言霊の巫女は食の世界へ? 作:セシア
それでは、どうぞ!
この世に縛り付けられた魂を解き放った私は呆然とそれを見ていたココさん達の方を見てハッとなった。
(人前ですることじゃなかった!どうしよう・・・)
白夜の方に助け舟を求めると、白夜は呆れたようにため息を漏らす。
「あ、そういえばココ。お前に迎えが来てるぞ」
すっかり忘れていたという風にそう言って空を見ると、見覚えのある鳥が・・・
「ア゛ァ゛ーー」
「キッス、迎えに来てくれたのか」
そう、飛んできたのはキッスだ。そしてキッスは私のところに来て擦り寄ってくる・・・
《焔だ〜♪》
「く、擽ったいよキッス」
キッスの甘えっぷりにトリコ達は苦笑いを浮かべる。
「え、エンペラークロウ・・・これが」
ティナが驚いた様子でこたらを見ている。恥ずかしいよ・・・///
「クルッポー!」 《狡い、僕も〜!》
あ、クルッポーまで擦り寄ってきた・・・もうどうにかしてよこの二匹(ーー;)
「ア"ア"ー!」
「おい二匹とも、いい加減にしろよ・・・焔困ってるだろ」
半分呆れ半分不機嫌な状態の白夜がヒョイっと助けてくれた。みんなも苦笑いを浮かべている・・・
「じゃあ、僕は行かせてもらうよ。沢山の人は苦手だからね」
そう言うと、ココさんがキッスに飛び乗った。
「小松君。ありがとう、君に会えてよかったよ」
「こ、こちらこそ!勉強になりました!!」
小松が緊張気味にそういった。いつの間にかすごく仲良くなってるんだな〜
「それと焔ちゃん、できれば僕のことはココって呼んで欲しいな?」
「え?なんで?」
いきなりの不意打ちに私は驚いて敬語を使い忘れてしまった。
「その方がしっくりくるからかな?あの時は呼び捨てにしてたよね?」
あの時というのは蠍ゴキブリの瘴気を浄化した時だろう・・・あの時は
「あの時はその・・・無我夢中だったから」
「別にいいんじゃね?ここにいるやつ一人覗いて呼び捨てにしてるし」
一人除いてというのは多分小松のことだろう。・・・と言うよりも白夜、今絶対からかってるでしょ!キッと白夜を睨むと大して動揺せずに口笛を吹いている。こんの性悪め・・・
「こ・・・ココ、またね///」
私は言い切って白夜の後ろに隠れた。もう顔が熱いよ〜///
「「「「(なにこの小動物。可愛いんだけど!?)」」」」
全員がなんか呆然としているのを見て私は首を傾げた。白夜は笑いを押し殺している・・・
「?どうかした?」
「な、なんでもないよ。それじゃあね・・・トリコ!すぐに会う事になりそうだが」
「あぁ!かもな」
そういってココs・・・ココはキッスに乗って飛んでいった。私は後から来た救助ヘリに乗って帰っていく・・・。これが何かの始まりを意味することを私はまだ知らない。
後日余談・・・
私は白夜の実験?の手伝いをすることになった。用意されたのは毒化したフグ鯨と小松が抜き取ったという毒袋、あと小瓶ぐらいだ。一体これらで何をするつもりなんだろう・・・?そんなことを思っていると、白夜が毒袋を針で破いた。中から紫色の液(毒)が出てくる・・・
「よし・・・焔、とりあえずこれ使って毒袋側の毒を浄化してくれ」
「あ、うん・・・えい!」
私は白夜の言われた通りに毒袋を破いた針に霊力を込めて当てた。やはりというべきか、毒々しい色は消えて透明な水(?)になる。その間白夜は毒化したフグ鯨の身を取り出していた。
「これでいいの?」
「あぁ。さて、次に浄化したこいつをこの身にかけてみると・・・」
白夜は浄化したそれを毒化した身にかける。すると・・・かかったところを中心に、毒々しい色が薄くなった。
「色が薄くなった・・・?」
「やっぱりな。お前の霊力が浄化した毒にも染み渡っている・・・」
私の霊力がこれに・・・?そういえば桔梗様が私の霊力は桔梗様より強いって言ってたような・・・。その時は謙遜しすぎだと言ってその話は終わりになったけど・・・もしそれが本当だったら?でも、今更気付いても遅すぎるな。今やるべきことは・・・
「ねぇ、白夜。もしこれを使ったら、毒を完全に抜くことm「できるだろうな・・・けど、そしたらお前が狙われるぞ」う・・・」
確かに・・・そんなことになったら大変だ・・・白夜に迷惑かけちゃうもの。それだけは避けないといけない。って、なんで私白夜のこと考えてるの!?私本当に変になっちゃったのかな・・・?
どうでしたか?こういう風にやってしまったけどうまくかけたでしょうか?次回、短いですがオリジナルで行きたいと思います。いよいよ主人公のパートナーが登場!一体どういう子なのかはお楽しみで!