンの放った必殺技を回避するとその足場にいたグレイモンに直撃した。

「グレイモン!」

「すっ、すまないグレイモン」

「はぁー、君達つまらないネ。もういいよつぎで終わり、飯綱《いずな》!」

 

サクヤモンが今度は4本筒を取り出し、その中からは赤、青、黄、緑と4色の狐が出てきた。

「危ない!」

私は咄嗟にグレイモン達の目の前に飛び出す。

「今すぐどくんだシキ!」「逃げろ!シキ〜!」

「本当に馬鹿な子死になヨ!」

後少しで狐が私に届くときに目の前にゲートが開いた。

「えっ?」

 

そのゲートの中からは、漆黒の鎧に白色のマント丸く重圧のあるフォルムのデジモンが出てきた。

「王竜剣《おうりゅうけん》」

漆黒のデジモンは、私の目の前に迫ってきた狐を何処からか取り出した斧の様な剣?で切り裂いた。

 

「きっ、君は!誰!?なんで、この結界の中に入れるの!」

「我が名はアルファモン!我にとってこのような空間に侵入するなどたやすいものだ。」

鬼気迫る表情で質問したサクヤモンに対し落ち着いた口調で返す漆黒のデジモンだった。

いや、何気に凄いこと言ってますけど。

 

「くっ!でもボクは究極体なんだ!誰だろうと関係ない!飯綱《いずな》!」

「無駄だ。デジタライズ・オブ・ソウル」

再度サクヤモンから放たれた飯綱は、手を開いた状態で前方に突き出すとその中から現れた大きな顎を持つワニの様なデジモンに食べられた。

「ひっ!」

 

気付くと漆黒のデジモンは先程の剣をサクヤモンの首筋に突きつけていた。

「弱気者を倒し悦に浸る弱者よ、その罪今ここでこのアルファモンが断罪してくれよう。」

漆黒のデジモン、アルファモンは剣を振り上げようとする。

 

「まっ、待って!」

今にも剣を振り下ろそうとしていたアルファモンの前に私は飛び出た。

アルファモンは私が飛び出すと急に動きを止めた。

「シキ!ぐっ!」「やめろシキ!うっ!」

ワーガルルモンとグレイモンがダメージを受けた体を無理矢理起こして、止めようとしていたが途中で崩れる。

 

「退け、力の差を測れぬ娘よ。」

「いいえ、退きません!」

私が強い口調と共にそう言い放つとアルファモンは剣を振り下ろした。

「「シキ!」」

振り下ろされた剣の風圧で舞い上がった砂埃が晴れると怯えるサクヤモンと無傷のシキがいた。

 

「そこの弱者よ、その娘に感謝してきのこを全ての者に分け与え、町に戻るか、ここで我が剣の錆びになるか選ばしてくれよう。」

「わかった、ボクが集めたきのこはみんなに分けるヨ!町にも戻るから命だけは!」

アルファモンはサクヤモンの言葉を聞くと後ろに振り向き、空間を切断した。

 

「そこの娘よ、我と共に町へ戻れジジモンが呼んでいる。」

顔だけこちらを向くと今までより少し柔らかい声音でそう伝えた。

「へ?ジジモンが?」

「あぁ、なんでもタオモンが戻ってきたそうだ。」

アルファモンは言いながら王竜剣を勢いよく振り下ろすとアルファモンの前にある空間にアナが空いた。

そうか、ツキトくんがタオモンを連れてきたのか。

 

「そこに隠れている者達も付いて来い。」

アルファモンが横にある茂みに呼びかける。

・・・返事が無いただの茂みのようだ。

そこでグレイモンとワーガルルモンから退化した二人が私のもとに戻ってきた。

 

「ねぇ〜、シキ!あいつ何してるの?」

「しぃ〜!カッコつけて言ったら誰もいないなんて恥ずかしいでしょ!ここは何も無かったようにふるまうのよ!」

「「わかった!」」

 

「成る程、あくまで無視を決め込むか。ならば、王竜剣を使うしかあるまい。」

尚も、アルファモンは茂みに話しかける。

 

「シキ!ヤバイって、あのデジモン絶対ヤバイよ!」

「シキ逃げようよ〜!」

そんな風にアグモン達が勝手に盛り上がっていると茂みの中から私と同じ位の歳の元気な女の子と何処か残念そうな青年とその二人のパートナーデジモンと思われるデジモン2体が出てきた。

 

「ふむ、やっと出てきたか。」

「えっと、君達は?」

「人に名前を聞くときは まず自分から名乗るべきでは無いだろうか?ひっ!」

赤いデジモンが名前に付いて言った瞬間にアルファモンは王竜剣を赤いデジモンの正面に勢いよく突き刺した。

それを見た赤いデジモンは、震えて悲鳴をあげた。

 

「怯えてなかなか我々の前に現れなかった分際でよくもそんな事を言えるな。」

「「「「「「「ひっ(きゃっ)!」」」」」」」

アルファモンは言いながら殺気を放った。

その場にいた関係無い私とアグモン達も震え上がる程の殺気を。

 

「わっ、悪かった。俺はコウタ、こっちが相棒のユキムラだ。」

「種族名は、ギルモンだ。よろしく頼む。」

先程の赤いデジモンはユキムラで、

ユキムラのパートナーで顔はいいのに何処か残念そうな青年は、コウタというらしい。

 

「わたしは、ヒマリこっちがパートナーのリッカ」

「種族名はプロットモンです。よろしくです。」

色黒の肌で元気そうな女の子はヒマリで、

そのパートナーで、小型犬の様なデジモンプロットモンは、リッカというらしい。

 

「それで、私がシキで。こっちがパートナーのアグモンとガブモンだよ!」

「僕アグモン、よろしくね~!」

「私はガブモンよろしくお願いします」

「ん~~」

私達が自己紹介を終えるとヒマリが何かを唸りだした。

「どうしたの?ヒマリ?」

「いや、シキってどっかで聞いたことがあるような気g「もういいだろ、はやくジジモン達の所に戻るぞ。」

ヒマリの言葉をさえぎってアルファモンは、ゲートに入って行った。

 

「あっ、もう何あいつ!ねぇーシキ?」

「何?」

「あいつ何もんなの?」

「わからない」

「そう・・・じy「でも!敵ではないと思う・・・」

私がそう言うと一番はじめにくいついたのは、コウタだった。

 

「なんでそんな事わかんだよ?」

「私達を助けてくれたし、それに」

「「「「「「それに?」」」」」」

「前に私達を助けてくれた人に似ていたから。」

私はツキトくんのことを考えて言った。

顔が熱いけど多分それは気のせいだと思う。

「うわぁー、完全に落ちてるよこの娘」「ヒマリー落ちるってどういうこと?」

「いいな、ユキムラ俺達は何も聞かなかったいいな?」「はぁー、何故です?」「いいから!」

「ねぇ~、ガブモン?シキ顔真っ赤だね~」「しっー、アグモンそのことはシキには言うなよ!」

「は~い」

 

何故かヒマリにはこの娘純情だね~みたいな目で見られたけど知らない知らないったら知らない!

「とっ、とりあえずアルファモンを追いかけよう!」

「そうね」

少々時間がかかったが私達はアルファモンを追いかけ、ゲートに入った。

 

 




はい!とある田舎の勇者王です!今回は遅くなってしまいました理由としては高校の制服などを取りに行ったりと忙しく(´;ω;`)
8日からは学校が始まるので少しでも多く書いておきたいのですが・・・
あと、サクヤモンを出したのには深い意味はありません。
だって、きのこ食っているイメージの究極体がサクヤモンしか出てこないんですもん。それよりも次回はキャラクター紹介にいきたいと思います!  
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