「斉木楠雄…僕達と一緒に世界を滅ぼさないか?」
[断る。]
「お前には勝ち目はない。なにせ別世界のお前は僕に負けた…サイコヴィランにもお前の能力を一つだけなら超える奴らが沢山いる。一緒に人類滅ぼそう」
[人類を滅ぼす気もないしディケイドも倒すつもりもないもちろん…お前の仲間になるつもりもない…]
[僕の世界は…滅ぼさせない!二度とこの世界のような結末を迎えさせない! 斉木クリシス!!お前を必ず倒す!!]
「[お前の好きにはさせない!]」
交渉が決裂し斉木楠雄と斉木クリシスは目の前の敵に向かい手をかざした。
[〔サイコキネシス〕]
両者の攻撃はぶつかるが一瞬で斉木楠雄の攻撃がかき消され斉木楠雄はドームから吹き飛ばされ遥か彼方へ飛ばされた。
〔 無様だな…〕
クリシスは瞬間移動して斉木楠雄の方に移動した。
一方、吹っ飛ばされた斉木楠雄は建物に直撃したその後瓦礫をどかしながら立ち上がった。
(今、何をされた? この僕が一瞬で負けた? )
〔あぁ、一瞬でな! お前のサイコキネシスは僕以下だ。〕
[!?]
突如斉木楠雄にテレパシーで送られ、上空を見るとクリシスが浮遊していた。
〔僕はクリシス…サイコキネシスとクリエイションの使い手 かつてはお前を倒した男だ〕
[流石はサイコヴィランのリーダーと言ったところか! だがな!]
斉木楠雄は瞬間移動し、クリシスの上空に移動した。
[サイコボール!!]
以前、燃堂父の幽霊に向けて放ち島一つを吹き飛ばした一撃をクリシス目がけて放った。
だが…
〔無駄〕
クリシスはサイコボールを指さした。するとサイコボールは弾けて霧散した。
[な!?]
〔制御装置を外さないと勝てんぞ。最も外させないがな!〕
[く、パイロキネシス!]
クリシスの体が燃え上がり火だるまになるがクリシスはサイコキネシスで炎を払った。
〔サイコキネシス〕
[グッ!?]
突如斉木楠雄は念力で押さえつけられ地面に叩きつけられた、その時地面は凹みかなり奥までめり込んでいった。
(グッ…ア、お…もい…!)
身動きできない斉木楠雄に追い打ちをかけるようにクリシスは手を挙げ空に念を飛ばした。
〔メテオキネシス〕
すると上空が赤くなっていき やがて火達磨になっている隕石が無数に斉木楠雄目がけて落ちてきた。
〔手加減無しの集中砲火だ。これで都市は一瞬で粉々だ〕
[あんまり…僕を舐めるな!!]
地中深くまで沈みこんだ状態からなんとか制御装置を外しかかっていた念力を払い除けクリシス目がけて魂心の一撃を放った
[サイコブラスト!!!]
縦一直線にエネルギー波が放たれクリシス襲いかかる。
〔サイコウォール〕
クリシスは念力を凝縮して体全体を覆う球体を作り出した。
クリシスはウォールによりダメージは無いが上空から落ちてきた隕石は全て破壊された
(やるじゃないか)
と関心していたクリシス前に斉木楠雄が現れメガネを外した。
[石化!]
本来ならこれで見た生物を瞬時に石化されることができる能力…だがクリシスは石化することなくそこに立っていた。
(なんで…?)
チッチッチッ 舌打ちしながら指を振った
[このっ!!!]
激怒して斉木楠雄は拳を振るいクリシスのサイコウォールを破壊して衝撃波でぶっ飛ばした
〔前から思っていたんだが…僕(斉木楠雄)は超能力より素の力の方が強いんじゃないか?制御装置をつけても前方を殴れば消し飛ばせるとかさ!〕
吹き飛ばされながらもクリシスはテレパシーで話し続けた。
[大した余裕だ]
今度は斉木楠雄が瞬間移動し、クリシスの前に移動しかかと落としを繰り出して地面に叩きつけた。
〔あぁー、痛いなー。 久しぶりの痛みだ。 やっぱ僕に痛みを与えられるのはお前だけだなwww あ、コヴォルトの移ったかな?〕
(コイツ…全然効いてない… ならば!)
斉木楠雄は両手を広げ右手に発火能力を発動し、左手に発電能力を発動し、それらに念力を纏った。
[破壊の三大元素(デストロイスリーエレメント)]
前に放ったサイコボールとは比べ物にならないくらいの大きさの球体になりクリシスに降り掛かった。
(……やはり こうなるか…斉木楠雄。君はまた同じように殺されるのか…)
最大の一撃が目前に迫る中クリシスはかつての戦いを思い出しふと心の中で呟いた。それは誰にも分からない彼だけの心の叫びだった。それは拒絶され反逆し倒してしまったあの時のような結末になるのかという後悔を繰り返すことを予感したクリシスの心
「アイスキネシス、サイコキネシス、マインドコントロール。」
クリシスがそう呟くと同時に辺りが凍りつき地面が凍結していった。そしてクリシスは起き上がり 指を鳴らした。
「凍結空間(フリーズワールド)」
指鳴らした瞬間地面どころか空間そのものが凍結した。そして斉木楠雄が放った破壊の三大元素は瞬時に蒸発しさらにこの世界のありとあらゆる全ての機能が停止した。
ディエンドも召喚されたライダーも百目ディエンドも固まった。
「解凍(サイン)」
空間の凍結が解除され再び全ての機能が動き出す。ただしさっき消滅した攻撃は復活しない…この能力は一時的に空間を凍結しその時に繰り出された全ての能力を無効化する能力 それが『凍結空間 (フリーズワールド)』
解凍され斉木楠雄は放ったはずの技が消えていることに気づいた。
[あれ? あんな中二全開の名前つけた技が 何処行った?]
〔斉木楠雄! この技で お前は死ぬ。〕
そう斉木楠雄にテレパシーで送りクリシスは右手に念力を凝縮して一つの光の槍を創造した。
「超越の槍!!!」
超越の槍を斉木楠雄めがけて飛ばした。その槍はかなりの速さで瞬間移動する暇さえ与えない程だった。
(不味い!)
そう思い斉木楠雄は必要最小限の動きで体を逸らし紙一重で躱した。
だが
〔終わりだ! 斉木楠雄〕
テレパシーが送られ躱した槍に人影が現れた。 その人影は斉木クリシスが瞬間移動して光の槍を持ち直しやりの矛先を方向転換しほぼ90度の向きに回転させ矛先を斉木楠雄に向け零距離でぶつけてきた。
(瞬間い…)
瞬間移動をしようとするがその体は既にクリシスの念力により発動できなかった。
(間に合えー!!!)
槍の矛先に右手を念力に抗い無理やり動かした。
(痛いっ)
なんとか槍の矛先を掴んだが右手の掌に激痛が走りサイコメモリーを封印する手袋が消し飛ぶ。
メキメキ言いながらその槍は掴まれたまま斉木楠雄の腹に今にも刺す勢いだった。
[グッ……うぉぉぉぉぉァァァ!!!]
「消し飛べ、楠雄!!!」
ゴキッ という鈍い音が聞こえ斉木楠雄は槍に押し負け槍に刺されたまま廃ビルが立ち並ぶ都市にぶつけられ瓦礫に埋もれた。
[ハァッ…ハァッ…くっ]
〔フフフ…見えているか? 感じてるか? お前にとって初めての痛みと初めての血を…〕
[痛い 痛い 痛い 痛い ………あぁぁぁぁ!!!!!]
そこには右手がもう使えないくらいボロボロになり血を吹き出している斉木楠雄の姿があった。
〔これで…長い戦いは…終わる!〕
斉木楠雄の悲惨な姿にクリシスはニヤリと不敵な笑を浮かべるのだった。
斉木楠雄負傷!? 前代未聞の展開!
クリシスは超チートな野郎だった!!
凍結空間(フリーズワールド)はアイスキネシスをサイコキネシスで威力を上げマインドコントロールにより全世界に『世界は凍結する』というように改変するというチート能力です。これにより全ての能力は強制停止されます。
ただしこれは自身もその常識に囚われるので動く為に解凍(サイン)しないといけないわけです。
エスデスのようにはいけませんwww
え? クリシスなのに何故サイコキネシスとクリエイション以外が優れてるかって?
それはまた少しずつ明かしていきます。