言霊の巫女は食の世界へ?   作:セシア

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前書き書くことがなくなってきました・・・(-。-;


洞窟の砂浜へ

しばらくすると、トリコとココさんが走ってくる。少しボロボロなのは・・・戦ってたんだ。大丈夫かな?

「小松!焔に白夜も!!」

トリコ達が私たちに駆け寄ってくる。

「お前ら結構疲れてるな」

「「お前が先に行くからだろ!!」」

このとき二人揃って叫んだのは、白夜が私を助けるためにデビル大蛇をトリコ達に任せたらしい。

「俺がいても足手纏いになるだろ」

しれっとそんなことを言う白夜に私は少し呆れる。助けに来てくれたときは少し格好いいと思った私がバカだった。

その後、あのでかいお爺さんが伝説の美食屋・ノッキングマスター次郎なのだとココさんから説明される。

「俺は知ってたけどな、その手の情報結構集まってたし」

「「それを早く言え/言ってください!!」」

今度はトリコと小松の声が重なった。息ぴったしだ。

「あんなとこで話したら面倒だし。つか、知ってたんだと思ったんだよ」

嘘だ・・・絶対知らないことを知ってて話してなかった。二人をからかってたんだ。

「ところで白夜さん、僕たちを攫ったあの男は・・・」

「俺が蹴飛ばして、蠍ゴキブリに食われた」

白夜の一言に全員が固まる。あのとき声しか聞こえなかったからなにが起こったのかわからなかったのだ。まさか白夜があの男を蹴飛ばしていたなんて・・・

「よくお前ら無事だったな・・・;」

白夜がかなり不機嫌なのに気づいてトリコ達が汗をながす。

「鶴の恩返しならぬ蠍ゴキブリの恩返しってな。さっき瘴気に侵されていた蠍ゴキブリが仲間を制してたんだ」

「なるほど・・・ともかく無事でよかった」

「先に進もう?フグ鯨いなくなっちゃう」

私の言葉に全員が賛同して歩き出した。あ、小松のヘルメットが・・・

「小松君、ヘルメット忘れてるよ」

「あ、そうでした」

ココさんに言われて小松がヘルメットを取りに行く。

「ボソッ(別に持ってこなくても良かったんだけどな」

不機嫌そうに呟く白夜を見て私は苦笑いを浮かべる。小松がヘルメットを着けてくると再び歩き出した。

「小松、お前は命を助けてもらったって言う恩を忘れちゃいけねえ、いつか爺さんを最高の料理でもてなしてやんな」

「!はい!じゃあトリコさん、その時は食材調達お願いします!!」

やる気満々に言う小松。でもトリコは・・・

「オイ見ろ!」

小松の話も聞かず走り出してしまった。これは小松に同情する・・・

「聞いてねえな」

「もうトリコさんたら・・・」

「それがトリコだから仕方ない」

苦笑いのを浮かべる白夜、肩を落とす小松、あの性格はもう治せないだろうと呆れる私の順に言った。当の本人は気付かずに先の方に走り出す・・・私たちも諦めてあとを追う。暗闇の洞窟に一つの光が見えた。

「着いたぞ!」

「ここが、洞窟の砂浜・・」

出てきた場所は、洞窟の暗闇なんかよりも明るくとても美しい場所だった。所々に海ホタル達が飛び回っている・・・

「何て綺麗な場所なんだ」

「本当・・・綺麗」

私はジッとその光景を見つめた。森の中で暮らしていた私にとって、海を見るのものなのだ。そしてこういう場所も・・・

「さー行くぜ!深海の珍味!!」

トリコは服を脱ぎ水の中へ入って行った。ココや小松も入って行く。私は白夜に降ろしてもらって白夜の方を向いた。白夜はどうするのかな?

「行ってこい。俺はここで待ってるから」

「白夜は行かないの?」

白夜ならこういうの行きそうなのに。珍しいこともあるものだ。

「俺はいい、そろそろ休みたいしな。それとも、泳ぎでも教えてほしいか?」

白夜がからかうような顔で笑う。私はムッとなって「泳ぎなんて湖でよくなってるからいい」と言って水の中に入っていった(ちゃんと服は脱いで水着姿で)




次回は主人公がフグ鯨と・・・!?お楽しみに!
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