デジモンワールドnextorder〜もう一人の英雄(ヒーロー)〜   作:とある田舎の勇者王

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戦闘パートです!


荒野の戦い!ベルゼブモン!

場所は変わってシキ達がワームモンと遊んで(組手)をしている時、とある荒野で漆黒の聖騎士アルファモンは、黒のコートに紫の仮面を被った二丁拳銃の魔王と殺し合い(戦って)いた。

 

「もっとだ!もっと強い奴と戦わせろ!」

「・・・フッ」

 

二丁拳銃の魔王(ベルゼブモン)は、一度狂ったように咆哮すると、アルファモンに愛銃ベレンヘーナを向けて発砲する。

ベレンヘーナから放たれる弾丸は、成熟期クラスなら一撃で葬り去り、完全体や、究極体でも深傷を負う程の威力を持っている。

 

「デジタライズ・オブ・ソウル」

 

その弾丸を最小限の動きでアルファモンは躱すと、右手から魔法陣を発生させ、百は余裕で超える程のエネルギー弾を放つ。

アルファモンから放たれるエネルギー弾は、一発で、究極体でも吹き飛ばす程の威力を持っているのだがベルゼブモンは、()()受ける様突撃し、格闘戦に持ち込む為、アルファモンへと接近してくる。

 

「ダークネスクロウ!」

「聖剣グレイダルファー」

 

ベルゼブモンは、その凶々しい爪を使い攻撃する。

それを、またもや最小限の動きでアルファモンは躱すと、また、右手から魔法陣を発生させ、魔法陣の中から、収束した光の聖剣、グレイダルファーを手に取り、斬りかかる。

ベルゼブモンは、爪を使って上手くアルファモンの攻撃を避けると、カウンターで、腰に下げていたベレンヘーナを抜き、ゼロ距離で発砲する。

ベルゼブモンが拳銃と爪を使った格闘戦に対して、アルファモンは聖剣グレイダルファー1刀のみという不利な状況にもかかわらず、アルファモンは未だダメージを負っていない。

それは、アルファモンが上手く回避しているのだがベルゼブモンにとっては脅威としか思えない、一発でも喰らえば深傷を負うベレンヘーナを持つベルゼブモンを引き剥がすのではなく、逆に接近させる様に戦っているアルファモンは、ベルゼブモンにとって脅威(異常)としか言えないのだ。

 

「な・・でだ!」

「・・・」

「テメェ!何のつもりだ!」

「・・・」

「チッ!ダブルインパクト!」

 

 

自分の問いに無言で返すアルファモンにイラついたベルゼブモンは、一度距離を置いて、愛銃を乱射する。

ベルゼブモンの愛銃ベレンヘーナから放たれる必殺の弾丸をアルファモンは、

 

「なっ!?」

 

その攻撃を待っていたとばかりに先程のベルゼブモン同様、()()受け、ベルゼブモンへ突っ込んでいくと、ベルゼブモンの背後にゲートを開き、魔法陣を自分の右手に再度出し、背後の金色の羽を広げると、

 

「借りるぞ!究極戦刃!王竜剣!」

「ぐはっ!」

 

己の持つ最大の攻撃を放った。

それを為す術も無く受けたベルゼブモンは、ボロボロになった。

ボロボロになったベルゼブモンをアルファモンは、無慈悲にもゲートに投げ込んだ。

ベルゼブモンを押し込んだゲートは徐々に閉じていく。

 

「はぁ〜、これで一先ず四聖獣はいいか」

「まだだアぁぁぁ!」

「なに!?」

 

戦闘が終わり、アルファモンが気を抜いた瞬間、今にも閉じようとしていたゲートをベルゼブモンが無理矢理こじ開けて出てきたのである。

漆黒の羽を生やし、右手を陽電子砲に変えて。

 

「フム、今迄のループに無かったものだな」

「アぁぁぁアアアぁぁぁぁぁぁ!」

「チッ」

 

先程迄の自我があった咆哮と違い完全に狂った咆哮を上げるベルゼブモンに、アルファモンは王竜剣を構え直す。

 

「デススリンガー!」

「!?これは!」

 

ベルゼブモンの右手から放たれたビームを()()()で回避したアルファモンが見たものは、地面が原子分解する光景である。

 

「デススリンガー!デススリンガー!デススリンガー!」

「いい加減にしやがれ!」

 

狂ったベルゼブモンは、何度も同じ技を放ち地形を一気に変えてしまう。

それに、イラついたアルファモンは素の口調で怒鳴ると、背中の金色の羽を再度広げ、滞空するベルゼブモンを超える程高く舞い上がる。

舞い上がったアルファモンを追いかけようとベルゼブモンは頭上を向く。

これにより、ベルゼブモンは敗北が決まった。

自分の頭上には、太陽を背にしたアルファモンがいたのである。

ベルゼブモンが太陽の光で一瞬目を眩ませた隙に、アルファモンは斬り裂いた。

いや、正しくは3度斬り裂いたのだが、アルファモンの特殊能力アルファインフォースで最後の一撃しか見えなかったのである。

あの時、ベルゼブモンが頭上を向がなければ未だ決着は付かなかったのだが、自我が飛んでいるベルゼブモンには、意味の無い話である。

ベルゼブモンは、アルファモンに羽を二つ斬り裂かれ、滞空出来なくなり、地面に落ちて行く。

アルファモンは、落ちて行くベルゼブモンを助けるとゆっくり地面に降ろす。

 

「な・・んでだよ・・・な・・・よ・・・なんで俺を助けんだよ!俺は強くなる為にお前をデリートしようとしたんだぞ!」

「・・・」

 

力を使い過ぎたベルゼブモンがベルゼブモンの身体を維持出来なくなり、インプモンという成長期のデジモンに退化し、殺そうとしたベルゼブモン(自分)を助けたアルファモンに半端怒鳴る様に聞く。

 

「お前にもお前が死んだら悲しむ奴がいるだろ」

「でも!俺は自分が強くなりたいが為にお前をデリートしようと」

 

そこまで言ったインプモンをアルファモンは優しく抱え上げると、フローティアに向かって歩き出した。

 

「なんでだよ・・・」

「お前はまだまだ強くなれるよ」

 

アルファモンが最後に言った言葉はインプモンには届いたかどうかは定かでは無いが、インプモンの寝顔が少しばかり穏やかになっているのはアルファモンの気のせいでは無いだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 




オリジナル回!
結構書きやすい!
でも、戦闘難しすぎだろ!
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