言霊の巫女は食の世界へ? 作:セシア
そんなことを考えているうちに小松は興味津々に猛獣たちを見ていた。
「にしてもこのアクリル板の透明度ってまるで何もないみたいに・・・」
小松が1つの場所に止まり、見るがそこには・・・
(ふぐー!!!)
小松が見ていたカニが鼻息を上げた・・・って、何もない!!?
「って、何もないじゃん!!!?」
「小松!」
他の従業員も逃げ回っている、そのカニが小松に向けてハサミで掴もうとしている。慌てる小松に小松を助けようとするトリコ。私は弓を構えて音を出そうとしたその時・・・!
「寝床に戻れ!!!!!」
「ぎぃん?」
その場所に一つの声が響いた。声からして男の人のようだ・・・
「寝床に戻れ・・・・・」
その男の人の背後にすごく怖そうな化身が・・・でも、あれ妖気じゃない?一体なんだろ?
「!?????ぎぃんんん!!」
男の人が現れた事でカニは自分の寝床?に戻って行った。さっきの威嚇はかなり怖かったんだろう・・・だって私の白夜の後ろに隠れてるもの。
「しっかり見とけといっただろ!!!」
「も、申し訳ありません!!!」
従業員に怒鳴る男の人・・・私は白夜の後ろに隠れたまま様子を見た。見た目からしてもとても強そうな人だ。
「たくどいつもこいつも!」
酒を煽りながら愚痴を言う。トリコ曰く、ただの酒飲み親父だと言ってた。
それなら・・・この人が?
「もう飲んでんのか?マンサム所長」
「・・・今、ハンサムって言った!」
「言ってねえよ!!」
やっぱりこの人が所長さん・・・なんか、気さくな人?でも、お酒臭いのがなんか嫌だ・・・
「この人が所長さん?うぐ!」
「酒臭い・・」
「さすがにここまで酒臭いのはな・・・」
小松、私、白夜の順に言葉を紡ぐ。それに気にすることなく所長さんはトリコと熱い握手を交わしていた。
「ウェルカム!いや、お帰りかな?」
「「「おかえり?」」」
ここがトリコの家なの?いや、多分何か別の意味でもあるんだろう・・・ここは聞かないでおく。そうしなければならない気がしたのだ。そんなことを考えていると、トリコが話を進めた。
「で、今回はなんだ?リーガルマンモスの捕獲だけじゃねえんだろ?」
「・・・美食會が動きだした」
静かに言ったその声は先ほどのより低く、真剣な目で言っていた。
「美食會が?」
先ほどまで明るい加温していたトリコの顔が、いつも以上に真剣な表情になった。美食會って一体なんなんだろう・・・?白夜は白夜はすごく不機嫌そうな顔をしているし・・・・一体何があったの?白夜
ようやくマンサム所長の所まで行けました・・・~_~;次回、美食會とバトルコロシアムを少し入れたいと思います。お楽しみに!