[士先生、さっき、言った燃堂の石像、燃堂と最初に言ったのは誰?]
「え? 校長先生だけど…?」
「…で、あるからして何のようですかな? 斉木君。 門矢先生。」
「茶番はやめたらどうだ? 怪人。」
「で、あるからしてはもう必要ありませんね。 ええ、そうです。私が今回の黒幕です。私の名はコヴォルトと言います。 以後お見知り置きを。」
「ええ! 以前仮面ライダークウガを瀕死に追いやり斉木楠雄に撤退を余儀なくされたライダー。 仮面ライダーアクティオンと申します。」
「変身!!」
《ヘンシン チェンジ ビートル》
「ああ、斉木楠雄。今、私の部下に君の友達?を殺せと言ったから急いだ方がいいよ。この学校が殺人の舞台になりテレビで報道されて欲しくなければね。
((何?!))
なんたって君は他人は助けず目立たないように自分優先にする自己中の超能力者だからねー。www」
[お前ェ-!]
「斉木、お前は彡組に行け!こいつは俺が《カメンライド ディケイド》倒す!!!!」
斉木楠雄が瞬間移動した後、体育館では
「お前、さっきのは嘘だろう。」
「ええ、まあ…タイムオーバーする前なでなら誰も殺す気は無いがもう一つルールがあるんですよねーww。でも斉木楠雄はこの場から離れて欲しかったんだよ。流石に2対1は部が悪いからね。 テレパシーが使えないと何でも信じるからねー彼は。」
この時、門矢士はコヴォルトの話には幾つか疑問に思った。何故彼らは斉木楠雄のことについて詳しいのは何故、仮面ライダーが存在しないこの世界で奴らはディケイド達ライダーの事を知っていたのかを。
「お前ら怪人はなんでいろいろ知ってるんだ? 斉木楠雄のことまで。」
「…その怪人というのはやめてもらえないかね。私はコヴォルトという名前があるんですよ。そして我々を呼ぶ時は怪人ではなく『サイコヴィラン』という名前で統一してもらいたいですね。まあ、名乗ってませんでしたけど。」
「サイコヴィラン? 」
「超能力を持った敵という意味でそう名付けられました。 我々の創造主、クリシス様により。」
「クリシス? そいつが黒幕か!」
「 ええ、あの方はサイコヴィラン達を創造し、それぞれに超能力を与え世にはなったのです。一つの目的を果たすため!」
「一つの目的?」
この後、コヴォルトが話したのはとんでもない真実だった。
この頃、斉木楠雄は人気のない廊下に瞬間移動していた。
(さて怪人は何処に…)
「あ、斉木さん!何してんですか?」
(鳥束か。あいつを確かめるにはあの馬鹿を呼ぶか。)
「あ、斉木さんあのサキュバスの事件一緒に探しに行きましょうよ!見つけたら俺がサキュバスを…××××して×××××させて××××××××[おい、その事件は解決済みだ。そして何言ってるか分からん。]
「えー!サキュバス解決したんすか!? 斉木さんばっかりー!!!」
[知らんがな。]
「もう、いいっすよ、じゃあそういうことで。」
と、鳥束は帰っていった。
[勝手に話しかけて勝手に帰っていったな。 けどまあ、あの幽霊は見えなかったようだな。 ]
斉木楠雄の前には1人の幽霊がいた。燃堂父だ。
「を? 鳥束の奴俺っちのこと見えなかったのか?」
さっきまでの会話で燃堂父は斉木楠雄に顔をめり込んだり、鳥束に被さり、どうやっても斉木楠雄が見えなくなるような行動をとっていた。 普通、幽霊の見える鳥束ならば気付き燃堂父の幽霊の事を見えている斉木楠雄の前ならば顔を動かして燃堂父から離れたりするが今回は微動だにしなかった。
(2人目を見つけたな。テレパシー使いだったらラッキーなんだが。)
そして斉木楠雄はまた瞬間移動した。
その瞬間、鳥束の背後で手刀を繰り出した。
(秘技、トン!!)
トン
「ゴハッ!」
ドサッ
鳥束は気絶して倒れた。
(しかし、この後どうするか。どうやったら怪人だと確認出来る? てっきり怪人だったらトンに耐えたり変身が解けたりすると思ったが。まあ、容疑者は少しでも減らしていこう。こいつはロッカーに隠すか。)
斉木楠雄は気絶した鳥束をロッカーに隠し教室に行った。
教室に着いた時、一時間目は終わっていた。
(そうか、鳥束が廊下を歩いたのは一時間目が終わった後の休み時間だったからか。てっきり鳥束がサボったと思っていたが。)
現在、教室にはほとんどの生徒がいたが4人いなかった。その4人とは海藤、窪谷須、灰呂そして燃堂。
(廊下には生徒は鳥束だけしかいなかったが4人はどこに行ったんだ? まさか殺られたのか?)
そう思うと、斉木楠雄は教室を出て トイレに行き、目を寄り目にして千里眼を発動させた。
(どれどれ、海藤は売店で昼飯を買いに行ってるな。 そして燃堂は…あいつ何してんだ?)
そこには灰呂と2人で荷物を抱え、廊下でうさぎ飛びをしていた。
「うおおーーー!!!!勝てる!勝てる!今日こそ燃堂君に勝てる!!」
「お?なんだ祭りか?」
ほぼ互角の勝負をしていたが特にうさぎ飛びで行く理由は無い。
(何やってんだあいつら? そういえばこの先に鳥束を入れたロッカーがあるな。気づかれないといいが…)
2人はロッカーに気づきもせず通り過ぎた。
その後、売店帰りの海藤がやって来た。 そして、前から窪谷須がやって来て2人で話しながら教室に戻って行った。
(やれやれみんな無事のようだな。 まだ誰も鳥束に殺られていなかったな。しかしこうなると本当に鳥束が怪人か怪しくなってきたな。僕の早とちりだったかもしれない。戻って鳥束を起こしに行こう。)
斉木楠雄はそう思うとトイレから出て鳥束を入れたロッカーに向かった。
(さて、鳥束のいるロッカーは…あれ、どういうことだ…中が見えない?)
そのロッカーは中が透けなかった。 斉木楠雄の能力、透視能力はオンオフが効かず目をそらすか瞬きをするしかなかったがこのロッカーは透視ができなかった。否、このロッカーだけではない。
(…! よく見ると周りのものも透視ができない!前は人だけ透視が出来なかったのに! 難易度が上がった? 一体なぜ!? )
斉木楠雄は取り敢えずロッカーを開けたそしてこの新たに現象が追加された理由を理解した。
(…そういうことか。 )
そこには落書きされた鳥束そっくりの石像があった。落書きはこう書かれていた。
『間違えたら1人犠牲。そして難易度アップされる』
(第1の犠牲者が出た。)
斉木楠雄は唖然と自分のミスにより犠牲となった鳥束の石像を見て膝をついた。
[この僕が…]
[嵌められた…?]
その頃、体育館では…
「我々の目的はクリシス様の創造者、斉木楠雄の抹殺だ。」
皆さん、更新遅れて申し訳ありません。
斉木楠雄のミスにより鳥束零太死亡…では無く石化です。まあ、一緒ですけど。
それよりも驚きの事実!!!
そして
犯人は誰だ?
容疑者は ロッカーの近くにいた海藤瞬・窪谷須亜蓮・灰呂杵志・燃堂力 です。感想で犯人を予想してみてください!