新たなる旅 超能力者 斉木楠雄の世界   作:殺六縁起

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《これまでの仮面ライダーディケイドは》
[ディケイド…そろそろ。]
「ああ、そうだな、」
「詰みだよ。 仮面ライダーディエンド。だから前にも言ったろ? 俺に召喚した奴らを戦わせるとは…愚かなって。」
「逃げたね。 相変わらず回避能力だけはいいんだから。 腰抜けがぁーー!!!!」
《ファイナル アタック ライド ディディディディエンド》
「お、おい…?」
「ハァー!!!」
「斉木楠雄ぉー!!!!!!!」
[効果 抜群だ。]
「ゴハッ…」
「伝えておこう。メトリダツの敗北とコヴォルトの計画を。」



第三章 Ψ大の謎解きゲーム PK学園大捜査網
第17χ 人類燃堂化Ψ来! 炙りだせ怪人達!


次の日、斉木楠雄は学校に来て驚いた。

 

 

 

(テレパシーで周りの声が聞こえない…?)

 

 

正確には聞き取れない、だ。この現象はテレパシーを遮断するゲルマニウムによる効果とは違い、相手の心にジャミングがかかっているかのように斉木楠雄には読み取れなくなっていた。さらに透視能力が使えなくなっていた。どんなに目を凝らしても皮膚が剥けるようなグロテスクな姿には見えなくなっていたのだ。

 

 

 

(これは奴らの仕業だ!普段なら喜ばしいことだが、奴らのだと思うと恐怖を感じるな…まあ、テレパシーのことに関しては燃堂みたいに探知不能という訳では無いがな。 ジャミングの音で誰かが来てる事は分かる、が誰かなのかは分からない。 つまり 学校内に暗殺者が紛れ込んでいても僕は事件を未然に防げないのだ。)

 

 

斉木楠雄は辺りを警戒しながら教室へ入った。

 

すると…

 

 

(? なんだあれは…)

 

 

黒板に妙なことが書いてあった。しかし他の生徒は気に求めていなかった。まるで気づいていないかのように。

 

(まさか…僕だけに見えるのか?)

 

 

黒板にはこう書かれていた。

 

『サイキ クスオ ト カドヤ ツカサ 二 ツグ コノガクエンハ ワレワレガ ヒソンデイル キョウジュウニ ミツケダサナイト ドウナルカ ワカッテイルダロウ ……ナ? 』

 

 

 

(脅迫状とみてまちがいないだろう恐らく今日中に見つけないと生徒と教師は皆殺しということか…)

 

と、その時士先生がやってきた。

 

「やあ、みんなおはよう。」

 

(やれやれ、これはディケイドと一緒に怪人を探すデスゲームか。)

 

(……! これは…斉木しか気づいていないのか…てことはまたあいつらの仕業か。)

 

「斉木!」

 

コクリ

 

斉木楠雄は士の言葉に頷き二人は教室を出た。

 

 

 

 

 

 

 

その頃私立PK学園のとある教室では

 

「コヴォルト様、いよいよですな。」

 

「ああ、これで邪魔な仮面ライダーを抹殺できる、そしてうまく行けば斉木楠雄を倒せるかもしれない。 」

 

「今までの調査で我々が消滅しない事は確実。もうコソコソ動く必要は無い。」

 

「さて、では始めるか奴らの教室には見えてるだろうな、俺達の予告状。」

 

そこには1人の青年と3体の怪人がいた。

 

「テレパス、サイン、 セキノウ、さあ、各自所定の場所につけ、奴らを撹乱して仮面ライダーディケイドと斉木楠雄を抹殺するのだ。」

 

 

「「「は!」」」

 

返事をすると3体の怪人は私立PK学園の生徒に変身し、教室を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、教室を出た斉木と士は二手に分かれて捜索した。

 

(あいつらは人間に変身は出来ないはず、なのにそんな怪人はいない。 ならば人間に見せかける奴らがいるはずだ。)

斉木楠雄は頭を使い、敵の考えを探っていた。

 

すると背後にノイズのような音がした。

 

(!!!!これはテレパシーを遮る音。ならば背後に誰かいるな。)

 

そして後ろを見ると意外な人物がいた。

 

「お? 珍しいな、相棒!! 俺がいるって分かるのはいつも俺が後ろにいても気づかないのに。」

 

 

[それはお前の心が読めないから後ろにいるのが分からないからだ……!?]

 

そう、普段ならテレパシーで声を拾えない燃堂は斉木が後ろを取れる男、それ以外では楠雄の兄斉木空助だけなのだ。だが今回は斉木楠雄はテレパシーを妨害され人の心はノイズのような音で聞き取れないのだ。だがそれは思考ががある証拠。誰もいない場所ではノイズの音は聞こえない。

 

[まさか…燃堂が怪人だというのか?)

 

「お? どうした相棒?」

 

 

 

 

 

 

 

「やあ、松崎先生。生徒達に問題はありませんか?」

 

「え? いや、そんな事はありませんよ、士先生。」

 

士は先生や生徒と話し、怪しい奴をあぶりだす作戦に出た。

 

 

「で、あるからして。やあ、松崎先生、士先生。どうしたんですか?」

 

「あ、校長先生。いえ、別に大したことではありませんよ。 」

 

と、校長先生が話しかけてきた。

 

(校長先生か、「で、あるからして」が口癖だったな。じゃあ、この人は白かな?)

 

「ああ、そういえば文化祭の時あなたは彡組の石展のあれってどこが良かったんですか?私はあまり、いい印象は無かったのですが…」

 

(石展?)

 

「ん?ああ、あの燃堂君の石像ですか。あれはかなり細かく作られていたので彡組の生徒達の努力に感動し、最優秀に決めたんですよ。」

 

「ああ、そういうことでしたか。」

 

(燃堂の石像? なんだどういうことだ? )

 

士が知らないのも無理はない。 なぜなら文化祭の時にまだ彼はこの学校に来ていないのだから…

 

 

(もしかしたら燃堂が怪人なのか?)

 

 

 

 




更新、お待たせしました。

今回は新章、学校を舞台にした負けたら、学校内の生徒と教師皆殺しの危機。
斉木楠雄と門矢士は無事、PK学園を救えるのか? そして変身した怪人は一体誰なのか。
次回もお楽しみに!
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