《これまでの仮面ライダーディケイド》
〔斉木楠雄! この技で お前は死ぬ。〕
「超越の槍!!!」
〔終わりだ! 斉木楠雄!!〕
〔フフフ…見えているか? 感じてるか? お前にとって初めての痛みと初めての血を…〕
[痛い 痛い 痛い 痛い ………あぁぁぁぁ!!!!!]
〔これで…長い戦いは…終わる!〕
現在、斉木楠雄はクリシスの攻撃により右腕を負傷した。
〔痛みを感じた時くらいテレパシーじゃなくて直接いえばいいのに〕
余裕の笑みを零しながら上空から斉木楠雄を見下しているクリシスだが斉木楠雄はしばらくテレパシーで唸ってその後平然とした。
[いや、痛みくらい痛覚を遮断すればいいだけだし、そもそも片腕使えないだけでそこまでショックじゃない]
〔ほーう、〕
[ショックだったのは石化能力が通じなかったことだけだ。なんでなんだよ。]
〔あれは、いまお前がやったみたいに視覚を遮断しただけさ。 なに、テレパシーで場所と行動が分かるんだ。 あと千里眼でここら一体を一番見やすいから見てるから死角はないんだよ。〕
だったらメガネはあっても無くても意味が無いなと思い斉木楠雄はメガネをポケットに閉まった。
(なるほど、つまり千里眼とアイスキネシス、テレパシー、サイコキネシス、マインドコントロールそしてクリエイションを使えるのか……厄介だな。しかしクリシスならなんでクリエイションとサイコキネシス以外があるんだ?)
斉木楠雄が悩んでいるとクリシスはテレパシーで読み取ったのかまた丁寧に解説し出した。
「僕はサイコヴィランとは違うんだよ。製作者だし、で、他に聞きたいことは?」
[最後になんでお前はそんなに解説してくれるのか?だな。]
〔バレてもいいからだよ!〕
クリシスはそう言うと両手を左右に広げ、その背後に無数の光が広がった。
〔さっきの槍の量産型だ。 その腕で避けられるかな? 最も……今はまだ治せないだろうがな。〕
[コイツ…読んでやがる!]
斉木楠雄は復元能力はあるが訳あって今は使えない状況になっている。
「じゃあいくよ…」
クリシスの合図を聞いて斉木楠雄は構えた。
「1…2の…3!」
3と言ったと同時に斉木楠雄に向けて無数の光の槍が襲いかかった。
一方、ディエンドと百目ディエンドは戦いの途中、はるか別の場所でクリシスのフリーズワールドが発動し世界全体が凍結し、解凍されたせいで変身が解けた。
「なんだ?今のは!」
「クリシス様だ…フリーズ…ワールド…使われた!」
「クリシスがまた何かしたのか…呼び出したライダーも消えてしまった。 また変身するか!」
海東大樹と百目はディエンドライバーにカードを差し込んだ。
「「変身!!!」」
両者とも仮面ライダーディエンドに変身し、銃撃を開始した。
「は!」
「グリャーッ!」
両者の攻撃は拮抗し決定打には至らずライダーカードをディエンドライバーに差し込んだ。そして百目ディエンドも怪人カードを差し込んだ。
《KAIJIN RIDE DRAGON OLFENOKU》
百目ディエンドはドラゴンオルフェノクを召喚した。
「ドラゴンにはドラゴンだ!」
《KAMEN RIDE RYUKI》
ディエンドは仮面ライダー龍騎を召喚した。
「お前…倒す…それ…俺の…使命…」
「どうかな? はっ!」
「…ぐぅらゃー!」
ディエンドと百目ディエンド、龍騎とドラゴンオルフェノクそれぞれの戦いが始まった。
龍騎は剣で攻撃するがドラゴンオルフェノクの装甲で大して効かず、逆にごつい鉤爪で反撃され鉤爪を振り上げられ龍騎は吹っ飛ばされる。一方、ディエンドは高速で百目ディエンドを翻弄し、銃撃を浴びせる。
「痛みは一瞬だ。」
《FINAL FORM RIDE RYURYURYU RYUKI》
龍騎はディエンドに打たれリュウキドラグレッダーにファイナル フォーム ライドされた。
「グォー!!」
ドラゴンオルフェノクに飛んでいき火炎を吐いてダメージを与え、尾を回転させ鋭く尖った先端の剣で遠心力を持った攻撃はドラゴンオルフェノクにダメージを与えた。
「グゥー、 アァア!!」
ドラゴンオルフェノクは強硬な装甲をした龍人態からスマートな魔人態になり高速移動した。それを追うリュウキドラグレッダー。
「これで止めだ。」
《FINAL ATTACK RIDE RYURYURYURYUKI》
ディエンドにリュウキドラグレッダーが飛んできてディエンドがジャンプする。
「あれは…不味そう…」
ジャンプし、空を舞うディエンド、リュウキドラグレッダーはディエンドの背後に回り込み火炎を放ち百目ディエンドに向けてドラゴンライダーキックを繰り出した。
「ハァー!!」
百目ディエンドの前にドラゴンオルフェノク魔人態が入り身代わりになり爆散する。
「グワーッ」
「おの…れ…!!」
「次は君だよ!」
《FINAL ATTACK RIDE DIDIDIDIEND》
「ハッ!」
ディエンドライバーから無数のライダーカードが輪を描き百目ディエンドに向けて放たれる
「グワァァァァ!!!」
必殺技を喰らい百目ディエンドは爆散した。
戦いが終わりディエンドは変身を解除した。
「こっちは終わったよ…斉木楠雄。 僕は君の兄からお宝を貰うとしよう。」
そう言うと海東大樹は斉木空助の研究所へ歩いていった。
爆散した破片が少しずつ集まっていることも知らずに…
視覚、痛覚の遮断は原作で燃堂の歌を聞こえないようにと斉木楠雄が聴覚を遮断したので他の5感も遮断出来ると思い載せました。
ドラゴンオルフェノクと龍騎は書いてみたかったから書きました。
次回、斉木楠雄vsクリシス クライマックス!?
最後に笑うのは誰だ?
『俺は最初からクライマックスだぜ!』
…誰?