[教えてくれ。お前は普通の人間か?それとも普通ならざる化物か?]
[怖いか? 斉木楠雄。今の貴様はゲルマニウムをつけた臆病者だ。]
(お前、名前は?)
[テレパスだ。貴様は?]
(僕の名前は斉木楠雄 超能力者だ。)
「ディケイドよ。言ったとおりであろう? 斉木楠雄は3人のサイコヴィランを倒し、我らの前に瞬間移動でこの場に来た時に我に敗北した哀れな姿をした貴様を見て驚きを露わにすると。」
元体育館の荒地で瞬間移動した斉木楠雄が見た光景は最初、瞬間移動して離れた時とは変わり門矢士は倒れ敵であるコヴォルトは平然と立っている。これだけなら門矢士が敗北したということになるがそこにもう1人、ディケイドを倒したと豪語する謎の男がいたとなると全く現在の状況が分からなくなる。
(これは…ディケイドとあのコヴォルト?が戦ってた時もう1人のアイツが乱入してディケイドが2人に殺られたということか?)
斉木楠雄が不思議そうにしているとリータイトは斉木楠雄に話しかけた。
「斉木楠雄よ。貴様が何を勘違いしておるかは知らんがこの我だけでディケイドをひれ伏せたのだ。」
(アイツだけで? 取り敢えずディケイドを復元能力で怪我を戻すか…)
「無駄だ。復元能力では直せない。」
復元能力を使おうと思った斉木楠雄は門矢士に近づこうとするとリータイトは予言したかのように話しかけた。
(な!?)
「その男が受けたのは肉体的苦痛ではない。我の能力により倒れたのだ。」
斉木楠雄は復元能力では直せないと言われたが構わず門矢士に近づき復元能力を使った。だが起き上がることは無かった。
(意識はあるだがどうしたんだ?)
「斉木楠雄か…奴には気をつけろ! 奴の能力に呑まれるな!」
[呑まれるな?]
門矢士の忠告を聞いた斉木楠雄は立ち上がりリータイトの前に出た。
「アドバイスは聞けたか?斉木楠雄よ。 くれぐれも…呑まれるなよ。」
[もっと分かりやすく説明しろ。]
「情報とははぐらかすものだ。ネガットバット。」
「超能力怪人の王であり時の支配者のリータイトには勝てんぞ。」
リータイトの呼ばかけにコウモリ型のロボが飛んできて掴まれ首元に噛みつかせた。
「ガブッと!」
「変身…」
噛みつかれリータイトの顔に紋章が浮かび上がりベルトが瞬時に形成されネガットバットが装着された。禍々しい漆黒の装甲に威厳に満ちた立ち姿黒いマントをなびかせ、鋭い眼光を放つ…仮面ライダーネガーク。リータイトがネガットバットにより変身した姿。
「まず、最初に我にサイコキネシスを繰り出す。」
(!?)
斉木楠雄が手をかざそうとした時リータイトは予知したかのように呟いた。
「次に瞬間移動で背後に移動し蹴りをいれる。」
(コイツ…予知能力者か?)
斉木楠雄は何度も行動がバレて手を出せない。
(こうなったら石化で…)
一か八かで石化能力を封じているメガネを取ろうとするとリータイトが一瞬で斉木楠雄の顔面に手で鷲掴みにした。
「させると思うか?」
[!? サイコキネシス!!!!]
咄嗟にサイコキネシスを放ちリータイトを吹っ飛ばすがすぐまた背後に一瞬で移動し、殴りかかった。その拳を斉木楠雄は躱しリータイトの腕を掴み背負い投げしたが地面に叩きつかれる直前にリータイトは消えた。そ
して斉木楠雄の目の前に立っていた。
[今のは完全に瞬間移動だな。]
斉木楠雄は目の前のリータイトに蹴りを入れようとしたが同じようにリータイトも蹴りかかり2人の蹴りはぶつかり合った。
蹴りの反動で両者少し後ろに下がった。
(こうなったらサイコキネシスを放ちアイツが瞬間移動で躱した所に蹴りを入れるか…)
「まず、最初に我にサイコキネシスを繰り出す。」
(!?)
斉木楠雄が手をかざそうとした時リータイトは予知したかのように呟いた。
「次に瞬間移動で背後に移動し蹴りをいれる。」
(コイツ…やはり予知能力者か?)
斉木楠雄は何度も行動がバレて手を出せない。
(くそ、どうしたらいいんだ? 行動が読まれて動けないぞ!…)
行動が読まれどうすればいいかと悩んでいた時リータイトが一瞬で斉木楠雄の顔面に手で鷲掴みにした。
「させると思うか?」
[まだ何もしようとしてないぞ!? サイコキネシス!!!!]
咄嗟にサイコキネシスを放ちリータイトを吹っ飛ばすがすぐまた背後に一瞬で移動し、殴りかかった。その拳を斉木楠雄は躱しリータイトの腕を掴み背負い投げしたが地面に叩きつかれる直前にリータイトは消えた。そ
して斉木楠雄の目の前に立っていた。
[また瞬間移動か、コイツ連続でできるだな。]
斉木楠雄は目の前のリータイトに蹴りを入れようとしたが同じようにリータイトも蹴りかかり2人の蹴りはぶつかり合った。
蹴りの反動で両者少し後ろに下がった。
(ん?これさっきも同じことが…)
何故か同じことが繰り返されるこの戦いに疑問に思った時
「まず、最初に我にサイコキネシスを繰り出す。」
(!? これは…時間がループしている?)
「次に瞬間移動で背後に移動し蹴りをいれる。」
(やはりだ! コイツ同じことしか言わない…そうか奴の能力はタイムリープだ!)
タイムリープ…起きた出来事から起きる前の時間に戻り未来を変える能力。ただし能力を使いこなさないと同じ時間に何回も戻り精神を崩壊させる厄介な能力
(前に過去にタイムスリップしてからしゃっくりのようになり続けた能力だ。たしか無心になったら抜け出せたな!ならば無心になりループから抜け出せれば…)
斉木楠雄が無心になろうとした時リータイトが一瞬で斉木楠雄の顔面に手で鷲掴みにした。
「させると思うか?」
[いい加減にしろ!!!!]
斉木楠雄はサイコキネシスを放ちリータイトを吹き飛ばした
この戦いを6589回した…
本来の時間では一秒に満たないが斉木楠雄にとってはあまりにも長すぎた時間同じ戦いを繰り返した。
(そうか…ディケイドも…この能力で…)
斉木楠雄はとうとう膝を着いた。
(斉木楠雄もディケイドも弱っているな…)
「斉木楠雄…そして仮面ライダーディケイドよ。10秒にも満たない戦いの敗北により己の無力さを知れ!並行指輪(パラレルリング)!」
リータイトのはめている指輪が光だし門矢士と斉木楠雄を包んだ。
「斉木楠雄とディケイドを別世界へ飛ばせ!」
斉木楠雄と門矢士は光によりどこかへ飛ばされた。
「これで斉木楠雄とディケイドはこの世界からいなくなったな。」
ネガットバットはそう言うとベルトから離れリータイトの変身を解除した。
「これもあなたの計画ですか?タイポー、リータイトよ。」
「いや…これはクリシス様の計画だ。あとタイポートと言いかけたな? ループさせるぞ。」
「怖い怖いwwwそんなことより報告しに行くんでしょ?」
「……はぐらかしたな、それより1人ここに近づいてきておるぞ。」
「ここに?」
リータイトとコヴォルトの前にゆっくりと近づいてきた男は紫の髪をした首に数珠をかけた男、鳥束零太が現れた。
「鳥束零太…?いや、違う。 貴様は何者だ?」
だが鳥束零太なのは見た目だけであり何故か顔は無表情で何処か危ないオーラを放っていた。
「私はアポロガイストだ。」
「「何!?」」
「アポロチェンジ」
鳥束零太は赤い仮面をし、白いマントを羽織ったアポロガイストに変身した。
「お前達の頭目、クリシスに話がある。」
斉木楠雄がいない間何があったのか!鳥束零太の姿をしたアポロガイストと名乗るこの男は何者なのか?黒幕クリシスの計画とは…飛ばされた斉木楠雄と3人のライダーは帰れるのか次回、平行世界編突入!!
《次回、仮面ライダーディケイドは》
(この世界は…)
「この世界は斉木楠雄が死んだ世界…」
「楠雄! あぁ我が弟よ!」
「第三次世界大戦の引き金になったお宝…タイムマシンを僕にくれないか?」
「初めまして、僕の名前は斉木クリシス…超能力者だ。」
《全てを破壊し、全てを繋げ!》