新たなる旅 超能力者 斉木楠雄の世界   作:殺六縁起

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《前回までのあらすじ》
「人間の味方のサイコヴィラン…か。」


第46χ クラス騒然 恐怖の転校生降臨

PK学園の中で斉木楠雄と門矢士が異世界に飛ばされる間、本物に成りすましていたワームと、以前コヴォルトが起こした事件で本物と成り代わるために本物に憑依したイマジン達を倒した斉木楠雄と門矢士こと仮面ライダーディケイド。

だが、学園の危機は終わらない、それどころか酷くなっていく…なぜなら()()転校してくるからだ

 

「さぁて…20年ぶりの学校だ」

 

PK学園の緑の学生服に身を包み青い髪を靡かせて通学路を平然と歩くその男。数々の怪人を従え又は切り捨てて目的の為に暗躍する

斉木楠雄の影の存在…時と次元を超え彼は再び登校する

 

 

 

 

「今日、転校生が来るんだって!」

 

「え? いつもと時期違くない?」

 

普段は9月の初めにあるマンネリ化を解消するためのイベント…だったが転校生が毎度来るためそれ自体がマンネリ化してきてしまった

そのイベントが今回5月中旬に起こった

 

[やれやれ…この時期に転校生か。いかにもアイツの差し金がやって来るだろうな。むしろやって来なければ『ソイツは何のために来たのか?』になってしまうからな]

 

 

この時期とは 言わずともサイコヴィランが活発に動き出したこの時期という事だ

 

教室がざわめく中、黒板の横のドアが開き門矢士先生が入ってきた

 

「みんな、席について!転校生を紹介するぞ!さあ入って!」

(出来れば入ってこないで帰ってくれ!)

 

先生は言葉とは裏腹に愚痴を心に呟いてしまった

 

 

空きっぱなしのドアからその生徒は入ってきた

 

(嘘だろ…!?)

 

斉木楠雄はその転校生を見て驚愕してしまい固まってしまった

 

「初めまして、僕の名前は斉木繰染須(クリシス)です。よろしく」

 

クリシスは黒板に『斉木繰染須』と書き始めた

 

「え?斉木って…斉木君と同じじゃあないか!」

 

ハイテンションで突っ込む灰呂杵志に夢原も同意した

 

「ホントだ!顔も似てるしもしかして双子だったりして!!」

 

実際は双子どころか同一人物なのだが

 

「へぇ…この学校には斉木って苗字の人がいるんだ…」

 

ー分かってるくせにーと心の中で突っ込む斉木楠雄と門矢士だったが教室がざわめく中、繰染須は突如、創造能力で手の平に水晶を創造しクラス全員に笑顔で話した

 

「因みに僕は怪人達のリーダーでこの世界を滅ぼすつもりでーす。 みんな、仲良く死んでくれ!」

 

自己紹介でいきなり変なことを言われざわつきが一瞬で静まり返った

 

「え?」

 

[ディケイド!! 口を塞げ!!!]

 

斉木楠雄がテレパシーで門矢士に伝えた直後クラス全員が苦しみだし口から魂のような半透明のモヤモヤしたものが出ていき繰染須の造った水晶に吸い込まれていった

 

魂を抜かれクラス全員が倒れ込んでしまった

 

門矢士だけ手で口を塞いでたため助かり斉木楠雄は瞬間移動して難を逃れていた

 

「さぁて…3分待つか」

 

そう言うと何処からかカップラーメンとポットを取り出し(創造して)お湯を注ぎ瞬間移動で帰ってくるのを待っていた

 

「テメェ!!」

 

怒りをあらわにして斉木クリシスに殴り掛かるが吹っ飛ばされてしまい机に叩きつかれてしまった

 

「グハッ!!」

 

「黙って待ってろ」

 

繰染須がそう言うとドアが勢いよく開き斉木楠雄がやって来た

斉木楠雄は瞬間移動で学校の屋上に逃げていたためすぐ戻ってこれた

 

「3分もかからなかったな…まだカップラーメン出来てないんだけど」

 

[何挨拶替わりにクラス全員全滅させてんだ!]

 

斉木楠雄に怒鳴られ やれやれ と言い繰染須はテレパシーで斉木楠雄に話した

 

〔全く…生徒が数十人死んだくらいでうるさいな…〕

 

そう言うと斉木繰染須はパチンと指を鳴らした

 

 

 

 

すると水晶から魂のようなものが元の場所、生徒の所へ帰っていった倒れた生徒は起き上がりその魂のようなものは口に吸い込まれるように入っていった

時間が戻り斉木繰染須と斉木楠雄の双子説で盛り上がっていた時に戻る

 

 

 

「ということも出来るので皆さん仲良くしてください!」

 

突然『ということも出来るので』と言われ困惑してしまう生徒達

 

「出来るって何が?」

「さあさあ 自己紹介はその位にして授業を始めるぞ!」

 

生徒の1人が質問した瞬間門矢士が転校生紹介を切り上げた

 

ついさっき2年彡組は斉木楠雄と門矢士以外皆殺しにされた

 

休み時間斉木クリシス、は斉木楠雄によりトイレの個室に呼び出された

 

ドンッ

 

斉木楠雄はクリシスに壁ドンした

 

[お前何しに来た!]

 

「今どき壁ドンは時代遅れだろ?壁ドンじゃなく」

 

そう言うとクリシスは斉木楠雄をサイコキネシスで向かい側の壁に叩きつけ手を優しく斉木楠雄の顔の横に手を置いた

 

メキッ

 

クリシスはその手に力を入れ壁に亀裂を走らせた

 

「《壁メキッ》ってアレンジするのもいいだろう?」

 

[この学校で何を企んでいる]

 

「さあな 教える義理はない…だが脅しはしたぜ? なあ…()()()()()?」

 

そう言われ斉木クリシスからリータイトが分裂して出てきた

 

「では我は帰るぞ」

 

「あぁ、ご苦労」

 

リータイトは一瞬斉木楠雄を睨むと瞬間移動して消えた

 

「そろそろ出よっか 男子2人がトイレの個室に長くいるのは不自然だろ?」

 

そう言われた斉木楠雄はその言葉に従いトイレから出た

 

(さっきのはタイムリープか…まさかリータイトを吸収して脅しに来るとはな)

 

 

 

その後彼らは2人で廊下を歩き学校内の紹介をしてる振りをしていた

 

「学生ごっこ 楽しいな」

 

[実年齢いくつだと思ってるんだよ]

 

「あぁ、そうそう…この前僕らがお前らを異世界に飛ばした時コヴォルトが死んだんだ」

 

[そうか…それはめでたいな]

 

「そうめでたいんだよ だからその記念に…ライダーバトルロワイヤルを行おうと思ったんだ」

 

(ライダーバトルロワイヤル?)

 

「そう、だから今日はその参加者を紹介しようと思ってな カモン!」

 

そう言われ2人の男女がやって来た

 

1人は髪が金髪にボサボサになっていて下駄を履いている男。 鳥束零太

 

もう1人は黒髪で褐色の肌をしていない、胸の谷間を見せないように中に着込んだ服装をしている。相卜命

 

2人とも以前とは比べようもないくらい変貌していた

 

[お前らは…]

 

鳥束零太はベルトを巻きライダーパスを通した

「変身!」

《SKULL FORM》

 

「変身♡」

相卜命がそういった直後彼女の後ろに灰色のオーロラの様なものが出現した そこには装着室のような設備が見えた

相卜命はそのオーロラに包まれ スーツが装着された

 

〔紹介しよう…鳥束零太基、ゴーストイマジンが憑依したゴーストライダー。 仮面ライダー幽汽に、相卜命基、サイコヴィランの未来予知能力者、ミヨと融合した予知ライダー。仮面ライダーG4だ〕

 

銀色のマフラーをはおい額に髑髏がついているロングコートのようにヒラヒラしている格好をしたライダーに

全身パワードスーツを着込んだライダー。

 

〔更にコヴォルトが死んだことで僕にライダーの力が戻った〕

 

[ライダーの力?]

 

クリシスは左の手首にアクティオンゼクターを出現させた

 

〔変身〕

 

《HENSHIN CHANGE HYPER BEETLE》

 

斉木クリシスは仮面ライダーアクティオン ハイパーフォームに変身した

 

「さあライダーバトルロワイヤルの始まりだ」

 

 




斉木楠雄と門矢士達が異世界に飛ばされた時、取り憑かれた鳥束零太とサイコヴィランに融合された相卜命は

学校では

「最近、あの鳥束零太ってゆう女にしか興味なかった変態男がなんか柄悪くなったんだって?」
「柄悪くなってどんなのが?」
「髪を金髪にしてボサボサだったり女にも乱暴な態度をとったりと変態から只の迷惑な不良になったんだよ」
「そう言えば、相卜命って言うギャルも変わってたんだよな…なんかギャルを卒業したみたいに髪を黒に戻したり、服も肌を見せないくらい着込んだりと…何だか2人とも人が変わったように…」
「イマジンにでも憑依されたんじゃね?」
「相卜さんは…ワームに擬態されたとか?」
「ハハハッまさか…」


学校で色んな噂が立つが私生活では

鳥束「ちょと何すんだよ! 俺から離れろよ!」
ゴースト「へっ、うるせーよ! お前はもうこの体を動かせねーんだよ!黙って寝てろ」
鳥束「じゃあ今何したんだよ!」
ゴースト「何って…お前のものって薄い本しかネーから、全部捨てようと思ってな」
鳥束「ギャーやめてー!! 俺のお宝コレクション!!」
ゴースト「バトル漫画とかねーのかよ? こんなのライターで燃やしてやるよ」ボッ メラメラ…
鳥束零「ああああ…俺のが…」




相卜の家では
相卜「ちょとなにしてんの! ウチノ水晶のデコレーション片っ端から剥がして!」
ミヨ「何って見にくいから剥がしただけよ。だって能力の無駄遣いじゃない? もっと水晶有効活用しなきゃ 後この体の色何? 褐色で髪も金髪で品性の欠けらも無い…戻すの一日じゃ無理そうね…そうだ!後でクリシス様に頼んじゃお! 」
相卜「やめて! 私の体は楠雄しか…」
ミヨ「クリシス様は元々斉木楠雄なんだから問題ないでしょ」
相卜「そう問題じゃあ…」
ミヨ「こんなガラクタは燃えるゴミに入れて…女子にこんなチャラチャラしたの要らないから後服も変えないと…もっと肌が露出しないの無いの?」



鳥束零太と相卜命は自分の必需品を自分の手で無理やり捨てられてしまった
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